こういう時こそシアワセ度の高い事にフォーカスしたいと思う

ー杉浦佳浩

こういう時こそシアワセ度の高い事にフォーカスしたいと思う


2020年 04月 27日

【今週の自戒】
~こういう時こそシアワセ度の高い事にフォーカスしたいと思う~

先日、ある経営者さんから、
『報告があります』と真剣な面持ちで。

『何?どうしたの?』

『杉浦さんの助言に意を固めて彼女に結婚して欲しいと伝えました』

『それで?』

『OKでした』

『良かった!!!!!おめでとう!』

『経営相談に乗ってもらうつもりが、杉浦さんから早く結婚しないとダメと
言われ覚悟を決めました。仕事・家庭を大切にしていきます!』
と宣言に近い報告を受けました。

この報告をお聞きしながら、私の脳内スクリーンには、
四半世紀前に人生の先輩から飲み屋から出た時の風景が
映し出されていました。

その先輩から
『仕事も大事、しかし家庭ももっと大事、大切、それは両輪なんだ
双方が良い回転しているほど人生はシアワセなんだ』
と当時、言い放たれました。

その時、『何を言ってんだ、仕事と家庭は別物!』と
心の中で言い返している自分がいました。

が、家庭を持ち毎日の生活が始まると
仕事だけやっておけばいいや!という生半可な気持ちは
今では吹き飛んでおります。

お互いいかにリスペクト出来るか
減点方式で相手を見るか
加点方式で相手を見るか
それによって大きな岐路に立ち
そこから大きく人生模様も変化すると
感じています。

相手のダメなところを突っ込んでも
なんの意味もない、
自分が補えること、やるべきことに
フォーカスし、意味づけすれば
シアワセ度の高い人生を過ごすこと
そこに行きつく、
仕事にも好循環となり、
いつもニコニコ元気顔になれると
思います。

このことをこの経営者にお伝えして約半年
素敵な報告素敵な気持ちになれました。

誰の為か判らない
行動を伴わない
不平不満だけの毎日は
ほんと つまらん人生に

シアワセ度の高いことにフォーカス出来る毎日に!

今週もよろしくお願い申し上げます!

毎日自分の持っている(生きていること)ものを
喜びたいと思います。(ブータンの諺良いですね)

【不平不満を並べると人望がなくなる】

レス・ギブリン氏の心に響く言葉より…

人々はあなたをあなた自身の自己評価をもとに判断するだけでなく、あなたが自分の仕事や同業者に対してどういう評価をしているかをもとに判断する。
聖書に「裁かれたくなければ、裁いてはいけない」という教えがある。
これは人間関係に関する名言である。
私たちは何かを裁くたびに、自分を裁くきっかけを他人に与えてしまうのだ。

多くの離婚訴訟を扱う弁護士が、こんなことを言った。
「夫や妻が配偶者のいやな部分について話すたびに、その配偶者よりその人自身の本性があらわになっているように感じる」
つまり、他人についてネガティブな発言をすると、自分について悪い印象を相手に与える結果になるのである。

ニューヨークで職業安定所を営むウォルター・ローウェン所長は、高給が得られる仕事を相談者に紹介することで知られている。
彼は30年以上にわたって実績を上げてきたベテランである。
彼が相談者にアドバイスしていることのひとつは、「新しい雇い主と面接しているときに前の雇い主に対する不満をぶちまけてはいけない」ということだ。

前の雇い主を批判して新しい雇い主に取り入りたくなるのはわからないでもない。
前の職場で不当な扱いを受けたことを愚痴りたくなるのも理解できる。
だが、ローウェン所長は「それは絶対にしてはいけない、不平を言う者を雇いたがる人はいないことを肝に銘じるべきだ」とクギを刺している。

不平を言う人と一緒にいたとき、あなたは不快な気分になったに違いない。
実際、不平不満を並べる人の人望のなさは、誰もが知っているとおりだ。

あなたは自分の仕事や職場をどう評価しているだろうか。
仕事先と職務内容を尋ねられた時、申し訳なさそうに「ええまあ、〇〇銀行で〇〇係として仕方なく働いています」と答えるか、誇らしげに「はい、〇〇銀行という素晴らしい職場で〇〇係として一生懸命に働かせてもらっています」と答えるか。
後者の答え方なら、相手はあなたに好印象を抱くだろう。

出身地を尋ねられたとき、恥ずかしそうに「つまらない田舎の出身です」と答えるか、「〇〇という素晴らしい地域の出身です」と答えるか。
後者の答え方なら、相手はあなたに好印象を抱くだろう。
「上司はダメな人だ」とか「自分のしている仕事はつまらない」などと言うと、聞いている人は「あなたがダメな人だから、ダメな上司の下でつまらない仕事をしているのだ」と思うに違いない。

セールスにたずさわっている人に注意しておこう。
ライバルをおとしめると顧客に嫌われることを知らないセールスマンが多すぎる。
相手に好印象を与えたいなら、ライバル社やライバル社の商品をけなしてはいけない。
そんなことをするのではなく、自社の商品を称賛しよう。

人びとはネガティブな話し方を嫌うだけはない。
あなたはネガティブな舞台を設定し、ネガティブな雰囲気をつくっている、だから見込み客が買ってくれないのだ。
しかも、見込み客は心の中で「ライバル社の商品のほうがいいのではないか。そうでなければ、この人がそれを恐れてこき下ろすはずがない」と勘繰る。

『人望が集まる人の考え方』ディスカヴァー

小林正観さんが、お釈迦さまのこんな言葉を紹介している。
『お釈迦さまの言葉に、このようなものがあります。
すべてがあなたにちょうどいい。
今のあなたに今の夫がちょうどいい。
今のあなたに今の妻がちょうどいい。
今のあなたに今の子供がちょうどいい。
今のあなたに今の親がちょうどいい。
今のあなたに今の兄弟がちょうどいい。
今のあなたに今の友人がちょうどいい。
今のあなたに今の仕事がちょうどいい。
死ぬ日もあなたにちょうどいい。
すべてがあなたにちょうどいい。』

妻が夫の悪口や文句を散々言って「ひどい夫だ」と嘆いたとき、お釈迦さまは、「文句を言っているあなたに、ちょうどいい夫なんですね」(そんなひどい夫にふさわしい妻)と言ったという。
これは、仕事も、会社も、上司も、みな同じ。

不平不満を並べれば並べるほど、人望がなくなる。
どんなときも、人望を高める行動を取る人でありたい。

上記の【不平不満を並べると人望がなくなる】については人の心に灯をともすより引用しています。