ご縁結びのコーナー 第78回 株式会社ベスト・イン・ブルーム 才田貴広 様 〜ご自身も満面の笑み、そして関わる周りに笑顔の花を咲かせる人〜

ー杉浦佳浩

ご縁結びのコーナー 第78回 株式会社ベスト・イン・ブルーム 才田貴広 様 〜ご自身も満面の笑み、そして関わる周りに笑顔の花を咲かせる人〜


2021年 07月 01日

会社HP:https://best-in-bloom.co.jp/  こちらです。

 

ホームページの桜色が印象的。そして冒頭から桜が満開の写真。桜が単純に好きというレベルではない感じ。今回の才田さん、サイタと読み、自己紹介でサイタと言うと、咲いた、咲いたと聞こえることから、いつしか花を咲かせるような人でありたいと、花咲かせ屋さんのサイタさんと自分で名乗るようになっていったそうです。銀行員時代の経験を企業経営者のお役立ちに大いに発揮されている才田さん、クライアントとともに「笑顔の花で満開に」をモットーに活動されています。今回笑顔一杯の才田さんのお話をお伝えいたします。

【笑顔いっぱいの才田さん】

 

◆思い出深い出会い 才田さんびっくりだったそうです

今回、インタビューのお願いをしたときに、才田さんから銀行退職から10年を記念してお声がけ頂いたのでしょうか?と逆に質問をされました。実はそこまでの企画力が私にあった訳でなく、こんなに身近な存在なのにこのコーナーにご出演いただいていないことに気づいてのお願い、それがまさに出会いから10周年の記念と相成りました。ご縁ですね。感謝です。

私との出会いで、才田さんは開口一番『あまりにびっくりして度肝を抜かれました!』と。それは、私がまだサラリーマン時代、特段出世もしていない、大きな権限を持っていたわけでもない中で、20代で転職して勤続20周年がめでたい、とただそれだけで多くの経営者さんにお祝いをしたいただきました。参加者は全国各地から200名ほど、会費制でお集まりくださったその日に、才田さんが参加くださいました。

当時のことを思い返して、才田さんから、『人の縁を大切にすると口では言う人はたくさん見てきましたが、ここまで大人数の経営者さんが集まって祝福される、そして実践されているサラリーマンは見たことがありませんでした』と褒めてくださいました。

ちょうど、才田さんは銀行を退職して半年にも満たない頃でしたので余計に感じ取ってくださったのだと思います。

 

◆文武両道 勉学&スポーツ双方特待生だった リーダーシップを発揮

お父様の影響も受けて小さな頃から野球好き、気付けば野球漬けだったそうで、地元の英雄、広島カープの北別府投手を見てカープファン歴も40年?小さな頃から、頑張ったら北別府選手のようになれると言われて育ったと話します。出身中学は同級生が350名のマンモス校、野球部員が同級生だけで38名、有名高校の部員くらいいた中でレギュラーで主将を経験していました。

お父様が独学で一級建築士を取得、お母様が図書館勤めというご両親に育った才田さん、人生1度も塾に通ったことなく一人で勉強してきたそうです。お父様やお母様の影響で自然と勉強する姿勢となっていたんだと思います。中学では上から5、6番の成績、高校では特待生、しかも勉学と野球(スポーツ)双方でノミネートされての入学だったと。野球は甲子園、勉強は東大へを目標にしていたと、これは聞いた事もないお話、素晴らしい。まさに文武両道とは才田さんのこと。子供の頃のお話についてインタビューしていると、何度もご両親に感謝されていました。

ただ順風満帆の高校生活ではなく、挫折も味わい、野球、勉学ともにスランプを経験、体も壊したそうです。才田さんは本番で弱かったとも話されていましたが、高校時代以外はクラブ活動で主将を経験されていました。人望があったということですね。

本番で弱いことが露呈したのが大学受験、希望校には全く行けず、最後に受けた滋賀大学、浪人しようかと考えましたが、悩みに悩んだ末、お世話になった高校の担任の先生から『あたえられた環境でしっかりやってみろ』と言われて縁もゆかりも無い滋賀県で頑張ることに。大学では自己鍛錬にと合気道で部活に勤しみここでも主将を務めたそうです。この与えられたところでしっかり頑張り切ることは才田さんの座右の銘にしているそうです。

