道徳も良いが、私には仏法がしっくりくる 

ー杉浦佳浩

道徳も良いが、私には仏法がしっくりくる 


2023年 03月 20日

【今週の自戒】
道徳も良いが、私には仏法がしっくりくる

迷惑をかけるな というよりも
迷惑をかけている
前者が道徳で後者が仏法
もうちょっと、
迷惑→世話に置き換えてみると
さらにしっくりくる
生まれてきて、誰かの世話にならないで
今存在するはずがない。
コップの水も、コップを作った人がいる
だから手で掬うことより便利に
水を飲める。
見渡せば全て世話になっている自分。
そこに気づいて生きているだけで
かなり楽ちんになった。

自社の社員を道具の様に使う経営者もいれば
出社してきてくれて有難うと手合わせていた
起業当初の松下幸之助さんもいる。
事業のパフォーマンスはどっちが良いか。

先日ある会社の役職者と話していて
とにかく会社を離脱する人が多い、
そこに社長は何も反応しない、
自分の会社、やり方をとやかく言わせない雰囲気
離脱者もてんこ盛りだそうです。

またある経営者、爆速で急成長している
会社に歪みは?
そんな大きな組織ではないが、ここ2年は
離脱者がゼロ。決して給与は高くない。
社員との対話を大切にしながら
社会への問いかけ方向性をきちんと話し
聞いている。
素晴らしいと思いました。
関わる方々に耳を傾け
学ぶ姿勢を忘れないように
お世話になっている自分に気付いて。
今週も
よろしくお願い申し上げます。

【自分が話している間は何事も学べない】
ラリー・キング氏の心に響く言葉より…

会話を気持よく続けるには、自分の考えを伝える必要がある。
しかし、あなたばかり長く話し続けるのはNGだ。
会話はキャッチボールだ。
自分がボールを持ったら、相手に投げ返すことで楽しく続けることができる。
「あなたは?」と相手に質問し、会話のボールを返すことを忘れないようにしよう。

話のうまい人は、好奇心が旺盛だ。
あらゆることに興味を持つからこそ、人の話をよく聞いて、広い視野を手に入れるのである。
彼らは、質問がうまい。
そうやって常に新しいことを学ぶのだ。

話していて一番楽しい相手、それは「共感してくれる人」だ。
自分の言葉を受けとめてくれる、さらに、言葉にならない気持ちもわかってくれる、そう感じられる相手である。
就職が決まったことを話したら「ああ、そうなの」ではなく「ほんと? よかったね!」と言ってもらいたいではないか。

共感を伝えるのは、難しいことではない。
自分が誰かに言われたら、うれしいと思える言葉を返せばいいのだ。
テレビでおなじみの司会者を例に取れば、オプラ・ウィンフリー(ラリー・キングと並ぶアメリカを代表するトーク番組司会者)は相手に共感し、それを相手に感じさせる名人だ。
オプラは共感を示すことで、ゲストに腹を割って率直に話をさせている。

私はこうした能力のある司会者を「共感者(commiserator)」と呼んでいる。
例えば、「私は水ぼうそうにかかっている」と話すと、彼らは共感し、励ましてくれる。
ゲストに興味があり、意見を聞きたがっていることがよくわかる。
視聴率が取れるセンセーショナルな話をさせようとしているのではないことが、ゲストにも視聴者にも伝わるのだ。

『伝え方の極意』ディスカヴァー

ラリーキングが肝に銘じている言葉がある。
それが…
「自分が話している間は何事も学べない」

今日、たくさんのことを学びたいなら、相手の話を聞かなくてはならない、と毎朝自分に言い聞かせている。
そして、自分が成功できたのは話すことよりも、人の話を聞くことに努めたからだという。

少し話し慣れた人が、スピーチや挨拶でやりがちなのが、話が長いこと。
下手だと自認している人は、早く切り上げようとするが、多少話ができる人が問題を起こしやすい。
特に、パーティなどで乾杯の前の挨拶など、誰も聞いていない。
「挨拶より、早く飲ませてくれ!」と誰もが思っている。

スピーチの長話と同時に、会話でも一方的に独占して長く話さないこと。
「自分が話している間は何事も学べない」という言葉を胸に刻みたい。

上記の【自分が話している間は何事も学べない】については人の心に灯をともすより引用しています。