第118回ご縁結びのコーナー VITAさん 社名の等身大!社名の通りの生き方を学ばせてもらっています
2024年 11月 10日
2019年に私がインタビューをした記事(経営者の皆さん!社員とコミュニケーション取れていますか?〜会社が明るく、楽しくなる秘訣をVITAさんに聞く〜/岡目八目リポート)日本情報マートさんのサイトから
等身大で生きることの大切さを、60代になって身にしみる毎日です。背伸びしてもたかが知れている。社名がそもそも等身大。自己肯定感を高め、自分を信じて前を向いて生きる。辛いことがあった毎日を辛いと思わずイキイキワクワクを忘れない、そんな生き様を実践してきたからこそ、胸を張って語ることができる。吉本芸人から講演家として引っ張りだこのVITAさんに今回インタビューをいたしました。
【VITAさん HPより】
◆VITAさんってどんな人? 日本情報マートの松田さん 梅津さんにお聞きしました
日本情報マートの松田社長、梅津部長ともVITAさんは仲良くしてくださっています。
前述の岡目八目リポートを掲載くださっているお二人からVITAさんのことを語っていただきました。
松田さんから。
①VITAさんの印象、どんな人ですか?
ずばりVITAは「笑顔のアイコン」です。VITA自身がいつも笑顔でいることはもちろん、そこにVITAがいるだけで、あっという間に空気が変わり、みんな笑顔になります。VITAと一緒にいると、つられて笑い転げてしまいますし、なぜか声もはります。
あともう一つ。すごく記憶力がいいです。30人くらいが参加した交流会でのこと。参加者全員が順番に自己紹介をしたのですが、その後に話をすると、VITAが一人一人の自己紹介の内容をかなり正確に覚えていて、ユーモアを交えながら突っ込みを入れて周囲を爆笑させていました。すごい記憶力だと思いましたし、それだけ集中して人と話をしているのだと好感を持ちました。
ということで、私にとってVITAは「すごく記憶力がいい笑顔のアイコン」という存在です!!
②VITAさんとのエピソードなんでも、もしくはお感じになっていることなんでも、お仕事に関することでもなんでも
エピソードはたくさんありますが、最近だと、家に帰る途中の電車で何年かぶりに再会したことが印象深いです。ふと前を見ると、そこにVITAが座っていたのでびっくりしました。偶然というか、ご縁というか、最寄駅も同じでした。
電車でいろいろ話した後、駅の近くのお花屋さんで一輪の黄色いチューリップをプレゼントしてくれました。私の奥さんへのプレゼントということで。奥さんも喜んでいました!
そういえば、ある金融機関でセミナーの講師をしてもらったこともあります。その後、人形町でご飯を食べたのですが、そのときにいろいろと話したことが今に繋がっているのだな〜と感じたりします。
これからも宜しくお願いします!!
続いて梅津さんから
①VITAさんの印象、どんな人ですか?
→温かい、大きい、明るい、そして優しい。楽しい。オシャレ。カレーライス。
VITAさんのことを考えると言葉がどんどん出てきて止まりません!
VITAさんにお会いすると、とにかく嬉しくなります。温かくて優しくて、登場すると場の雰囲気がガラッと明るく変わります。おっ、今日はVITAさんに会えた、ラッキーな日だと思いますし、みんな自然と笑顔になります。そんなステキな方、他にいないと思います! VITAさんに出会えて本当に良かった、大感謝です!!
②VITAさんとのエピソードなんでも、もしくはお感じになっていることなんでも、お仕事に関することでもなんでも
→「できる、大丈夫、余裕余裕」
この言葉は、ある金融機関さんでVITAさんにセミナー講師をしていただいたときに、VITAさんがお話してくださった魔法の言葉です。
これを言うと不思議と心が落ち着き、勇気がわいてきて、実際にいろいろできます!
この言葉は忘れられません!
その金融機関さんのセミナーは行員の方向けのものでした。最初はご参加の皆さんどこか緊張していましたが、VITAさんのとてつもない巻き込み力と引力で、どんどん笑顔になり、最後のほうは皆イキイキ、キラキラ、目も顔も輝いて声も大きくなり、見違えるようになっていました! すごいVITAさんの影響力!
もう一つ忘れられないことがあります。
私たちの会社の新サービスのステッカーを作ったばかりのとき。VITAさんにお渡ししたら、すぐ、その場でご自身のノートに貼って、写真まで撮ってくれました! 本当に、ステッカーをお渡しした瞬間!
有り難くてうれしくて、こういう人になりたい!と思いました。
VITAさん、いつも本当に有り難うございます!
