ご縁結びのコーナー 第60回 株式会社 空色 中嶋 洋巳さん ~五反田会を開催している内に仲良しさんになりました!~

ー杉浦佳浩

ご縁結びのコーナー 第60回 株式会社 空色 中嶋 洋巳さん ~五反田会を開催している内に仲良しさんになりました!~


2020年 01月 03日

記念すべき60回目のこのコーナー。60回目は空色の中嶋さんです。昨年の11月に私が雑誌WedgeWeb版にて記事として取り上げさせていただいた際のタイトルが、【AIにはできない「接客」のサポートをネットでする「OK SKY」とは?】という内容でした。記事はこちらです。この時点でもすごい会社だなぁといろんな方からお声をいただきましたが、ここ最近進化の度合いもなかなか素晴らしく、記事から1年が経過しトッピクスとしても数多くあることから今一度私のHPのこのコーナーで取り上げたいと思います。
株式会社 空色のHPはこちらです。

中嶋さんとのご縁と言えば、【五反田会】。最近は声をかければ30名近い夜会となっています、最初は、4名?ほどでしたがここ最近は大人数でワイワイガヤガヤ。単純に楽しい飲み会として開催しておりましたが、気付けば主催の中嶋さんとはホントに仲良しに。さらに私自身が同社に深く関わるように。予想だにしなかった【今】について今回はお話できればと思いました。

記念すべき第一回五反田会、確かに4名でスタート。

最初のご縁も夜会からでした。そして空色社のなにがスゴイのか?

中嶋さんとは、ここ最近休止中のしばた会(別名:門仲会)でお会いしたのが初めてでした。当初は【アドレナリン会計士】の江黒さんがこのしばた会に中嶋さんをお連れくださったのが最初と記憶しています。そこではお仕事のお話はした記憶もなく『一度お昼間に会社に参りますね!』ということで、一度だけ会社に訪問し、空色社の面白さを教えて下さいました。その後は、五反田会を2~3ヶ月に一度五反田のお手頃な居酒屋で楽しい時間をご一緒することに。夜会開催時に少しビジネスのお話はしましたが、殆どは飲み会の連続でした。(笑)

ただ、折角の機会、中嶋さんにご紹介したい経営者の方々を五反田会にお誘いし、そこから良いご縁に発展したということもお聞きしました。まさにご縁の広がりに感謝しています。

中嶋さんに多種多様な方々をご紹介したいと思った理由は、一言で申し上げると、空色社は『単純なツール売りのみの会社ではない』ということでした。

私が感じている同社の素晴らしさをまとめてみると。

AIチャットボットのツールを展開していること

・チャットセンターを自社で保有している(チャットセンターを創設できる)

・上記2つのツールとセンターをコンサルティングし、導入できること

この3つが出来ている、チャットボットを取り扱っている会社は世の中に数多ありますが、聞いたことがありません。しかも実績を伴っている会社は本当に聞いたことがありません。

ツールを販売している部分で少し深い話をしてみますと、ツール販売をしている会社はまさにツール提供に徹している、それはそれで正しいのですが、空色社はツール提供の先にある【データ】にもアプローチをしています。

同社でいう【データ】とは、【コミュニケーションデータ】、会話ログとして位置づけられるものです。

・接客するオペレーターと顧客との間の会話ログから、人の購買行動を読み解く

・ネットを見たお客さんをリアル店舗に誘導する

・来店する訪日観光客を多言語で接客する

・大量の会話ログを解析するところから物流、流通の流れをコントロール

・一定の時期に集中する、質問や回答を人を介さずにチャットボットが対応する

この様な会話ログを全て、空色社はウォッチしている、そこからデータ解析から多方面に亘る、デジタルコミュニケーションの世界で人のセンスをより効果的に幅広く対応していく世界観を実現しようとしている、そこが素晴らしいと感じています。

小売流通のメジャー企業が利用しているワケ 具体例から。

空色社が実際に提供している、小売業界での事例動画をまずは御覧ください。動画はこちらです。(オモシロイのはこの動画に中嶋さんもご出演中です) 

・ナノユニバース社の場合

WEBサイトはこちらです。 上記の右下部分がまさにチャットボットですね。

応対方法:チャットBot、有人対応(1023時まで空色 CC受託で対応)

利用方法:FAQをはじめとする問い合わせ対応、コーディネートなどを個別に提案

ナノユニバース社では有人対応での商品提案から開始し、今ではチャットBotだけではなく、電話・メール対応まで顧客対応を統合的にサポートしています。問い合わせ対応のみを行う電話・メールはコストセンターになりがちですが、チャットと横断し商品提案まで行うことでプロフィットセンターとして変革しています。

・千趣会社の場合

セールス対応しているWEBサイトはこちらです。

応対方法:有人対応 (1823時まで空色 CC受託で対応)

利用方法:販売しているインテリア商材についての質問やインテリア全般のお悩みについて個別に相談&提案

店舗は大阪に1店舗しかない千趣会社において、継続した対話を通じてカーテンからソファーまで幅広い商品をチャットのみで購入頂ける購買体験を実現しています。インテリア提案には独特な接客ノウハウが必要となるため、インテリア販売豊富なスタッフが接客体験を日々改善しています。

・レイクアルサ社の場合

カスタマーサポート&セールス対応をしているWEBサイトはこちらです。

応対方法:チャットBot・有人対応(9:3018:00まで自社内製でCC対応)