 

◆モーレツ銀行員 でも出世の道より 中小企業経営者のために独立を選択

社会に出ることを意識し始めた頃、最初は商社に就職しようかとをぼんやり考えていた才田さん、リクルーター制が強い大学だったこともあり、たくさんの先輩から誘われ、商社、金融他いろんな業界から声がかかったそうです。金融系の先輩から話を聞いているうちに、経済の血液は金融であること、将来起業したいこともあり社会に出て仕事をし、勉強するなら銀行かなと思って志望するようになっていきます。ここで面白いのが、三菱、住友を蹴って緑色が好きということで当時の三和銀行に入社を決めたところ。。。

なんでも砂漠を緑にしたいという卒論を書いたくらいの緑好きだったとか、面白いですね。

新入社員時代はは大阪、そこから福岡へ転勤 三和→UFJに変わった頃で会社業績厳しく、新卒が入ってこない中、雑用ばかりして本来の銀行マンとしての仕事ができず悔しい思いをしていたそうです。

銀行マンとして成長の実感がないまま3つ目の異動で堺へ、ここでもなかなか成果が出せずにいると実績が上がらないと見せしめのような経験が待っていました。担当先半減させられる、しかも担当していたお客さんを後輩に変更させられるという厳しい、そして大きな屈辱を味わいました。ここで腐ることなく、まさに火がついたようの頑張る才田さん、先輩から『カッコつけてもしょうがない、馬鹿なんだから馬鹿になってみろ』と自分に素直になること、お客様にとことん向き合うこと、わからないことはわからないとはっきりいうこと、まさに等身大、自分大きく見せることなく真摯に仕事に向き合い始めて成果成績が後からついてきたそうです。

担当先が半減した結果、銀行口座はあるが深堀りできていない法人先を一生懸命丁寧に対応していったそうで、堺を転勤で去る頃には支店のメイン顧客になっていたそうです。お客さんにも評価を得ながら。その成果の連続が、銀行でも珍しい7期連続達成(半期ごとの数字達成)、その頑張りが新生誕生したばかりの三菱東京UFJ銀行(当時)の第一号ディスクロジャー誌の表紙を飾ったとのこと、その社内評価の凄さが分かります。

 

たまたまですが私も当時のことを知る人に才田さんの凄さを聞いたこともあるくらい。成果を出すことを目指していなかったが結果として数字の達成と表彰へ繋がったことが素晴らしいと感じます。

これほどまでの実績を挙げていた才田さんに、上司から銀行員としては花形部署である大企業担当部署に異動の話があったが、全く興味なしで断り続けていたそうで、まさに出世街道より、中小企業や、ベンチャー企業経営者の成長に寄り添いたいと思っていたそうです。共感しかないです。

その後も数字を達成、次の部署である姫路でも成果を挙げ続けていましたが、会社から要らない人材と言われる前に辞めようと決めていた才田さん、何万人いる会社で働くのも潮時、歯車として生きていくところに疑問を感じて退職を意識し始めます。次の転勤で大阪に配属の際には1年以内に退職を決意していました。

 

◆才田さんの人柄 お声をいただきました

才田さんと仲良くされ、しかも才田さんのお仕事である金融、財務支援の領域で仲良くされているお二方にコメントを頂戴しました。加えて地元の宮崎県の後輩の前田さんにも人物像を語っていただきました。

 

☆若くして社会問題に立ち向かうアクティビストの西側さん(coxco代表

◎お仕事ぶり

創業後、公庫から資金調達を目指していたもののどうしたら良いのか何も分からず悩んでいた時、

杉浦さんから才田さんをご紹介していただいて、はじまったご縁でした。

コロナ禍の少し前の創業で、またアパレル未経験で実績がなかったので、

タイミングや実績的にも資金調達をするにはかなりハードルがあったと思います。

そこを才田さんが協力してくださったおかげで、目標金額を調達することができました。

才田さんなしでは調達ができずに、弊社で新たな挑戦もできなかったと思います。

才田さんの真っ直ぐなお人柄と、仕事への向き合い方が、

多くの方に信頼されて数多くの成功実績を持たれているのだと思います。

 

