第105回ご縁結びのコーナー 株式会社Passion monster 高山芽衣さん 〜決断のスピードにびっくりの連続そして実行も まさにパッションモンスター!〜

ー杉浦佳浩

第105回ご縁結びのコーナー 株式会社Passion monster 高山芽衣さん 〜決断のスピードにびっくりの連続そして実行も まさにパッションモンスター!〜


2023年 10月 11日

Passion monster社のコーポレートサイトはこちら。

社名と社長さんのギャップがこれほどかけ離れている会社はなかなかない。パッションモンスター!どんなモンスターか?エラく別嬪さんの社長が高山さん。4年ほどのご縁の中で驚くことがたくさん。スピード感を持って頑張っている高山さんについて今月はお伝えしたいと思います。

【最近の高山さん facebookより】

◆なぜPassion monster なのか?社会人スタートとの関係

社名の由来は?正直覚えていないという回答が返ってきました。ただ想いは明確に、【熱量を持って仕事がしたい】と力強コメントでした。そこには社会人一年目で感じていたこと、働き方に由来します。素晴らしい仕事だったが暇だった。ある高級アパレルブランドのショップ店員がキャリアのスタート。1日2組くらいの接客、そこに1年半勤務していた。お客様や周囲のスタッフはみんな良い人だった、なんの不満もなかった。しかし、自分の想いをぶつける仕事がしてみたかった。土日が休みでもなかった、1回は土日休みの仕事をしてみたいと思って、事務職の経験もした。それだけでも飽き足らずに、SNSマーケの勉強を開始、その後副業をその領域で開始、事務職を2,3年で辞めた。SNSマーケだけではなくアパレルブランドを自身でも立ち上げていた。この時点でかなりマルチな展開、自身の熱量の高さを現していると感じます。

2019年の5月ごろ、まだ法人化していない時に、私との出会いがあり、その場で私が、『法人化した方が良いですよ!』とお伝えしたところから、2ヶ月後にPassion monster社がスタートします。この法人化のところから高山さんとは仲良くしてもらっていて、いつも会社誕生のお話に、私に背中を押されたからと話してくださっています。

 

◆学生時代 同調圧力への反発しながらも自由と責任はセット お父さんに感謝

公務員のご両親の下で育った高山さん、以前から地元長野県での同調圧力に反発していたことを聞いていました。その詳細をお聞きすると、明確な根拠が見えてきました。中学校の時、バスケット部に所属して時、理由の説明があり短髪であったことに納得をしていた。しかし高校に入学して、髪を染めることが高山さんの入学と同時にNGに。その理由は最近高校の偏差値が下がっているからとか。地元には自由な校風で髪を染めることも自由でありながら進学校も存在している中、理由が不明確、不明朗でかなり反発をしていたそうです。

【10代?の高山さん 写真右】

よくわからない言い分や疑問を学校にぶつけていたり、否定していたり。高校の2、3年にはバイトに精を出すようになっていて、居酒屋でのバイトが楽しかった、そもそも欲しいものは、自分で買いなさいという主義で育ってきた。それが自活にも近づいて行き、自信にも繋がったし、いろんな生き方、多様性の大切さにも気付きテーマとなって行きました。その頃にお父さんから手紙を受け取ります。そこに、個性とか自由は理解できる、そこに礼儀正しさ、態度、姿勢、内面的に大人になりなさい、自由と責任はセットに生きていって欲しいと素晴らしい手紙を受け取ったそうです。金髪だった自分に大切なことを教わったこと、良い親に恵まれたと感謝されていました。

このお話をお聞きして、さらに芯の強さを確信した次第です。


【2022年1月平田牧場にて】

◆NOHAIRS おじさんを中心としたコミュニティ運営もしっかりと

高山さんがトップとして運営している、NOHAIRSも初期から関わらせてもらってありがたいです。サイトはこちら。

私もかなり早い段階で、インタビューを受け、サイトにアップしてもらっています。下記に2本の記事を

56人の美女が集まる理由

頼りたくなる潔さ

当時はまだここまでメジャーではなかったので記事化してもらえたと感じています。すでに400名ほどの仲間が集う大きなコミュニティとなっています。現在は無理な宣伝活動をすることもなく、自然体で増えていってる。このコミュティ運営の強さから、Passion monster社のビジネスにも繋がってこの活動を自社事業と切り離せない切り分けできない状況、事業ポートフォリオの一部になっていると説明くださいました。

まずはコミュニティ活動を強化の後に商品を(化粧品)を作った、その順番がよかったと高山さんは話します。利用者の声を大切にすることで、商品開発にも好結果がでて、今の状況に。結果論ですが、と前置きしながらも、集うファンを大切にしてきたことが今に繋がっています。

【NOHAIRSメンバーとのBBQイベントの一コマ】

ここで、NOHAIRSのモデルとしてもご活躍の宮本さんにコメントをお願いしてみました。

①高山さんと出会った頃の印象は?またNOHAIRSの立ち上げを聞いた当初どんな感じ、またどうして応援しようと思いましたか?