利用方法:FAQをはじめとする問い合わせ対応、利用前・後の問い合わせ対応を行なっています。

     ※オペレーター切替後、30秒以内の対応を行っています。

初めてお借入れをされるお客様に対して、電話・メールよりも問い合わせハードルが低いチャットチャネルを提供することで、より多くの潜在的なお客様からの問い合わせに対応。お客様の不安を軽減し、より安心してお付き合い頂ける関係を構築。

・花王社にてオムツに関するお悩みサポート

カスタマーサポートを対応していますWEBページはこちらです。

チャットの紹介ページはこちら。

実際のチャット画面はこちらです。

・花王社にて【肌id AIチャットボットに質問】部分でサポート

SOFINA iPのカンタン肌チェックに関するPRのサイトはこちらです。

応対方法:チャットBot(公式LINEに連携)

利用方法:FAQをはじめとする問い合わせ対応 肌チェックに関するお客様対応

Q&Aを押していただくと、「肌id AIチャットボットに質問」という文面がトーク画面上に入力され、ボットへ質問ができるようになります。

idによるチェックが完了後、トーク画面に「肌チェック完了」と入力いただくと、ボットがそれぞれにあったコメントを返答します。

実は利用シーンは相当幅広いと感じています

前のパートをご覧いただくと大企業向け?と思われるかもですが、これは中嶋さんの販売戦略に則ったことで、大手が普通に利用するシーンを先に展開したからです。スタートアップが当初ぶつかる【壁】、大手企業が導入に至るかどうか。それをAIチャットボットをリリースしてから、導入してもらいにくい大手から提案に行くスタイルでここまで成長されてきています。

余談ですが、株主の顔ぶれもなかなかです。伊藤忠、三井物産、WiL, LLC、株式会社ベルシステム24ホールディングス、NTTドコモベンチャーズ、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタルとこのビジネスへの期待度も高いと感じています。

話は戻りますが、大手企業のみならず多様な利用の可能性があると感じている同社のサービス。その世界観を表した動画を御覧ください。動画はこちらです。

物流、交通、介護、旅行といろんなシーンが動画に出てきます、私もいくつかアイデアがあるのですが、それは、SMBマーケット(中小企業マーケット)をいかに攻略するか、できるかなと思っています。

私の勝手な想像ですが、3つほど事例を挙げたいと思います。

・士業とクライアントの間に、チャットボット&チャットセンターを。1月~3月と言えば税理士事務所の繁忙期、同様に士業には忙しい時期が重なったりします。その繁忙期では全国各地で同様の【質問】【回答】が相互に行われています。そのコミュニケーションをデータ化して、AIに任せること、人間がやるべきを相当区分けできると感じています。まさに働き方改革だと。聞こうとすることが予め予測できるようになれば時間の創出へと向かうことも多いかと思います。士業を束ねる団体、コンサル会社にこの士業と中小企業を結ぶネットワークを協業できないかと思いますね。

・小売業界を束ねる卸業界に、チャットボット&チャットセンターを、例えばヘアサロン、理容サロンはコンビニの数よりも多いと聞きます。またその先にいる顧客の数を含めると膨大です。顧客→サロン→卸業者→各メーカーを、チャットボット&チャットセンターが結び付けれれたら、商品開発、商品受発注の予測、クレーム対応まで幅広くコミュニケーションデータを握ることができると思います。これにより、無駄な商品作りから正確な需要予測から販売につなげていくようなことまで出来ると感じています。

・行政、地方自治体にもチャットボット&チャットセンターが活用できるようになると、窓口対応の激減、デジタル行政への圧倒的なシフトも実行でき、今までとは違う人員配置も可能になっていくと思っています。行政チャットセンターを統合すれば、過疎地域の行政サービス格差も防ぐことができると感じています。

デジタルトランスフォーメーションはこのチャットセンター、AIチャットボットでかなり動きが加速できると感じています。

ご縁の深さにビックリ、今後の展開に

中嶋さんとのご縁の深さに先日ビックリしたことがあります。それは私のサラリーマン時代に遡ります。私がある時に神戸の大型保険代理店さんとお付き合いができないか?と現場担当から相談があり、何度か訪問、私の考えた施策が功を奏し、お付き合いがスタートした経験があります。その保険代理店さんのお嬢さんのご主人が中嶋さんだったという事実。たまたま中嶋さんと話をしていて奥様のご実家の話になり、そこが繋がりました。このご縁も大切にしたいと思っています。

またもう一つ、ご縁話を。2019年夏頃に中嶋さんから『常勤監査役を探しているのです』ということから、私の前職の先輩に話が行き当たり、201911月からなんとその先輩がご入社という事実。。。加えて、私自身も11月から非常勤監査役を要請いただくという。。。。なかなかこんなご縁の広がりはないと思います。それも、中嶋さんの人徳、人柄だと。入社されてくる方も、中嶋さんの前職の先輩や、得意先の方々、このようなご縁、そして強力な株主さんたちのバックアップ体制、これからの空色さんの成長に期待したいと思います。そして世の中に同社ミッションである【もっとよいコミュニケーションを】が広がりますように。

最後に中嶋さんから一言も

2019年は弊社にとっても大きな変化の年になりました。お取引させて頂く業界・企業も拡大し、エンドユーザーと企業が繋がる接点としてチャットという存在が確実に大きくなっていることを感じています。新たな競合も増え、日々競争が激化していますが、空色としてはエンドユーザーと企業が持続的なコミュニケーションを通じて、企業の価値をエンドユーザーに届けるお手伝いを今まで以上に高いレベルで実現出来るよう、従業員一同邁進する所存です。

杉浦さんには以前から様々な企業の方々をご紹介頂き、途方もないご縁を頂戴しています。

このご縁に少しでも答えられるように、2020年も空色全体で成長して参ります。