◎才田さんの人間性

明るくて、熱くて、優しさが深い方だと思っています。

ネガティブなことがあっても、絶対にネガティブな発言をしないのが才田さん。

「頑張って」ではなく、「一緒に頑張りましょう」と言ってくださるのが才田さんです。

そして、口だけではなく、本当に一緒に汗をかいて挑んでくださる方で、

そういうところが周りからの信頼や愛されるお人柄だと感じます。

 

◎エピソード

公庫から初めて調達を目指していた時、たくさん時間をかけて一緒に準備をしてくださったり、

公庫の担当者の方との打ち合わせでは、すごい熱量で弊社や私の話をしてくださったことが印象に残っています。

才田さんの人や仕事との向き合い方を見ると、いつも安心してお仕事をお願いできるし、人としても勉強させていただいています。

 

西側さんの記事はこちらから(ELLE[エル(デジタル版)])

 

☆表面上は才田さんと漫才コンビ?実際はド真剣にクライアントに向き合っている長谷さん(長谷隆行公認会計士・税理士事務所 代表

「どうも〜〜!!才田でぇす!!!」

お電話すると、いつも屈託のない超絶元気な明るい感じ。

メガバンク出身とは思えないほど、明るく、裏表がなく、年下の私にも気さくに接してくれる才田さん。

 

お世話になったことは数知れず。。

私の顧問先のファイナンスの相談にも嫌な顔せずに、親身に相談に応じていただき、1番力になってくれそうな銀行の担当者をご紹介いただきました。

経営者にとって必要な財務や経理の能力や常識など、勉強させる目的でご指導いただけることもありました。

また、銀行目線で事業を判断して、ダメなものは「全然ダメ」と正直にお話しいただけました。

 

お話していると、どんな方にもいつも感謝を忘れずに接しておられることがわかります。

 

そして酒が強い。。。

コロナ前、夜中2時頃、4軒目で行ったお店で、ビールと日本酒を1軒目と同じペースで飲める強靭な肝臓。翌朝、朝一姫路で仕事とのこと。。。

 

能力はもちろん、パワーもお人柄も、真似できませんが、いつも勉強させていただいております。

いつもありがとうございます!

 

☆地元 宮崎、都城の後輩、JACリクルートメントでご活躍の前田さんにも才田さんの人物像についてお話しいただきました。(前田さんには私もスタートアップ界隈の役に立つ人材をいつもご支援頂いています)

 

才田さんとお話ししていると、いつのまにか自分が話し続けていて、才田さんは笑顔でウンウンと反論する事なく聞いくださっています。

それが仕事のことに関わらず、プライベートなことも全て向き合って親身に話してくれます。

 

地元が同じ宮崎県という事もあり、飲んでると地元の言葉で話す時なんかは、お兄ちゃんのような気になります。

 

才田さんとの出会いからかれこれ10年近くになります。何かの折にご連絡くださいますし、交流会などでお会いする時は初めから全力笑顔でお話しされます。久しぶりでも久しぶりな気がしない、オープンマインドで兄貴肌、けどセンチメンタルな部分も併せ持つのでみんなから愛される人物、それが才田さんという人です。

 

お三方のお話からも、才田さんの人柄、仕事への向き合い方が伝わりますね。コメントくださった皆さんに感謝申し上げます。

 

◆才田さんの事業について

才田さんが今事業としてされていらっしゃることを下記にて。

また具体的に事例を挙げていただきました。

 