初めて出会った時は、正直怖そうな第一印象でした笑(仕事がバリバリ出来そうなイメージで)

ただ決断や提案、会話にスピード感があって、何かペースに持ってかれた感じでしたね。ライターの仕事もやったことなかったですけど、ファッションが好きってだけでやる流れにもってかれました笑

nohairsは初めて聞いた時正直やられた!と思いました笑こんなカッコいいアプローチの仕方があるのかと!ちょっと悔しさを覚えたくらいです。なのでとにかくどんな形でも関わりたいなぁと思いました。

②日頃の高山さん、経営者としてどんな風に宮本さんには映りますか?

日頃は正直普通にただうるさい奴です笑

ただやっぱり切り替えというかモードに入った時醸し出す雰囲気は、年齢性別関係なくカッコいいなとは思います。

年齢や経験を重ね包容力や動じない器がプラスされれば、益々ワクワクすることを仕掛けてくれる経営者になると思います。僕はその歴史の証人です!

③NOHAIRSの活動について何でも結構ですのでコメントをお願いいたします。(過去現在未来なんでも)今後の活動についてでも結構です。

僕自身nohairsで特別な存在だと思ってません。ただそんな僕をみて、悩んでいた人達が、自分自身を受け入れ堂々と振る舞えるかっこいい大人になるキッカケになってるのは、僕自身の大きなモチベーションになってます!

そういう意味で一つのスタイルとして確立させる為に出来ることは今後もやっていけたらと思っております!

宮本さんのコメントからも見えてくるように、何か協力したい、関わりたい!ということが自発的、能動的に見えてきます。このNOHAIRSという居場所のポテンシャルの大きさを当初は見えていなかった、意図していなかったところから広がりの大きさを感じます。結構神経質になりがちなテーマですが、高山さんのキャラクター、女性が運営していることも大きいなと感じます。ネガティブになりがちな方々に勇気を与えて、悩みを解消し、背中を押すことを自然にできていることが素晴らしいと思います。

◆断髪式を経験した、加藤さんにもコメントを 名実ともに明るくなる

髪を切ると気分転換になることは男女を問わずのこと。その中でも断髪、スキンヘッドへの挑戦はなかなか勇気がいること。そのチャレンジに手をあげてくださったのが、グッドマネジメント総合研究所の加藤さん。最初は半分冗談からスタートしましたが、大人数から祝福されて楽しい、【断髪式お披露目会】を開催いたしました。

その時の動画はこちらです。【断髪】スキンヘッドが出来上がるまでの全工程を公開

さらに、髪を長くしていた私が、スキンヘッドにした理由を告白しますVol.17

【断髪式お披露目会時の写真】

薄毛も個性と割り切れるか?個性の一部と思って新しい経験として受け入れ、NOHAIRSも選択肢となれば良いなと高山さんは感じています。個性を活かしていくことの大切さですね。

加藤さんにもコメントをお願いしました。下記にて。

①断髪式をやってみてどうでしたか?(断髪式お披露目会の印象も含めて)

大袈裟かもしれないですが、生まれ変わったような気持ちです。身なりを整えることは重要だと昔から考えていて、あれこれ時間とお金を掛けてきたタイプの人間ではあると思います。そんな僕の一番インパクトが大きな身なりの変化が、スキンヘッドにするという選択。装飾の方面ではなく断捨離していくという、この機会をいただけた杉浦さんに感謝しています。お祝いの会まで設けていただいて、みんなにスキンヘッドを喜んでもらえて、僕は僕で頭がスースーして、みんなの笑顔や優しさがさらに(頭皮からも)受け取りやすく感じて、とても有り難い貴重な会になりました。スキンヘッドにしたらこんなに喜んでもらえるんだ!という感覚は凄く不思議で「ある」ものを「ない」にすることで、自分の人生が好転した感覚でした。あの機会をいただけなかったら、自分だけでは慣れ親しんだ髪型のままにしていた可能性が高く、髪に変化がなかった自分を想像すると少し怖いと思うくらいです。僕は人相があまりよくないので「スキンヘッドはやめといたほうが…」というような意見もいただいていたのですが、実際スキンヘッドにしてみると「似合うね!」「潔いね!」「カワイイね!」と言ってもらえるだけで、良いことばかりで全く問題ありませんでした。やってみないと分からない事だらけですよね。

