「ぶれない」「群れない」「付和雷同しない」そして幼心を忘れない

ー杉浦佳浩

「ぶれない」「群れない」「付和雷同しない」そして幼心を忘れない


2019年 09月 30日

人生の半分を過ぎて早、何年?
上手に老いていけているか?
判りませんが達人を目指して
行きたいと思っております。

先日、私からすれば同年代でありながら
達人と尊敬している方と話している時、
『杉浦さん、雇用って何でしょうね?』
と唐突に聞かれました。

ある事業体が
事業の拡大傾向にある時や
一定規模を維持する際に
確保すべき人員
それが雇用ってこと。
それがもう必要でなくなってきた。
必要な時に
必要な場所に
事前に知っている一定レベル以上の人々を
居場所も気にせず、
プロジェクト、事業を動かせるように
なってきた。

これは、あるスタートアップの
事業拡大のスピードを事例に
教えてくださいました。

働き方、生き方も一気に変わろうと
している。。。。とお話くださいました。
有り難いですね。

世の中の流れを見誤らないように。

改めて、信用、信頼が大切なこと
意識する1週間に!
今週も
よろしくお願い申し上げます!

「すなほなる をさな心を いつとなく 忘れはつるが 惜しくもあるかな」
明治天皇の御製、さらに大切にしたいですね。
自律しながら、幼心を忘れない。
これですね。

【ぶれないこと、群れないこと、付和雷同しないこと】

高野てるみ氏の心に響く言葉より…

《仕事を続ける力は、「少女力」の精神と「孤独力」という武器》

ココ・シャネルがいかに偉大な女性であったかということよりも、少女のような目線を失わなかったことこそ、注目に値するところなのです。
「わたしがやってきたことは、みんな子どものような無邪気さでやったことなの。」
という言葉がありますが、生涯錆びつかせなかかった、彼女の「少女精神」。

大人(男性社会)が作り上げた世界におもねらず、妥協を許さず、厳しい子ども時代にもめげず、大人の女性となるも異性に媚(こ)びることなく、人を恨んだり、羨(うらや)んだりしない、凛とした高潔さ。
これらを貫いて生きてこられたことは、まさに彼女の言う、「少女力」を生涯失わず、発揮したいということでしょう。
それなら、だからこそ、誰もが挑戦すれば成功のチャンスがあり、なのです。

加えて彼女が生涯を通じて手にした確たることが、仕事に必要なのは「孤独力」であること。
世の価値基準を当てはめられたら、恵まれなかったと思われがちな彼女の子ども時代。
それはシャネルにとっては「負」の要素ではないかと思われがちです。
ところが、彼女自身が世の中に出て感じ得た「負のパワー」とは、実は、不幸な境遇や出自を超えた、成功してからでもなお、こうむりかねない人々の妬(ねた)み、嫉(そね)み、恨み、羨(うらや)みなどではなかったかと思えます。

この「負のパワー」こそ前向きな姿勢や精神を削(そ)ぐものであり、全身を阻むもの。
そのパワーを振り払える力があれば、くじけず、めげず、妥協のない仕事も人生も実現できるはずということになるのです。
そこで彼女が信じて身につけたのが、「孤独力」。
ぶれないこと、群れないこと、付和雷同しないこと、などなど。
今の時代にこそ、最強の武器になりそうです。

『仕事と人生がもっと輝く ココ・シャネルの言葉』イースト・プレス

「少女力」とは、「幼心(おさなごころ)」であり、子どものような「ときめく心」。
小さな子どもが、次の日になにか楽しいイベントがあるようなとき、「ワクワクドキドキして眠れない」というようなこと。
しかし、大人になるにつれ、その感動はうすれ、ときめくことが少なくなってくる。

「すなほなる をさな心を いつとなく 忘れはつるが 惜しくもあるかな」
明治天皇の御製だ。
大人になると、素直な心を失ってしまいがちだ。
素直な心は、幼心(おさなごころ)でもある。
子どもの頃は、好奇心があり、何も見ても「ハッと驚く」感性を持っている。
そして、毎日をワクワクドキドキして過ごす。
子供っぽさを忘れることはとても惜しいこと。

そして、「幼心 」と同時に、「孤独力」も必要だ。
「孤独力」は自律した大人だけが持てるもの。
自律した大人は、「ぶれない」「群れない」「付和雷同しない」。

真の大人は…
人から嫉妬されたとしても、人を嫉妬しない。
人から恨まれたとしても、人を恨まない。
そして、羨まない。

「ぶれないこと、群れないこと、付和雷同しないこと」
いつまでも、子供のような幼心を忘れない真の大人になりたい。

上記の【ぶれないこと、群れないこと、付和雷同しないこと】については人の心に灯をともすより引用しています。