弥生三月、会うは別れの始まり、しかし別れてもまた会える喜びもある。【その場所】に立ち続けようと思う。

ー杉浦佳浩

弥生三月、会うは別れの始まり、しかし別れてもまた会える喜びもある。【その場所】に立ち続けようと思う。


2020年 03月 23日

【今週の自戒】

弥生三月別れの季節ですね。
会うは別れの始まり
しかし
別れてもまた会える喜びもある。

先日ある10数年ほどお付き合いの
金融系の方と久しぶりに談笑。

10年振りの厳しい経済環境、
お互い景気循環については
3回転目?4回転目?の年齢に。
振り返りながら
この先に向かう前向きなこと
ブルーオーシャンとなりうる
【スペース】はどこで何か?
そんな対話をしていました。

その方から、別れ際、少し唐突に
『杉浦さん、また忙しくなりますね』
と言ってくださったこと、
『なぜですか?』と聞かずに
エレベーターに乗りました。

その日を境に、
この時勢の次の扉を開けて行こうと
思い、行動力を持った方々に
出会う、出会う毎日となりました。
不思議なもんです。

10年ほど前に
この様なビジネスモデルに
出会っていたな、必要だったな
そんな事を思い起こしていると
当時お世話になった方からも
連絡があったり。。。

皆さん忙しい方々ばかり
私の顔が浮かんだと、
連絡を下さいました。
まさに選んでいただいたのだと
感謝しています。

今あることを
喜び楽しみ、
また今週も笑顔で
過ごしていきたいと思います。

その場所で咲いていこうと。
桜の木もその場所で一所懸命。
そうありたいと思い
桜を楽しめる季節に。
また会う日まで。。。

【私を選んでくれてありがとう】

小林正観さんの心に響く言葉より…

1千組以上の仲人をして、その夫婦が1組も別れていない、という方がいました。
ブライダルの雑誌が、その人の話を聞きたい、というので取材に行きました。
それで、この方に、「どうやって男と女を選んで会わせるのか」を聞いてみました。

そのコツがなかなか面白い。
実は、相手の女性に対して、「あーじゃ」「こーじゃ」と条件を挙げている男性、というのはピックアップしない。
相手の男性に対して、「あーじゃ」、「こーじゃ」と条件を言っている女性も選ばない。
「相手が男なら誰でもいい」と言った女性、「相手が女なら誰でもいい」と言った男性だけを合わせるそうです。

そうしたところ、1千組を超えた夫婦が、誰一人として離婚をしていないそうです。
そこのところに、結婚というものの偉大なる本質が隠れていると思います。
結婚相手が合うか合わないかではなくて、自分の問題。
わがままを言っている人は、誰と結婚をしてもうまくいかない。
相手に対して求めているものが、次から次へとある人は、それは結婚だけではなくて、人間関係も社会関係も全部一緒。

「あーじゃ」「こーじゃ」と言わないで、「私を選んでくれてありがとう」という心で生きていくことができたら、夫婦関係もものすごく楽になる。
子供に対しても、「私を親として選んでくれてありがとう」という気持ちや態度で接していったら問題が起こることはない。
今までに、なかなか男運がなくて女運がなくて、と言っている人は、運がないのではなく、条件を振り回していたからです。

「相手が男性であれば誰でもいいです。女性であれば誰でもいいです」という男女を合わせたら、一組も離婚がないという事実がある。
「私」の問題らしい。
相手をどうこうではなくて、「私」がその人間関係の中で「私を選んでくれてありがとう」と言える人間なら、問題が起きることは本当に少ないでしょう。

『心がなごむ秘密の話』宝来社

これは、結婚だけの問題ではなく、就職においても、PTAとか自治会等の役員を頼まれたときや、あるいは、困難や面倒なことに出会ったときにも同じことが言える。
会社に就職するとき、もし条件を振り回してそこを選んだとするなら、やがて文句や愚痴をいい、不平不満がたまり、辞めることになる可能性が高い。
何年かするうち、入ったときと条件が変わってしまったというような場合、「自分の思っていたことと違う」、「やりたいことがやれない、がっかりだ」、「やる気がなくなった」、ということになるからだ。

日頃から文句の多い人は、どこへ行っても文句が多い。
PTAであろうと自治会であろうと、ボランティアの会であろうと、自分の「我」を通し、「まわりが変わらない」、「まわりが遅れている、劣っている」、とまわりや他人を責める。
自分の「我」が強いことに気づかない。

また、これは困難なことに出会ったときも同じ。
文句の多い人は、政治のせいにしたり、世の中のせいにして、自分は何も変わろうとしない。

「人生は配られたカードで勝負するしかない」
つまり「置かれた場所で咲きなさい」、ということ。
配られたカードの中に楽しみを見出し、幸せを見つける。
そして、幸せな人は、今あることに感謝できる。

「私を選んでくれてありがとう」、と言える人でありたい。

上記の【私を選んでくれてありがとう】については人の心に灯をともすより引用しています。