【断髪をする直前のインタビュー時 @銀座にて】

②今は丸坊主になっていらっしゃいますがいかがですか?また周囲の反響もお教えください。

あれから一年経った今も髪の毛が無いことによるメリットをたくさん感じています。しかも時間が経過するほどメリットを感じます。まず、自分の髪の毛を気にしなくて良いというのは大きいです、何をしてもセットが崩れることがない(そもそもセットしない)、頭が濡れても髪を気にする必要がない、リンスや整髪料も必要ない、髪に使っていた時間を1日10分としたら年間で60時間浮いています。デメリットは頭皮の日焼けと、髪の毛という防御が無いので頭の怪我に気をつける、ほんとにこれくらいしかないです。周囲の反響もとっても面白くて、最初の頃は「おお!生で坊主見れたー!」と皆さんも喜んでくれたのですが、一年経った今では僕の坊主は、皆さんからしてもそれが普通で当たり前なのです。これが面白くて、髪が無い坊主の僕=普通で当たり前ってことなのです。めっちゃ有り難いことで、僕のアイデンティティに髪は必要なかったのが体感として理解できたのです。いろんな意味で気持ちも軽くなって、清々しさでいうと、超ハイレベルの清々しさを感じ続けています。

③NOHAIRSの活動についてコメントをお願いします!

時代を考えると、物と情報が溢れかえっている世界、もう限界ですよね。それなのにまだいろんな物と情報を増やしますか?そうじゃなくないですか?着眼点変えてみましょうよ!という素晴らしい提案をされている方々だと認識しています。少し想像してみて欲しいのですが、100年後の世界線に今の年齢の自分が生活してて、そこから100年前の今の自分のことを見れるとしたら、無駄な物事にお金も時間も使わなくてよいのに!って言うと思うんです。あれもこれもと無価値な物事を積み上げる時代はとうの昔で、足るを知り、本当の自分と向き合い、人と向き合い、幸せで楽しい人生を過ごすことを、未来の自分なら推奨すると考えています。僕はNOHAIRSさんのおかげで、自分のステージを1つも2つも上げてもらいました。断舎離することで豊かになることを知る。NOHAIRSさんの活動が人の人生を明るくして、世の中まで明るくしていくことを心から応援しています。

髪の毛を切る、イメージを大きく変えることで、人生が開ける、輝く、そんな体験ができるのもNOHAIRSの素晴らしいところだと感じます。個性を活かすことの大切さですね。

◆事業家としての高山さんの横顔を グッチにコメントを

宮本さんのコメントからも事業家としてスイッチが入った瞬間、何かスピード、力強さを感じるほどの高山さん。私も何度もその瞬間に遭遇をしています。事業についても触れていきたいと思います。まずはグッチこと橋口さんにもコメントをいただきました。

【私の56歳の誕生日会(2019年)NOHAIRSのメンバーと】

① 高山さんと出会った頃の印象は?またどうして応援しようと思いましたか?(私の紹介ということは抜きで)

<印象>

NOHAIRSの取材の打ち合わせということでご挨拶したのですが、杉浦さんから若い女性と聞いたので、私は怯んでいました。お会いした第一印象も垢抜けた、おしゃれな方だなぁと、私の人見知りが発動したのですが、話をしたら実は超天然、突っ込むと率直に気持ちを出す、積極的に笑ってくれる、直ぐにリラックスできたのを覚えています。人見知りで悪戯好きが見え隠れする少年の様な笑顔にもやられました。

<応援しようとした理由>

一つ目は、“やりたいこと”や”すべきこと”を自分で見つけて、動く理由を自分で創って動きまくっているところです。二つ目は、出会いや人を尊重し、それを楽しんでいることです。ご自身の話はこちらから聞かないと出てこないのですが、周囲の人達や出会った人達の話は嬉しそうにどんどん出てくる、それら話はいつも切り口がユニークで、すごく参考になります。

