【好きになる力】を身に着けて事の本質を見極める目を持ちたい

ー杉浦佳浩

【好きになる力】を身に着けて事の本質を見極める目を持ちたい


2020年 01月 20日

大阪市内某所のガソリンスタンド、
このスタンドに貼っている模造紙、
毎度素敵な手書きの文章を
撮りだしてもうすぐ10年に。

ある時酔っ払ってフラフラ歩いている時に、
この模造紙が急に目の前に。
眺めている内に好きになりました。

マイカーを持っていない私が、
地下鉄に乗ってこのスタンドに
毎月通っています。(笑)

途中止めようかと思うこともありましたが
『最近、あの写真アップしないの?行ってないの?』
といろんな方に声を掛けて頂けたこともあり
10年継続しています。
ちょっと気になるのが、毎月更新だった文章が
どうも2ヶ月に1回程度に。。。。

当初は、
この模造紙に文章を書く意味を考え、
お客さん目線
従業員目線
いろんな目線で感じ、
ほんと素晴らしい地道な【コツコツ】だと
思っていました。

さらに、
今朝のこの写真を見て、
【好きなる力】の大切さ、
物事を受け入れる姿勢、
事の本質を見極める目、
予想もしない面白味
事に向かい没頭出来る
仲良くにもなれる
その根本なんだと教えてもらったと
感じました。

すぐに諦める、
苦手な部分には手を出さない
そんなことではなく、
まずは好きなることからを大切に。

この人、素晴らしいな思って
じっくり好きなって付き合って、
『?ちょっと違うな』
『メッキだった?』
『剥げたメッキの下地がとんでもない』
そんなことも好きなって付き合うからこそ。
真贋を心眼で見極められるためにも。

まずは受け入ることに
フォーカスできる1週間に!
今週も
よろしくお願い申し上げます!

【好きなことしか本気になれない】
株式会社ココナラ代表、南章行(あきゆき)氏の心に響く言葉より…

終身雇用制度が消滅し、突然クビになったり、会社が倒産したり、「ボーナスカット、給料は半額で頼む」と言われても不思議ではなくなる。
運よくそんな目にあわなくても、定年が来れば会社にはいられないし、あなたの仕事は「なくなる仕事」かもしれない。
「長く働く時代になる」という外部要因を考えれば、フリーになっても食っていける個人の力は必要不可欠だと僕は思う。

◆「個人の力」の三大要素その1はスキルだ。
ただし、どのようなスキルにニーズがあるかは、外部要因の影響を受ける。
時代の変化は速く、環境はみるみる変わる。
そんななか、「絶対」を求めて安定を手にしようという人は、全財産をバカラ賭博にオールインするレベルのギャンブラーだ。
「この資格を取っていれば一生食いっぱぐれがない」とか、「現実を考えて手に職をつける」という発想は、80歳まで働くというとき、堅実に見えてまるで役に立たない。
そこで「唯一無二のスキルをひとつ持つ」という発想は捨ててしまおう。
「複数のスキルを持つ、新たなスキルを獲得し続ける」とういう考え方に切り替えるのだ。
そして、それは更新されていくほうがいい。

◆「個人の力」のその2は、自分の価値観を持つことにほかならない。
長期プランが意味なしになるほど変化の激しい時代だから、「自分の価値観」というブレないものが必要だ。
未来予測はできない。
誰も先のことまで見通せないということだ。

◆「個人の力」その3は、「セルフリーダーシップ」だ。
目標を自分で設定し、課題も自分で見つける。
今後はこれが当たり前になっていく。
僕はそう考えている。
目標を決めるのは自分。
実行して達成するのは自分。
評価するのも自分。
これをひとことでいうと、「セルフリーダーシップを持つ」ということだ。
仕事を探すにしろ、変えるにしろ、何かの目標を立てるにしろ、自分を動かし、その都度、意思決定を下す。
どうやって心を満たす仕事を見つけるのか?
見つけたとして、どうやって一歩を踏み出すのか?
そんなときにはセルフリーダーシップを発揮して、自分で自分をリードしていこう。

『好きなことしか本気になれない。』ディスカヴァー

南氏は、「ココナラ」についてこう語る。
『「ココナラ」は、「スキルのフリマ」という、みんなの強みをネット上で売り買いするITビジネスだ。
ロゴを作る、写真提供、作曲。
ウェブデザイン、プログラミング、エクセルの指導。
就活の面接シミュレーション、ビジネス文書の作成、法律相談。
翻訳や通訳、占い、収納アドバイスに家事代行。
財務上のアドバイスから子育て相談まで、ありとあらゆるスキルが出品され、利用されている。
自分のスキルを物々交換に近いようなやりとりができるプラットフォームをつくったのだ。
ココナラを利用することで、「人の役に立つ喜び」を味わい、「自分ごと」の実感を持つ。
そうやって心満たされて自分のストーリーを生きる人を増やすことが、ココナラの使命だ』

そして、「はたらく理由」についてこう述べる。
『働く理由は二つある。
第一は自己実現。
「どうありたいか」、働くことで「何を達成したいのか」だ。
第二は社会実現。
仕事を通じて「自分という人間」が世の中に何を実現したいかだ。
スキル、価値観、セルフリーダーシップの三つが揃った「個人の力」を使い、自分が所属している社会という大きなコミュニティがよりよくなるように貢献する。
まず自分が貢献することで、自分も社会に助けてもらう』

今は、人生100年時代といわれ、「前例ない時代」であり、「正解のない時代」だ。
だから、オールド企業や古い官僚組織が得意とする「前例踏襲」は、全く時代に合わなくなってきている。

5年、10年と、真剣に遊んでいることが仕事になったりすることがある。
それこそが、オリジナリティのある独自の「スキル」だ。
スキルがあるとは、つまりプロのことで、対価としてお金になること。

また、「自分の価値観」を持つとは自分の哲学を持つということだ。
これは、読書によって身につけることができる。
最も効率のよい知識や教養の獲得方法は読書だからだ。

そして、最後の「セルフリーダーシップを持つ」とは、起業家マインドを持つことだ。
アントレプレナーシップともいう。
起業をしなければならないということではない。
そのマインドを持つこと。
他責ではなく自責の精神。

それらを極めると、やがて、それがマズローの言う5大欲求の最終段階の「自己実現」となり、同時に、社会貢献となっていく。
働くことを通して、「自己実現」と「社会貢献」をはたしたい。

上記の【好きなことしか本気になれない】については人の心に灯をともすより引用しています。