【今週の自戒】自分と相手ときちんと向き合う 当事者意識を持って
2024年 11月 11日
【今週の自戒】
自分と相手きちんと向き合う 当事者意識を持って
思ってこそ叶う人の夢
博多でランチをしていた際に掲げてあった言葉
思いの大きさ 自分が小さ過ぎるな
恥ずかしいと思ったことがありました。
東京で会食をしている際 隣にいた方が
出会った高僧と言われるお坊さんのこと
たくさん質問を投げかけては即答の連続だったそうで
尊敬の念を持ってその素晴らしさを語っていました。
質問の中で、
遠い他国で起こっている戦争や悲しい出来事を
どう思うのか?
それは私の力不足である、申し訳ない
戦争はあなたには関係ないのでは?
いや、この地球に住む以上は私にも責任がある
と答えが返ってきたそうです。
普段から
世界平和とお遍路さんで願っておりましたが
この回答をお聞きして、願うだけではだめ
当事者意識を持つことの意味、そこには
まず自分と相手にきちんと向き合うこと
圧倒的な当事者意識を持つこと
強烈な思いを持ってこそ、人の夢は叶う
そう思い至りました。
向き合うことの大切さを今一度。
今週もよろしくお願い申し上げます。
【圧倒的な当事者意識とは】
遠越段氏の心に響く言葉より…
《当事者意識を持つ
傍観者はダメである。
どんな仕事でも、当事者になることが肝心である。》(藤田田/日本マクドナルド、日本トイザらス創業者)
当事者意識とは、すべて自分の問題としてとらえられることである。
この当事者意識を持てる人かどうかが、いわゆる世の中で役に立つ人かどうかも分ける。
当事者意識を持てない人がいる。
いわゆる傍観者だ。
これは楽だ。
しかし、生きている意味があまりない。
すべての人のがんばりや行動の結果のおこぼれで生きていこうという、さもしい心情の人なのだ。
同じように失敗についてだが、カーライルは次のように言う。
「失敗の最たるものは、何一つそれを自覚しないことである」
本当に自覚のない人と、意識的にというか自分から自覚のないように距離をとる人がいる。
実にもったいない人生である。
人生は自分のものである。
そこに傍観者でいることは、何ともったいないことか。
『世界の名言100』総合法令出版
リクルートホールディングス代表取締役社長兼CEO、峰岸真澄氏は、「当事者意識」についてこう語る。
『リクルートの企業文化は、「起業家精神」「圧倒的な当事者意識」「個の可能性に期待し合う場」という三つの要素から成り立っています。
起業家精神と個の可能性に期待し合う場は文字通りの意味ですが、圧倒的な当事者意識というものがわかりにくいかもしれません。
「圧倒的」とはどういうことなのか、と。
「圧倒的な」当事者意識とは、自分の持ち場を越え、分をわきまえないことを意味します。
他者からすれば一瞬余計なおせっかいと思われても、顧客や事業価値向上に貢献すると思えば実行し、成果にも責任を持つことです。
これが「圧倒的な」という言葉に込められています。
端的に表れているのが「あなたはどうしたいのか」と、常に問い続けるマネジメントです。
自分の仕事と事業のミッションとを深く関連付けて理解していなければ、「あなたはどうしたいのか」という問いには答えられません。
多くの企業では疑問点を上司に聞けば上司が答えてくれるという「効率的な」仕組みがありますが、その仕組みに慣れていると、個人として課題を設定し、その課題をみずから解決する能力が養われません。
リクルートには、その文化が根付いているのです。
定められた仕事で成果を出したうえで、さらにその範囲を超えて、さまざまな改善・変革活動を行うことを奨励している。
しかもそれで成果を出した人材のほうがより賞賛される、ということになります。』(修羅場は与えられるものでなく、みずからつくるもの/DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー)より
当事者意識のない人、傍観者や評論家に、「あなたはどうしたいのか」という問いを投げても答えは返ってこない。
文句や批判を言っている人に、自分だったらこうするという具体案はないからだ。
責任をもたず、ただ言いっぱなし。
他人事(ひとごと)の人は、自分は安全な場所にいて、リスクもとらないし、汗もかかない。
圧倒的な当事者意識とは、自分の持ち場を越え、分をわきまえないこと。
たとえおせっかいと思われようが、自分の持ち場を越えて、どんどん越境する。
逆に、「分をわきまえる」とは、よけいなことをしない、出しゃばったり、出すぎたことをしないこと。
「分をわきまえない」とは、よけいなことをして、出しゃばり、出すぎたことをすること。
「出る杭(くい)は打たれるが、出すぎた杭は打たれない」
と言ったのは松下幸之助氏。
圧倒的に突き抜ければ、たたかれることはない。
起業家に当事者意識のない人はいない。
起業家とは、自らの責任で、自ら事業を興す人のことだからだ。
事にあたって…
圧倒的な当事者意識を持てる人でありたい。
上記の【圧倒的な当事者意識とは】については人の心に灯をともすより引用しています。