フォーカスポイントを変えると面白いことが起きる

ー杉浦佳浩

フォーカスポイントを変えると面白いことが起きる


2021年 09月 13日

【今週の自戒】
〜フォーカスポイントを変えると面白いことが起きる〜

仕事は楽しかった、でも社内の政(マツリゴト)に
全く興味がなかった。
当初は政にも興味を持とうと思ったけど、
ピントがどうも合わなかった。
しかし、お客さん、パートナー会社さん、取り巻く事業者さん
めちゃくちゃ恵まれていることに気付いていた。
そうだこのピントの合う人たちと徹底的に
楽しんでみよう、いろんな経験をしよう
どんどん輪が広がった。
ちょっとやりすぎの面もあったけど。
同じ頃、社内の行事ごともたくさんあったはず
でもほとんど思い出せない。
興味の矛先を変えるだけ
政に一生懸命だったら今の自分は存在しない。

この1週間ほどで20代の経営者5人と
対話の機会がありました。
若い世代へのフォーカスすることも
もう18年ほどになります。
さらに拍車が掛かって年の差、
30〜35歳も普通になってきました。
そのうちの一人、25歳の経営者さんから、
『年収の高さや、肩書きに僕たちは全く興味ないのです』
『そうよね、私もそうだった』
これだけで仲良しになれる。(笑)
これから時代を創っていく若い人たちに
ピントが合い続けられますように。
本当に幸せだなと感じます。
うまく会話が続きますように。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【うまくいかない人の特徴】
斎藤一人さんの心に響く言葉より…

不幸そうな人をよく見てみるとね、そういう人って、愚痴や泣き言、人の悪口を言っていることが多いんです。
例えばお茶は、水に茶葉が入っているよね。
煎(い)れる前に茶葉を抜いたら、ただの水にしかならない。

何が言いたいんですかっていえば、物には必ず構成要素があるということです。
お茶には、水と茶葉という構成要素がある。
それと同じように、あなたに今起きていることは、そういう構成要素があるからなんだよ。
嫌なことばっかり起きるんだとしたら、自分の中に悪口っていう要素があるんじゃないかな、愚痴の要素があるんじゃないかな。
そう考えてみて。
悪口は、人のことを言うこと。 愚痴は、自分の弱音。

うまくいかない人ってね、ほとんどは悪口とか愚痴とかの要素があるからだよ。
愚痴とか悪口とかってね、絶対に言わないつもりになっても、つい言っちゃうんです。
でもね、言わないぞって決めたら、必ず減っていきます。
それを繰り返してると、ちょっとずつ自分が変わってくる。
自分の構成要素が変わってくるんだよね。

で、自分が変わると、世の中って見事に変わっちゃうんですよ。
一人さんってね、ものすごく幸せなんです。
商売だって、バブルも何も関係ない。
バブルのときも景気はよかったけど、バブルがはじけても景気がいいんだよ。
リーマンショックだって、私には関係ないの。
なぜかって言うと、私は人の悪口って言わないし、国の悪口も言わない。
アメリカのせいだとも言わないんです。
そういう人には、普通とは違う現象が起きてくるんだよね。

もし家の中で家族が愚痴や文句ばかり言っていたとしても、自分は言わないようにすればいい。
一緒になって言っても、世の中が自分の思う通りになるわけじゃないし、生活がよくなるわけでもないからね。
むしろ、言えば言うほど状況は悪くなるだけです。
だったら、相手が何を言っても、自分は言わないことに挑戦してみようって思うこ とだよ。

人生を変えたかったら、何か別のことをしなきゃ。
今までと同じことをしながら別の人生を望んでも、それは無理だよ。
愚痴とか悪口 とか泣き言を言いながら、幸せな人生を欲しがっても絶対にできないんです。
あり得 ないよ。
だって、愚痴とか文句を言ってること自体、もう不幸なんだから。
まずは、それを やめることだよね。

そう思って、愚痴とか悪口をやめることに挑戦してごらん。
筋肉質になりたかったら、筋トレとか体操をしなきゃいけない。
それと同じで、部屋でゴロゴロしながら筋肉質になりたいって、それは無理なんです。
会社に行ってると愚痴が出るって言うんだったら、会社を辞めたっていい。
ご主人の悪口がやめられないんだったら、別れちゃえばいいんだよ。
ただね、人や環境のせいにして愚痴や悪口がやめられない人って、往々にして、会社を辞めても、旦那と別れても言い続けてるもんだよ(笑)。

『斎藤一人 俺の人生』マキノ出版

毎日のように、悪口、文句、不平不満、愚痴、泣き言などを言っている人が、幸せになろうと思ってもそれはかなり難しい。
SNSなどで、国や地方自治体、景気や、コロナ対策などの文句を言っているような人だ。
それはあたかも、下りのエスカレーターに乗っているのに、上にあがって行こうとするのと似ている。
文句や不平不満を言っている時点で、不幸だからだ。
言えばいうほど、高速の下りのエスカレーターに乗ってしまう。

たとえば、病気になったり、会社の業績が悪くなって、愚痴や泣き言をいくら言ったとしても、病気はよくはならないし、会社の業績もよくはならない。
病気にしても、会社の業績にしても、嘆いているだけで、何らかの具体的な行動を起こさない限り状況はなんら変わらないからだ。

四六時中、不平不満や、文句や愚痴を言う人と一緒にいて、元気になる人はいない。
エネルギーを吸い取られ、疲れ果ててしまう。

反対に元気にしてくれる人は、どんなにひどい状況でもその中に、楽しいこと、面白いこと、嬉しいこと、幸せなことを見つけ、そして感謝する。
それは、いついかなるときも、「ネガティブなことを言わない」と固く決心すること。
そして、口から出る言葉は、すべて愛にあふれた「愛語」であること。
「愛語」は、あたたかで気づかいがあり、ほっこりさせてくれ、人を笑顔にさせてくれる。

どんなときも、愚痴や悪口を言わない人でありたい。

上記の【うまくいかない人の特徴】については人の心に灯をともすより引用しています。