②日頃の高山さんについて、パッションモンスターについて何でも感じるところをお教えください。 

高山さん中心に集まった方々も天然・率直な、素敵な方々、「やりたいこと」や「すべきこと」を自分達で見つけて、情熱的に動きまくっているという印象です。パッションモンスター=高山さん、というイメージでしょうか。

お仕事を何度かお願いしたことがあるのですが、周囲の意見や指摘にも素直に耳を傾け、案件によっては知識や経験不足が否めない状況もありましたが、めげずにとにかく明るく情熱的に動いてくださいます。

どうしたら相手の要求を理解して応えられるのか?に対して、真正面に向き合い、率直にコミュニケーションする、動く、アウトプットを出す。とても素敵だと思います。

③NOHAIRSの活動について何でも結構ですのでコメントをお願いいたします。(過去現在未来なんでも)今後の活動についてでも結構です。

NOHAIRSのコンテンツはチェックしています。Tシャツも日常的に着用しておりましてNOHAIRSが発信する文化やファッションを楽しんでいる1人です。私は、人見知りなのであまり会合には顔を出さないのですが、NOHAIRSが、坊主やスキンヘッドをポジティブな文化、ファッションにする理念や活動に尊敬しかありません。

グッチのコメントどおり行動力が素晴らしい。その姿勢にたくさんの人々が応援をしているのだと思います。

Passion monster は、コミュニティ運営以外の事業の柱は、SNS等動画の企画、制作、運用、運営受託が祖業でした、関わる人は10名程度。業務委託が中心。プロジェクトごとにチームが組成されそこにいろんな方々が集います。まさに今の働き方を実践されています。

のめり込むように仕事に没頭、気づけばテレビ局の仕事まで携わるように、しかし、体調の管理将来への不安、このままでいいの?に悩む時期もあり、会社経営から会社員へ戻ろうかと思い悩むこともあったそうです。

そんな時に、周囲の応援者から会社組織を大きくして(雇用を拡大して)何か事業をやってみるのも良いのではないか?と言う話から、えらく飛躍して運送業(ラストワンマイルの軽貨物運送業)の事業運営の声がかかります。恐る恐る話を聞いていたところから、オモシロイやってみよう!に決断もこれまた短期的。驚くばかり、現在、さらに10名ほどで運送事業を立ち上げ前に進もうとされています。ぶっ飛んでいると当初は心配しましたが、今までやってきたことが点と線が繋がるように動き始めます。

人手不足の業界で、SNSを活用して働き手をコストをかけずに採用へ。もちろんNOHAIRSメンバーからも手が挙がる。物流業界の古い慣習を気にせず、突っ込んだところから新たな荷主の開拓もスムーズに。このツッコミ具合が本当に小気味がいい感じです。

高山さんは、自分一人でできることを脱却し、一人じゃできないこと、みんなでやること、頼もしいコミュニティの仲間達がたくさんいて、関わる人達が自己成長できる企業の構築、そのような環境を提供していきたい、Passion monster の企業文化を創っていきたいと話してくださいました。

本当に楽しみな会社であり、経営者であると感じています。

◆最後に高山さんから一言

まず初めに、杉浦さんとても光栄な記事を書いてくださりありがとうございます!

コメントをくださった宮本さん、加藤さん、ぐっちさんもありがとうございます!

このコメントを書いているちょうど3日前、念願叶った荷主との契約を結び新規事業もまずは兆しが見え安堵したと同時に今までに味わったことのない恐怖感?プレッシャー?のようなものもを感じていました。

大変なことを始めてしまったとややネガティブになりかけていた時にちょうどこの記事を拝読し初心に返ることができました。(これはインタビューをしていただいた時も言っていた気がします笑)

思えばいつも、杉浦さんにはこういうタイミングでお力を貸していただいています。

会社設立の後押しも然り、ちょうど悩みを整理したいタイミングでお声掛けいただいたり、お世話になっている人を思い返せば杉浦さんのご紹介だったりと、自分では気づいていないけど実は求めていたことをいつも先に出してただいているような感覚です。

本当に杉浦さんを始め、何もないところから気にかけて、応援してくれる方々は私にとってとても大きな存在です。

最後に決意も込めて、一緒に働くパートナーのみんなと「仕事面白いね」と言い合えるよう、

お世話になっている皆さんにいい報告ができるようこれからも精進していきます。

高山さんとはご縁、タイミングを感じる次第です。ますますのご発展にお役に立てますように!