生きる時間は限られている、自分の花を咲かそう

ー杉浦佳浩

生きる時間は限られている、自分の花を咲かそう


2021年 06月 14日

【今週の自戒】
〜生きる時間は限られている、自分の花を咲かそう〜

写真の【犬の教え】、
何度か目にしたことがあります。

 

SNS上で家族の一員として
愛くるしいワンちゃんの
動画、写真を見かけるたびに和みます。
無邪気に遊ぶ犬に心奪われます。

 

また、人間の数倍のスピードで
老いていくこと、命の大切さ
生きる時間は限られていることを
命を持って教えてくれるのも
【犬の教え】だと思います。

 

限りある人生に
花を咲かせるのも自分次第。
行動ある1週間に
今週も
よろしくお願い申し上げます!

 

【自分の花を咲かせる】

ノートルダム清心学園理事長、渡辺和子氏の心に響く言葉より…

他人にどう見られているか、他人からどう評価されているかは、いつも気になることです。
ほめられればうれしいし、けなされれば哀しい。
嫌われれば悲観し、好かれていれば心は安らかです。
尊敬されれば生きる勇気が与えられ、反対に軽蔑されたり、無視されれば、生きる自信まで失ってしまう。
それが人間なのです。

しかし、他人の評価とか別に、「自分」が存在することも忘れてはなりません。
他人の評価には、確かに的確なものもあり、それに謙虚に耳を傾けることも重要です。
しかし、他人の評価がすべてではないことも知るべきです。
他人も不完全な人間だからです。

人見るもよし
人見ざるもよし
我は咲くなり
(武者小路実篤)

何はともあれ、「咲く」ことがたいせつです。
それは、他人の評価を受けとめる主体性の問題と言ってもいいでしょう。
ほめられればありがたく受けとめ、悪く言われれば、それも受けとめてゆく。
しかし、いつも心の底には、他人の毀誉褒貶(きよほうへん)にかかわりなく存在する「自分」を温かく、しかも冷静に見つめる姿勢がなければなりません。
そして、自分だけが咲かせられる花を一番美しく咲かせていこう、という決意と努力がたいせつです。

花が咲くために太陽、空気、水等が必要なように、人間が「咲く」ためには「愛」が必要です。
それは、自分の自分に対する愛であり、他人の愛であり、さらに神、仏のみが持ちうる無条件の愛なのです。

『幸せはあなたの心が決める』PHP研究所

勝海舟の有名な言葉がある。
《行蔵(こうぞう)は我に存(そん)す。毀誉(きよ)は人の主張、我に与(あずか)らず我に関せずと存じ候(そうろう)。各人へ御示し御座候とも毛頭異存(もうとういぞん)これなく候。》(勝海舟)

我が行いは自らの信念によるものである。
けなしたりほめたりするのは人の勝手である。
私は関与しない。
どなたにお示しいただいてもまったく異存はない。
福沢諭吉が書いた『痩(や)せ我慢の説』に対する勝の有名な返事である。
命を賭けて、信念を持ってやったこと、学者・福沢ごときにとやかく言われる筋合いはないというのである。(日本人の心に響く名言/日本経済新聞社)

行動の人はとかく言われやすい。
行動として目に見えやすいからだ。

何もやらない者は、何も言われない。
何もやらないということは、何の花も咲かせることができないということ。
花が咲けば、目立つ。
だから、言われる。

ダンテは神曲の中でこう言っている。
「汝(なんじ)の道を行け、而(しか)して人の語るにまかせよ」

自分の花を咲かせたい。

上記の【自分の花を咲かせる】については人の心に灯をともすより引用しています。