①資産管理会社A社様、売上約5億円

・オーナーの資産管理会社で賃料収入とレバレッジリースの返戻により、年間数億円規模の売上がある会社。

・事業承継がメイン課題で、先輩女性社長より公私にわたるご相談を多数受ける。後継者であるご令嬢との親子関係などのご相談を受け、お話が2時間超になることも、、、

・ご令嬢と喧嘩されて、資産は寄付する、、との話題も出ることも、、、変化する経営者の気持ちに寄り添うのは大変ですが、その都度できるだけの対応は致します。

・コロナ渦では、オンライン中心となってましたが、どうしてもという場合は往復4時間かけてでもお話聞きにいったりしてます。

・女性経営者として、取り巻く人間関係に悩まれていることが多く、「お金」の問題だけでなく、幅広くお話を「聴く」ことに徹しています。

・ビジネスと違い、なかなか答えが出しづらいお話が多いですが、一見他愛のない会話の中からも、ご相談者の真の悩みを少しでも拾い出せたらと努力しております。

②IT会社 B社様 売上約2億円。

・学生起業されて数年、まだ20代の若手社長から、公私にわたるご相談を多数受ける。

・接待宴席でのお店の選び方、マナーといったところから、先輩社長のもてなし方など、仕事と仕事以外の中間点のご相談が多く、私には聞きやすいとのこと。

・礼儀作法については、私自身もまだまだ未熟ではあるが、多少の人生経験はあるので、それをわかりやすく伝えることが好評を得ている。

・昭和生まれ世代と平成生まれ世代の橋渡しができればと常々考えてます。

・若い世代が我々以上に考えていたり、些細なことを気にしていたりする世代間ギャップは刺激を感じます。双方のいいとこどりができればと思っております。

 

③リフォーム会社 C社様 売上約100億円。

・元々は会計士の方より資金調達の件でご紹介を受けていたが、そこの監査役と懇意になり、幅広い相談を受けています。

・グループ会社の運営方針から、監査役としての仕事の中身、AIについて、etc、、私自身も調査したりすることで勉強になります。

・ご自宅の売却や、田舎にある廃屋の整理の方法、ご子息の受験への心構えなど個人的なご相談も受けてきました。

・他の方に話しづらいことも私にはご相談しやすいとのことです。私も全てに応えれているかはわかりませんが、都度わかる範囲調べて、対応する努力はしております。

財務、金融調達を中心としながらもまさに、社長さん、会社に寄り添う姿勢で頑張っていらっしゃいます。そして一見さんはお断り、ご紹介を中心に、短期的な実績よりも長きにわたりお付き合いができるように仕事に向き合っていらっしゃいます。

 

◆今後の展開について 今回のインタビューに関して

【coxco代表の西側さんと満面の笑みの才田さん】

 

今回のインタビューを通じての感想と今後の事業展開について才田さんに語っていただきました。

 

まずは、杉浦さん、ご多忙の折に私ごときに時間を費やして頂き心より感謝いたします。

また、コメントを頂戴した西側さん、長谷さん、前田さんに心より御礼申し上げます。

皆さんから過分なお言葉を頂戴して、文面として拝見した時は泣きそうになりました。

 

銀行を退職してちょうど10年、節目のタイミングでこのような形で掲載頂いて、

気持ちも新たに頑張っていこうと思いました。

 

私のやっている仕事は決してスマートではなく、今風でもなく、「お金」を通じて、

地道に「人」と向き合うことの方が多いです。

お金は持っていたら持っていたら持っていたで悩み、持っていないなら持っていないで悩み、、、

千差万別のたくさんのお悩みと向き合ってきました。

「お金」は決して無機質なものではなく、人間性がふんだんにちりばめられていると思ってます。

 

私は、運に恵まれて銀行退職後すぐに杉浦さんと出会うことが出来ました。

「人と人をつなぐ人」を本当に実践している方を目の当たりにして衝撃を受けました。

それから10年、スタイルや仕事の中身は違えど、ずっと背中を追い続けております。

 

これから先の10年後、20年後でも成長し続ける会社と経営者を応援し続けたい思っております。

その会社が100年後、孫やその先の世代でも社会に貢献し続けていることを夢見てます。

 

今後は、まずは今周りにいるお客様の想いに真摯に向き合っていきたいと考えてます。

足許の資金繰、会社の成長、円滑な事業承継など様々ですが、一つ一つ丁寧に対応していきます。

 

いつの日か、杉浦さんや皆様と若手経営者を支援するファンド設立など夢見てます。

その名も「サクラサクファンド」っていかがでしょう??笑笑

 

経営者の皆さん、夢の話をたくさんお聞かせください。

一緒に走ってきましょう。

 

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

素敵なコメントと笑顔を届けてくださって感謝しております。私もご一緒できますように。これから才田さんのような方が益々必要となると思います。この記事により善きご縁が広がりますように。