人生は感謝と反省の繰り返しそして逆張りを大切に。

ー杉浦佳浩

人生は感謝と反省の繰り返しそして逆張りを大切に。


2021年 01月 18日

【今週の自戒】
〜人生は感謝と反省の繰り返しそして逆張りを大切に。〜

先日、その業界では、3大〇〇と呼ばれる
本部機能の場所に訪問してきました。
たくさんのお話をした帰り、
ところで御社の出社勤務体制は?
その回答は、100%出社です。と、
『うちは逆張りですからね。』
同じ業界ではないですが、投資銀行、
強烈な外資系は皆ほぼ出社。
こういう時だからこそ、クライアントに
寄り添う、チームワークを構築することを
大切に。
その姿勢、考え方に共感しました。
自社の強みをキチンと理解しているからこそ
その動きになる。
リーマンショック時の反省を話されていたこと
仕事に集中できる環境と、クライアントに恵まれている
その日々への感謝を述べていらっしゃいました。

またある会社の部下育成に悩む方
能力があると思って採用したものの
・自立感が全くない
・他責でいつも周りに責任転嫁する
・口先は上手だが手が動かない
・なんでも知ったかぶりをする
・挙句には仕事をやったふりをする
・クライアントに迷惑をかける
いい歳した年齢でこんな調子。
この状況下でも会社は、なんとかしろ
更生させろと言うそうです。

私からは、部下と会社、感謝も反省も両方ないですね。
と申し上げました。

今の趨勢、基準らしきものが
どの年齢層によって判断されているか
そこかなと思います。
70代基準で物事を決めていれば
それは未来のない話。
若い世代基準で物事を考えられる世の中に。
そうすれば今の考え方で正しいなんて
言ってられない。
誤解なんて100年どころか
100日で消え去るもの。
感謝と反省、そして希少生の領域へ
行動を伴って行こうと思います。
今週も
よろしくお願い申し上げます!

【誤解するなら、してみろ!】

岡本太郎氏の心に響く言葉より…

人はだれしも成功したいと思っているけれど、99パーセントの人間は成功できない。
それができないからガックリきて疲労困憊(こんぱい)する。
みんな人間の活動やエネルギーを算術みたいに考えているんだよ。
ある分量の蓄積があって、それを使ってしまえばだんだん減ってゼロになるっていうようにね。

そうじゃない。
挑(いど)むからエネルギーが湧き出るんだ。
疲れていようといまいと、それが生きるってことだ。
無条件に闘うことを前提として、自分をつらぬいていくことが大切なんだよ。
理解されないかもしれない。
でも、自分が理解されないのは相手が理解できないんだ、しようとしなかったからだ、と思えばいい。

人はさまざまな誤解のなかに生きている。
純粋に生きようとすればするほど、とんでもない誤解を受ける。
ほんとうの理解なんてあり得ないんじゃないかと思うくらいにね。

だれだって誤解されるのはイヤだ。
だがそれより、誤解されることを恐れて、自分が思ったことをストレートに表現しなくなることのほうがもっとよくない。
誤解されないように、と他人の目や思惑を気にして行動すると、やることがむなしくなってしまう。
それじゃほんとうに生きる、なまなましい、いのちの感動なんてひらくはずがない。

誤解するなら、してみろ!
誤解こそ運命の飾りだと思って、己をつらぬいて生きてみればいい。
無条件に己れをぶつけて挑んでいけば、限界なんてないんだよ。

《この瞬間瞬間に賭ける。将来なんて勝手にしろだ》

『自分の運命に楯を突け』青春出版社

『表現者を批判する場合の九割が、じつはただ「不快だ」と言いたいのである。そして、そのうちのさらに九割が、さまざまなかたちの(誤解を含めた)羨望や嫉妬に基づいている。』(哲学者・中島義道)

我々人間は、人に認めてもらいたくて仕方のない生き物だ。
だから、まわりの評価や評判が気になる。

しかし、一部の人は、人を批判し、こきおろすことで、自分の自己充実感を満たしている。
「おまえなんか嫌いだよ」「オレのが上だ」と思っている。
匿名性の高いSNSではそれが顕著だ。
しかし、いくら自分の本当の考えや思いを分かってもらおうと、千万遍(べん)説明したところで分かってはくれない。

コペルニクスの地動説が認められたのは、およそ100年たってからだという。
それまでは、いくら事実をつきつけても古い世代や老人たちはそれを認めようとしなかった。
なぜ、100年たって地動説が認められたのか。
それは「世代交代」だという。
そのことを、トーマス・クーンは「パラダイムシフト」と言った。

すべての人に分かってもらうことはできないし、すべての人から好かれることもできない。
「誤解するなら、してみろ!」

この瞬間瞬間を…
誤解を恐れず、生き抜いていきたい。

上記の【誤解するなら、してみろ!】については人の心に灯をともすより引用しています。