【2024年6月マリさんも一緒に】
お二人からも絶賛の内容。ありがたいです。VITAさんの略歴をここでお伝えさせていただきます。
◉1985年神奈川県三浦市生まれ。本名内藤三矢花。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、突然、よしもと芸人に。2010年にプチブレイク。「さんまのまんま」、「ぐるぐるナインティナイン」等、計10番組に出演を果たす。
現在はソーシャルエンターテイナー・講演家として活動。学生から社会人、経営層とまでと対象は幅広く、年間登壇数は150回をこえる。元よしもと芸人ならではのユーモアを交えながら、実践的なコミュニケーション能力の養成や、「等身大力」(今ある力を最大限に活かして、目の前の人を幸せにする力)を年間約2万人伝えるなど講演経験は多岐にわたる。
2020年にパートナーシップ宣誓。自己肯定、コミュニケーションといったテーマに加え、自分のすべての素質で輝く「等身大力多様性」(LGBTQ研修)もスタート。
会場内を縦横無尽に動き回る体当たりのスタイルに好評を博し、学生、社会人の背中を押し、全国に元気注入中!
◆働く喜びや楽しみがなかなか語られない、そこを一気に変えるVITAさん。なぜそうなったか?
いつも私に元気を注入くださるVITA、その他者貢献の活動、行動に通じる、何かが子供時代にあったから?そんな疑問をぶつけてみました。そこには素晴らしいお母さんの存在があったからと感じ入った次第です。
VITAに学生時代、これはやった、自信を持って言い切れることを一つ挙げるとするとなんですか?と聞いてみると間髪入れずに、『高校時代の生徒会長!』と返ってきました。高校一年生の秋から高校三年生の夏まで。なんとも長いですね。なんでそれほどまでのこだわりがあったのか?VITAから、『人前に立つ機会があれば手を挙げる性格』とシンプルに返事がありました。この活動を頑張った先には高校時代に、Eテレに出るほどまでに。生徒会長時代の中で今に通じるキーワードには【意思決定とコミュニケーションを円滑に】もありました。クラブ活動に関わる予算配分に腐心して、日の当たらないクラブにもスポットライトを当てきちんと配分の適正化、今まで優先権のあったクラブから一部を充当するようなことを、もめずに円滑に行っていたそうです。まさに決めることと、合意形成、納得感を得る努力をしていたのだと思いました。
小学校3年生から学級委員、6年生で会長、中学では生徒会副会長、とにかく前に出るタイプ、自分が話すと受けた、そして気持ちよかった。楽しませたい、笑わせたい. そして巻き込んでいく。
話し上手になれたVITA、そこにはお母さんの影響がありました。お母さんは、ピアノを自宅で教えていたそうで、その影響から、お姉さんは音大へ。小さな頃からクラシックを聞く環境があり、リズム感、公文式を勉強しながら創作ダンスを踊っていたそうです。リズム感がトークとパフォーマンスに影響を与えて、周囲を明るくする。まさに今に通じるお話だと思いました。
◆高校卒業、大学生活、そして芸人の道へ。ここでもお母さんの影響。
高校卒業して、大学進学が決まった時に、お母さんがVITAに声をかけて、大切な話があると。当時、VITAのあだ名は、VITAではなく、『ギャオス』だったそうです。理由は、当時のプロ野球選手でギャオス内藤さんがいたから。そこでお母さんが、ギャオスではだめ。とキッパリ。VITAにしなさいと提言があったそうです。VITAにはビタミン、命という意味を込めて。なんと素晴らしいお母様。大学進学で会う人の景色が変わる瞬間を狙っての提言、そこでVITAが誕生しました。
人前に立つ、生徒会長の経験を引っ提げ、慶應大学のSFCへ、政治家を志して、最終的には総理大臣になりたいと思っていました。しかし学問としての政治に興味を見出すことができずに、芝居のサークルにのめり込んでいたそうです。なんとなく社会人になる、アナウンサーを目指してキー局に採用試験を受けるが不合格に。他の採用試験に興味が湧かず、萎縮しているVITAになっていました。
その状況を見て、ここでもお母様が登場し、VITAに、『あなた普通になろうとしていない?』となかなかご指摘。そして吉本興業の芸人養成所、NSC吉本総合芸能学院の資料を手渡して、『ここいいんじゃない?』と言ったそうです。命名から、芸人への道筋までも。全てが今に通じる水先案内人の様に、VITAの性格、生き方を汲み取って方向性を指し示して。本当に素晴らしいお話しですね。このお話をお聞きして、お母様にお会いしたいと心の底から思いました。VITAよろしくお願い申し上げます!
