過去を参考に 未来にワクワク  今ココ自分!  って感じでどうでしょうか。

ー杉浦佳浩

過去を参考に 未来にワクワク  今ココ自分!  って感じでどうでしょうか。


2019年 03月 25日

おはようございます!
過去を悔やみ
未来を案じ
現在を忘れる
そりゃ動きが止まりますね。。。
過去を参考に
未来にワクワク
今ココ自分!
って感じでどうでしょうか。
先日35歳年の差の大学生さんが
私に会いたいとお越しになりました。
そこで
昨年一年間全く動けなかった
今後を案じて、どうすれば。。。。
と真剣さが伝わってきました。
でも
悔やみ
案じ
忘れている。。。
私から、
まず、私が20歳の時に55歳の
おっさんに会ってほしいと言ったことはないですよ
さらに
その行動を起こしているのはあなた自身なんです。
お伝えし、何も案じる必要はないのです。
その場で、仲良しの社長さんに連絡して
会っていただくようにしました。
この方の文章力も素晴らしいものでした。。。。
何か背中を押すことになれば幸いです。
行動が先、考えは後を
意識する一週間に!
今週も
よろしくお願い申し上げます!
江戸時代もシェアリングの時期が
あったそうで。
旺盛な文化が生まれたのもこの頃、
勝手ながら、引っ張りだこの人は
どの時代もますます忙しく。
そんなことも時代は繰り返すように
感じます。

【江戸働き方と文化イノベーション】

岐阜聖徳学園大学教授、加納正二氏響く言葉より…

江戸時代武士は謹厳な勤務を強いられたようなイメージがあるが形式おいてはともかく実態おいては必ずしもそうは言えない。
三田村鳶魚よれば、江戸武士は「三番勤め」といって三日日勤めるようなっていた。
仕事量比して武士数が多すぎたため、ワーク・シェアリングとしてこ制度が実施された。
建前としては、非番日は武芸鍛錬と学問を修めるため時間とされていた。
しかし武士は休日副業を行うようなった。

江戸時代、下級武士が暇を持て余し、副業として文筆業を始めた現象や遊び・娯楽文化活動が経済活動結びついていった現象は「文化イノベーション」とも呼べる現象であろう。
筆者が考える江戸時代文化イノベーション時代は二度ある。

元禄時代と田沼意次時代である。
元禄時代は貨幣経済発達支えられ幕府中央市場と諸藩地方市場と、商品流通が盛ん行われるようなった。
これ伴い全国的な交通網も整備され、文物交流も盛ん行われるようなった。
経済活動は社会を豊かし、暮らし文化をもたらすが、逆文化が消費を活発し、経済効果をもたらすとも考えられる。

元禄時代は多く書籍が版行される「出版イノベーション」が起き、職業文化として松尾芭蕉、井原西鶴、近松門左衛門などが登場した。
これら三大文は異常な性格をもつといわれる五代将軍徳川綱吉統世であったからこそ輩出できたともいえよう。

一方、田沼時代なると田沼意次は革新的な経済政策を行い、自由な空気を作った。
天明時代々は、四民(士農工商)区別なく狂歌会参加し、狂歌と浮世絵コラボでヒット商品を出すなど「文化イノベーション」が起きた。
となった物は下級武士大田直次郎である。
大田直次郎は大田南畝(おおたなんぽ)、四方赤良(よもあから)あるいは蜀山(しょくさんじん)号で知られる武家文だ。
大田直次郎は七十歳を過ぎるまで役所勤めながら、副業文筆活動を行った。

庶民からも支持される天明狂歌大ブームを起こした武家文大田南畝や多面的な創造力を発揮して活躍し江戸レオナルド・ダ・ビンチといえる天才平賀源内を輩出したは田沼時代だからこそであろう。
残念ながら五代将軍徳川綱吉も田沼意次も悪名高く、マイナス分が誇張されて後世は伝わっているようである。

『江戸働き方と文化イノベーション』三恵社

徳川綱吉は暗君、馬鹿殿イメージが強く、とりわけ「生類憐み令」は、すこぶる評判が悪い。
確か、動物を殺すと死刑なるという極端である意味メチャクチャな法律であったが、こ法律以降、「を殺めるは大罪である」と意識が日本定着したと言える。(井沢元彦・「誤解」日本史)より
綱吉以前は、江戸市中でも喧嘩が絶えず、戦国時代男伊達ような荒々しい気風が残っていたが、それを綱吉は嫌っただという。
だから、文化が発達した。
また、同時農業改革を行い、以前は五公五民分配だったが、綱吉時代は三公七民なり、農家はうるおったという。
また、貨幣占める金銀含有率を少なくし、貨幣供給量を多くした「貨幣改鋳」も後世、非常評判が悪いが、実はこことが経済発展なっただという。
実際、新井白石発案で金銀含有量を増やしたら途端デフレなり、庶民は困窮し、困り果てた。
また、賄賂政治イメージが定着している老中、田沼意次だが、農家からだけでなく、商特権を与えることよりそこからも税金をとったり、各地干拓を行ったり、新たな鉱山を探し生産量を増やしたという。
ため幕府税収が増えたため、そ余波が商や庶民いきわたり町民文化も発展したという。
つまり、貨幣経済を重視したといわれる。
悪い面が出たが賄賂横行だ。

歴史をみれば、ど時代であっても、経済が豊かならなければ、文化は発展しない。
そして、豊かなれば同時、働き方も変わる。

AIやロボットやデジタル革命より、今後ますます、余暇は増えて来る。
江戸時代と同じよう、三日一日という出勤も当たり前時代がくる。

「江戸働き方と文化イノベーション」
未来を見通すため、今一度、江戸時代を研究する必要がある。

上記の【江戸働き方と文化イノベーション】については

人の心に灯をともすより引用しています。