【今週の自戒】 まず自分をつくろう。そこから

ー杉浦佳浩

【今週の自戒】 まず自分をつくろう。そこから


2026年 03月 30日

【今週の自戒】

まず自分をつくろう。そこから
「この道より、我を生かす道はなし。この道を歩く」
武者小路実篤の言葉
起業相談に乗ることも時々あります。
ビジョナリーで素晴らしいお話を
聞かせていただくお若い方も多くいらっしゃいます。
とにかく世の中のため、周囲の人々のために
自分の人生をかけて頑張りますと
一生懸命話してくださるのですが、
まず自分が何者か?自分の魅力は何なのか?
自分の会社は?強みは何なのか?
価値はどこに提供できるのか?
自分自身で気づいているのか?
と聞いてみると何も返事がなかったりします。
何にもなくて想いだけで突っ走ろうとしている人、
自分の人生、自分の会社がまず成長できる
状況にないにもかかわらず、想い先行でやっていくと
なかなか長続きをしないと
お話をさせてもらうことがあります。
そんな時にこの武者小路実篤さんの言葉を
伝えたいなといつも思っています。
「この道」を歩むということ:自己確立の第一歩
この言葉が伝えているのは、
単なる頑固さではありません。
それは、数ある選択肢の中から「これが自分にとっての真実だ」と
腑に落ちる場所を見つけ、その運命を引き受けるという

深い自己信頼の表れです。

時に、周囲の期待や世間の流行に流され、

「誰かが決めた正解」を歩こうとして
疲弊してしまいます。
しかし、他人の靴を履いて歩き続けても、

いつか足が痛み出すのは当然のことです。

自分を確立するための「自己肯定」
自分を確立するとは、完璧な人間になることではありません。

自分の凸凹や、割り切れない性質をそのまま受け入れ、
それを活かす道を探ることです。

実篤さんは、さらにこのような言葉も残しています。

「自分は自分である。何ものも自分に代わることは出来ない」

この世に二人といない自分という個性を、

自分自身が一番に尊重し、育てること。
その土台があって初めて、私たちは他者に対しても誠実になり、

本当の意味で社会と繋がることが可能になります。

何をしている時に、自分の魂が喜んでいるか?
譲れない価値観は何か?

それを見つけ、「この道しかない」と腹をくくった瞬間、
風景は一変します。困難がないわけではありません。

しかし、自分で選んだ道であれば、その困難さえも

「自分を作る材料」として消化できるようになります。

まずは、

自分自身の唯一無二の価値を信じること。
そこからすべてが始まります。
継続的また大きな力を発揮していくためにも、
まずは自己確立をしていくこと大切にしていきたいと思います。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【まず自分をつくりなさい】

ヒューマン・リソース研究所所長、鈴木民二氏の心に響く言葉より…

《まず自分をつくりなさい。その後で人に役立つ時がきます。》(武者小路)

一冊の本に感動した私は、武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)邸(東京・吉祥寺)の門を叩きました。
二十歳の秋のことです。

「人生のテーマを探しています」
先生の答えは明快でした。

「まず自分を作りなさい。その後で人に役立つ時がきます。」
(そうだ、この順序を大切にしよう)そう思いました。

三年千日温めた後、人生のテーマを“自分を育てる”と設定します。
以来
四十年余、テーマを育てていたつもりが、実はテーマが私を育て、役立つ領域を次々と創ってくれたのです。

終わりの来ないテーマを持てたことは幸いでした。
テーマの働きの大きさを、今しみじみ感じています。

『心を豊かにする100の言葉』PHP

たとえば、新商品を売り出そうとした場合、その商品に他とは違う圧倒的な魅力がなければ、大きく売れることはない。
これは、人においても同じだ。
その人に、抜きんでた魅力がなければ、誰かに推挙されることはないし、世に出ることもない。

これは会社においても全く同じことがいえる。
多くの企業で人手不足が叫ばれているが、いくら求人誌にお金をかけても、募集広告を出したとしても、そもそもその会社に魅力がなければ人は入ってこない。
人も、会社も、商品も、まず自分の魅力を高めること。

「魅は与によって生じる」という無能唱元師の言葉がある。
魅力とは人に与えることによって生まれるが、「求によって滅す」という。
欲しい欲しいと要求する人には魅力はないのだ。

だから、まず大事なことは、人に与える魅力があること。
ない袖は振れないのだ。

「まず自分をつくりなさい。その後で人に役立つ時がきます」
自分を磨き、少しでも魅力ある自分をつくり続けたい。

上記の【まず自分をつくりなさい】については人の心に灯をともすより引用しています。