NSC吉本総合芸能学院に1年間通って、VITAが感じていたのは、毎日が後悔の日々だったそうです。とにかく厳しい毎日。理不尽極まりないとはまさに芸人の世界。上下関係で全てが決まる。黒でも白に一瞬で変化する、ジェットコースターの様な毎日。そして稼げない、舞台で笑ってもらえない、滑ってばかりの日々。本当にしんどかったそうです。
私がいつも年収、6000円と発言すると、VITAがそんなに少なくない!8900円!と返してくれる。日給でなく年収。この厳しい環境で頑張っていました。
VITAのキメの言葉、『オツカレーライス!イェッ!』それは芸人時代アルバイト先のカレー屋さんから生まれた言葉。
VITAの当時の日々のスケジュールは
朝6時30分〜15時 カレー屋さんでバイト
16時〜22時 渋谷のヤマダデンキでバイト
23時〜4時 笹塚の庄やでバイト
1時間30分寝て
朝6時30分〜15時 カレー屋さんでバイト
16時 当時のコンビの相方とネタ合わせ
18時 舞台本番でスベる 辛い。。。
そして就寝。まさに2日に1回寝る感じ。これを繰り返しつつ、芸人活動の突発で、バイトに穴を空けることも日常茶飯事、迷惑をかけながらも、芸人活動の上下関係理不尽に耐え続ける毎日だったそうです。
努力の甲斐もあって、さんまのまんまなどの当時の人気番組にも出演し、売り出し芸人さんとして次のステップにと期待値が上がって行きましたが、コンビの相方が違う方向に進もうとし始めることもあり、結局はコンビ解消へ。VITA自身、次の世界が見えなかった、実力不足と自分を評価していました。約4年が経過しての決断でした。
【大好きな平田牧場さんの帰り2023年11月】
◆人生初の大ウケを経験 そこから講演家を目指すことに
芸人活動から離れて、営業職、某大手企業の受付嬢、コールセンターでアウトバンドセールス、営業アウトソースの仕事を2年半ほど、仕事をいくつか経験している時、ある女子大で自身の体験代を語る機会を得たそうです。その時、芸人時代では味わえなかった大ウケを体験、突き抜けるくらいウケた、聞いている人々に響いたと当時を語っていたVITA。その1回限りの経験、まさに演芸ではなく講演というジャンルで自分の能力が開花する可能性を感じます。ウケを狙いにいって、スベる、しかし、講演ではそれがウケる。この不思議、過去の経験は裏切らない、どこで開花するかわかりませんね。
この時から自身の能力が誰のために役立てられるか。そこにフォーカスしていくと、学生や、若手社会人が時効肯定感が低い、長所が無いと思っている人が多い、自分を好きと言える人がいかに少ないか、等身大で生きる大切さを語り続ける仕事をしたいと決心し、2016年に法人を設立し起業、講演家として活動を始めます。
【宇野さんのお店で肉会を2021年5月】
ネット上にあった、高校生の感想を下記にて。高校生の心にスイッチが入ったことがわかります。
〇すごく面白くて勉強になる講演でした。私は将来のことや進路のことなどについて考える ことが苦手で、正直講演を聞く前までは興味がありませんでした。でも、VITAさんの明るい雰囲気や、言葉の選び方が素敵で最後まで聞き入っていました。私は私のままで良い、わたしだから良いと思えるようになりました。話を聞いただけで大きく考え方が変わったし、こんなにも勇気や希望を伝えてくださったVITAさんには感謝です。これからはコミュニケーション能力を大切に、まずは自分が自分を認められるようにしたいと思いました
〇私は自分の意見を話すことが苦手で 聴く側になることが多かったです。 その為、自分は発言できない人、 コミュニケーション能力がない人だと思っていました。 しかし今回の公演で、聴く力がある人程 コミュニケーション能力が高いと聴き、 少し自分に自信を持つことができました。
〇うなずいたり、感情をのせると、より記憶に残ると知ったとき、(だから、友達とあの時話した内容は覚えてて、あのときの内容はあまり思い出せないんだと思いました。)なので、これからは、感情にのせることでたくさんのことが記憶に残そうと思いました。それから、企業が人財に求める資質がコミュニケーション能力と分かった時、たくさんの人と話していこうと考えたりしました。今回の講演では、たくさんのことを教わり、知って、進路・面接・就職に必要不可欠のものがたくさんあったので、今からでも身につけて行こうと思えました。今日、講演に来てくださって誠にありがとうございました。
高校生を中心に圧倒的に支持されるようになり、VITAチルドレンという元高校生、聴講してきた人も社会人となりネットワークもできてきているそうです。
高校生→保護者→企業人→企業への講演依頼も多様化しているそうです。VITAとの出会いも、企業内研修(シナプスイノベーション社)に私が参加してすぐにファンになった次第です。講演後の懇親会の風景が以下です。
【2016年9月5日が出会いの日でした。藤本さんに感謝】
◆大きな夢を持っているVITAさん
未来についてお聞きすると、大きな志も語ってくださいました。
企業に属することより、フリーランスになっていく人が多いと感じています。個人にも導いていける人になりたい。好きを仕事にできる人、自分の信念を気付ける、貫ける人をたくさん創出したい。等身大力がある人。その先には、大学を作りたい。日本等身大大学という名前。大学時代に誇りを持てる人が少ないこと、大学自体の質が落ちている今を変えたい。
HPの自己紹介にも記載がある、2020年にパートナーシップ宣誓。「等身大力多様性」(LGBTQ研修)、以前は掲載していなかったのですが、この掲載からも新たな領域が広がりはじめ、多様性のあり方について意見を求められたり講演依頼も入るようになって行きます。
パートナーのマリさんと私も何度もお会いさせていただき、人と人の繋がりの大切さをまさにフォーカスする機会をいただいています。VITAから、私が武者小路実篤さんの言葉、仲善きことは美しきことかな、を記憶に刻んでくださっているそうです。これもコミュニケーションを大切にするその先にあることかなと感じています。
芸人時代の経験、パートナーシップ宣誓、なかなかできない経験があるからこそ、VITAの素敵な笑顔があるのだと思います。
◆運命の出会いにご一緒だったVITAさん、土屋さんからコメントを
①VITAさんの印象、どんな人ですか?
