【今週の自戒】 すごい人がホンモノか?ニセモノか?

ー杉浦佳浩

【今週の自戒】 すごい人がホンモノか?ニセモノか?


2026年 01月 05日

【今週の自戒】
すごい人がホンモノか?ニセモノか?

20年以上前?ある人生の先輩から、
『ホンモノとは何だ?!』
という問いを投げかけ続けてもらい
返答に困り続けています。

自分がホンモノではないから
この問いにまだ答えられない
そうとも言えると。

その理由に、
ホンモノはニセモノを見破る
ニセモノはホンモノを見破れない
確かにその通り。

いまだに出会った人に翻弄されることも
すごい人でホンモノ
すごい人でニセモノ
この違いで悩みます。

その精度を上げ続けることが
人生なのかとも思います。
建築家の安藤さんではないですが
いつまでも赤いリンゴにならず
青いリンゴとして成長を続ける
精度を上げ続けるために

善き人とのご縁を大切に
たくさんのホンモノと
出会えるように。

人を元気にする人に
今週もよろしくお願い申し上げます。

【本物の「すごい人」とは】
斎藤茂太氏の心に響く言葉より…

「人を元気にする人」というのは、聞き上手な人である。
相手の話をよく聞いているからこそ、相手の考えていること、悩んでいることに適切に助言できる。

一方で、すぐに反応して、「それはこうだ、ああだ」と助言する元気な人は、思い込みが強く、自己中心的な性格傾向の人だ。
あるうつ症状の女性が、「元気のある人のそばにいると、私も元気が出るようで……」 と、いつも、そんな人に近寄ってしまうらしい。
「先生にも紹介したい。素敵な人と知り合いになったの」と、うれしそうに、その人がどんなに「すごい人」かを話す。
しかし、しばらくつきあうと、元気のいい人はただ威勢のいい人だったり、やたら話が大きいだけだったり、ウソや見栄、自己主張の強さ……などが見えてきて、すべてが嫌になって彼女は「素敵ですごい人」から離れてしまう。
その繰り返しである。

すごい人ではなく、普通に淡々と生きている人を友達にして ほしいものだが、そんな人には興味がないようだ。
話がうまくカリスマ性のある人の話に酔って、「なんてすごい人なんだ。こういう人といたら元気になる」と思うのは危険である。
その「すごい人」が本物か偽物か確かめなければならない。

そのときの、キーワードは「聞く」ということだ。
その「すごい人」は、どれだけ人の言葉に耳を傾けているだろうか……と注視してほしい。

迷いが出る、むなしくなる……そんなとき、カリスマ性のある元気な言葉に助けられるときもあるだろう。
元気な人に頼りたくなる気持ちもわかるが、その「元気な人」は、自分をすごいといってくれる人が周りにいないと不安なのである。
そんな不安を払拭するために、ますます自分をすごく見せたがり、自分に意見する人を嫌い、人の言葉にあまり耳を貸さない。
そんなすごい人を、「元気にさせてくれる人」と勘違いしてはいけない。
本物は、人の意見に耳を傾け、地に足をつけてきちんと生きている、普通の人だ。

《本物の「すごい人」は、身近にいる普通の人》

『「あなたに会うと元気になる」といわれる人』新講社ワイド新書

声が大きくて、元気で、明るくてパワーのある人がいる。
タレントのようにいつもニコニコしていて、にぎやかに振る舞っている人だ。
しかし、そういう人に限って、一人になったときに暗かったり、ネガティブで元気がなかったりする。
内面の弱さやストレスを隠すため、鎧のように表面的な明るさで防御しているからだ。

自分を偽り強がっている人は、他者の気持ちを汲(く)むことができない。
自分のことだけで精一杯だからだ。
だから、人の話をじっと聞くことができない。

表面的に、明るくて元気な人、カリスマ性のある躁(そう)状態の無理して自分を飾っている人を「すごい人」と思ってはいけない。

人の話を親身になってじっくり聞いてくれる人、地に足がついている人…
《本物の「すごい人」は、身近にいる普通の人》という言葉を胸に刻みたい。

上記の【本物の「すごい人」とは】については人の心に灯をともすより引用しています。