自分の価値に気付く、深山の桜になろう

ー杉浦佳浩

自分の価値に気付く、深山の桜になろう


2021年 04月 05日

【今週の自戒】
〜自分の価値に気付く、深山の桜になろう〜

車窓から見える山中に1本だけ
桜が見えた時、
なにか引き込まれるような感覚。

あの瞬間、存在感、魅力のようなモノ
その大切さにハッとします。
比較対象の無い存在。
たった1本で人を引きつけ、
どんどん大きくなるにつれ
人が見に来る、道が出来る
なにひとつ宣伝せずとも。
自分の価値を見出す、魅力を発見し
自分を磨くことの大切さを教えてくれる。
あせらず、あきらめず。

比較する必要はないが、
どこで咲くか、生きるか
その基準は必要。
深山の桜は映えるが
雑多なガチャガチャした場所の
1本桜は趣もあったもんじゃない。
付き合うべき人かどうかの基準は
必要に思います。

先日10年近くお会いしていなかった
素敵な経営者さん、久しぶりにお会いしても
全くブレず、以前聞いていた感性そのまま
生き方もまったく変わっていませんでした。

その方が、ある会社のことで、
陰口じゃないよ、と
付き合う人で、ほんと会社も人生も変わる
それって顔に出るね。
人相見ればすぐに分かるよ。
と話してもらいました。
確かに人相、発する言葉、
華美な部分が多い、お利口さん
集う人々も出てくる言葉は難解、
珍しい言葉が多い
しかしなにか薄っぺらい、深くない、
自分のアピールの連続、
根が深くないからすぐに浅さがバレる。

自分の魅力に価値を感じて、
深く根を張る、どこで咲くか。
人生の彩りは付き合う人によって変わる。
深山の桜になりたいと思います。
今週も
よろしくお願い申し上げます。

【他人と比較する人】

斎藤一人さんの心に響く言葉より…

自分のことを「ありふれた人間だ」とか「くだらない人間だ」と思っている人は、「自分に価値がある」ことがわからないんです。
それで、「自分に価値がない」と思ってしまうのは、他人が持っているものを「自分は持ってない」と思うからなんだよね。

「あの人は頭がよくて一流の大学を出てるけど、私は頭も成績もよくなかった」
「あの人はお金をたくさん持っているけど、私は持ってない」
「あの人は背が高くてスタイルもいいけど、私は背が低くて足が短い」
「あの人は運動神経がよいけど、私はよくない」

そうやって他人の持っているものと、自分のものを比べて「自分には価値がない」と思ってしまいますが、自分にないものは“必要ない”んです。
神様はその人に必要なものをくれます。

私は中卒で肩書もなにもなかったけれど、そんな私に神様は「累計納税額日本一」という肩書きをくれました。
そのおかげで、多くの人が「累計納税額日本一の人が言ってるんだから、ちょっと聞いてみよう」と私の言うことに耳をかたむけてくれるんです。
それに、「持ってない」というのも神様が与えてくれた才能なんですね。

多くの成功者は貧しい家庭に育っています。
だからお金の価値を知っているし、どうすればお金が得られるかを必死で考えました。
逆にお金持ちの家に生まれた人の多くは「お金はあって当たり前」と思い、お金を得るための特別な努力をしません。
あるのが当たり前だと思っているんです。

大切なのは、「価値に気づくこと」です。
最近では「がんばらないと価値がない」と思っている人が多いけど、そうじゃないの。
自分の価値を認めてがんばったとき、はじめてその価値が発揮されるんだよ。

『「大丈夫」がわかると、人生は必ずうまくいく!』サンマーク文庫

我々は色々なことを、すぐに人と比較してしまう。
他人が持っていないものを持っていると、自慢したり、威張ったり、見栄を張ったり、偉そうにしてしてしまったりする。
反対に、他人が持っているものを自分が持っていないと、嫉妬したり、卑下(ひげ)したり、落ち込んだりする。

それは、車だったり、家だったり、道具だったり、会社だったり、出身校だったり、お金だったり、容姿やスタイルだったり、性格だったりする。
人は比較した途端、不幸せになる。
比較するとネガティブになるからだ。

スタンフォード大学の研究の結果わかったことがあるという。
それは…
「幸福度が高ければ高いほど、まわりの人との比較に関心がない」。
満ち足りている人、幸せな人は、他人との比較に興味がない。

つまり、満ち足りていない人、不幸だと思っている人、ネガティブな人、が比較するということ。
自分の価値に気づいた人は幸せになれる。

上記の【他人と比較する人】については人の心に灯をともすより引用しています。