VITAさんは、パッと見の印象としては明瞭快活の代名詞のような方です。VITAさんがいる空間は、物理的にもワントーン明るくなる感覚を覚えるほど。純粋なその波動に巻き込まれてみると、ちょっとだけ自分も素直な自分の心に触れられるような気がします。
②VITAさんとのエピソードなんでも、もしくはお感じになっていることなんでも、お仕事に関することでもなんでも
VITAさんは『道』を歩んでいる方なんだと思います。1番最初にVITAさんの講演を聞かせて頂いた時から、場や人を巻き込むエネルギーのある方でした。その自分の才に甘んじる事なく、影響を与える人のために、自分が発するメッセージに磨きをかけ続けています。
陽のエネルギーの強い方ですが、自分の弱さや陰の部分とも向き合って、もがいて、受け入れてきたからこその、愛と深みのある陽の人なんだと思います。
◆VITAさんの大切なパートナー マリさんからもコメントを
いつもマリさんと呼んでいるのですが、小暮真理子さん、自然体研究家、セラピストでいらっしゃいます。そしてVITAさんの会社、等身大株式会社では代表取締役を6期目から務めていらっしゃいます。そのマリさんからもコメントをいただきました。
①VITAさんの印象、どんな人ですか?
こんなに真剣にひとつひとつのことを考える人に初めて会いました。元気でパワフルにみえて細やかな気遣いや、相手の事を100%で考えています。
②VITAさんのお仕事への姿勢で感じるところ、エピソード等、なんでも
毎回講演を振り返り、音声を聞き直して、次への力にしています。
1 on 1でも大人数でもVITAが目の前の人に全力で向き合うことで、ひとりひとりの目がぱぁーと明るくなり光が入っていく姿を何度もみてきました。VITAの純粋な思いが皆さんの心に届いているのだと思います。
心のこもったコメントに感謝しています。
【2021年1月茅ヶ崎にて】
◆最後にVITAさんに今回のインタビューについて語っていただきました
杉浦さん、記事を読み入ってしまいました!杉浦さんはインタビューに紙とペン。音声は撮らないと聞いて驚きました。
どんどんこちらが語るうちに、もう5000字はかけますって、メモがギッチリ。。そうして出来上がったこの素晴らしい記事を読んで。これが私自身だとしたら、普段講演で伝える側の私が一番自己肯定感上がってしまいますw
出会って8年、おりおりで杉浦さんと交流させていただいています。
私がパートナーシップ宣誓をご報告した際も一言。笑顔で
「仲良きことは美しきかな」
武者小路実篤の言葉をポンっとくださいました。
いつも人をご紹介してくださる時も、ピッとさりげなくメッセージがとどく。
今回の記事もこんな大作にも関わらずパッと仕上がっていきました…。
誰よりお忙しいはずなのに、「楽しいですからね〜」といつもひょうひょうと笑顔、、
ポンっ。パッ。ピッ。
真なる意味での“効率の良さ”を感じていて、それが愛やインスピレーションに基づいているからご縁も長く続きます。
こちらのコメントをくださった、松田さん、梅津さん、土屋さん、お写真でご一緒している皆さんも杉浦さんを介して何気なく出会い、そして今もこれからも続く大切な方々ばかりです。(感謝します)
そういう人に私もなりたい。杉浦さんに接するといつも思います。
そういう人に私もなりたい。存り方で人に生き方を示し、輪をつくってゆける方に。
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました!
追伸 : 母にまずこの記事を送りますw親孝行になります
【NewsPicks編集長の留美さんと自宅がご近所2018年11月】