ご縁結びのコーナー 第20回 GIN株式会社 取締役 仲島 秀豊 様

ー杉浦佳浩

ご縁結びのコーナー 第20回 GIN株式会社 取締役 仲島 秀豊 様


2016年 10月 28日

仲島さん①

 

いきなりですが、

 

・議長 内閣官房長官
・議長代理 国土交通大臣
・副議長 内閣府特命担当大臣(地方創生)、農林水産大臣
・構成員 内閣官房副長官(政務・事務)、内閣総理大臣補佐官(地方創生担当)、内閣官房副長官補(内政担当)、内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)、内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)兼観光庁次長、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局地方創生総括官補、金融庁監督局長、総務省大臣官房総括審議官、消防庁次長、文化庁次長、厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部長、農林水産省農村振興局長、経済産業省商務情報政策局長、国土交通省都市局長、国土交
通省住宅局長、観光庁長官

 

このような政府重鎮メンバーが揃ってのタスクフォースが
先日立ち上がりました。

 

正式には、
9月5日「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」の
第1回会合が開催されました。(ニュース記事はこちら
【古民家再生・活用】を多方面から行い、恐らく日本で一番ご実績がある、
一般社団法人ノオト(今回の仲島さんも参画されている)の代表理事の
金野さんがアドバイザーとして参加されました。
そのノオトの活動について、またそのノオトで【フロントマン】として頑張る
仲島さんについて、今月はお話したいと思います。

 

●最初に、『今 古民家再生がなぜ大事なことなのか?』

この質問については、いろんな現代日本における
 

課題・問題があるかと思います。

◆1泊100万円する宿が日本に存在しない。
◆都会以外の観光資源の世界への未発信
◆日本の地方の急速な過疎化
◆残すべき里山の崩壊
◆熊、猪、鹿等、鳥獣の被害の増大
◆日本古来の建築技術の伝承の破綻
◆地方での特に働きたい老人世代の雇用問題
◆100年を超える建築物の未利用

 

素人の私でも、
新聞や各メディアから流れてくることをウォッチしているだけで、
これくらいのことは思いつきます。
(もっと問題は大きく多くあると思いますが。)
この問題を、古民家の再生・活用・運用を実行実践することで、
政府まで動かしたのが、この一般社団法人ノオトさんであることを
まずお伝えしたいと思います。

 

このノオトに参画する仲島さんは、今に至るまで、
なかなか楽しい紆余曲折がありました。
仲島さんとの出会いからお話したいと思います。

 

 

●えっ!キーエンス出身!という出会いでした。

 

ご紹介者はエイブルワークの佐藤さん、
今からちょうど3年前の10月でした。
当時、ノオトの活動もされていながら、
【売りにくい商材を売ってくる営業代行】という、
なかなかだれもやらない思いつかないことを、
レンタルモデルを活用しながら活動していらっしゃいました。

 

冒頭の挨拶で、『杉浦さん!僕も元キーエンスなんです!』と。
これでもう十分ですって、感じでした。
それなりに活躍されたことは、会えば大体分かる感じですね。
同じキーエンス流の考え方や動きを持ちあわせていらっしゃることが、
すぐに理解できました。
【最小の労力で最大の効果結果を上げる】この感覚、同じでした。

 

当時は、雷センサーのレンタルモデルを如何に世の中に普及するか?
ということでお会いさせていただきました。
行政へのアプローチ、連携できる可能性がありそうな企業、学校法人等々
について諸々画策をするのが楽しみでした。
国内でのニュースリリースも諸々ありながら、なかなか広がりを見せない中、
仲島さんはそれでも前向きに捉えて、どんどん営業エリア、業種、業界を
拡大されていくのを拝見して、流石、キーエンス魂と感じ入った次第です。

 

仲島さん②

 

●えつ!篠山出身では無かったの!?

 

日々の活動が半端ではないところは前述のとおり、全国アチコチに出向く中、
ある時、『なんで都会に住まないの?』という疑問をぶつけた事があります。
『篠山が好きなんです』、との回答に
『やはり地元は良いよね!』と伝えると、『実家は京都です』とのこと。
『どういうコト?』の問いには、
『篠山に住むようになったのは、祭りの実行委員になって、
なんて素敵なところなんだ!と、家族を説得し、移住することにしました!』
となかなかない決断をされての移住に。
そこから最高レベルの人懐っこさを全面に、
篠山のみなさんとドンドン仲良くされていき、ノオトの活動に出会い、
惚れ込み、自分が活動してきた営業力とノオトとのマッチング。
現在は、大半が古民家再生の部分で全国を飛び回ることに。
まさに人生無駄なし、活動量が有ったからこそ、行政、地銀、
地方の有名企業と関係構築をスムーズに行っていらっしゃるのだと思います。

 

 

●私とのご縁の中で。そこから仲島さんの突破力へ

 

◆雷センサーを地方行政にと、ある地方の市長・村長に、
ご縁のある方をご紹介した事があります。
その関係性を見事に構築した仲島さんは、ノオトの古民家再生についての
活動に見事に繋ぎはじめ、北陸エリア、南九州エリアで古民家の活用について
取り組みを開始されています。

 

 

◆㈱さとゆめさんとの出会い。

 

私が東京でご紹介された㈱さとゆめさん(HPはこちら)は、
地域伴走型コンサルティングで、こちらも全国で活動を
活発に行っていらっしゃいました。
お会いした際に1つだけ取り組んでいらっしゃらないこと、
そこに気付いたのが、【宿泊型の地域活性化モデル】でした。

 

すぐに仲島さんに相談し、現在は、北関東、信州エリアで、
行政を巻き込んだり、地元の名士の方との取り組みが
まさにスタートしようとしています。
私があまり詳細を語らぬとも突進し、展開されていること、
気持ち良いくらいのスピード感です。

 

 

◆海外勢との取り組みも。

 

仲島さん③

 

米国エクスペディア社が 4,000億円超を拠出して買収した、
ホームアウェイ社。
単純な民泊ではなくバケーションレンタルを日本に普及したい、
欧米人をもっと日本に送り込みたい、日本の良さを長期滞在型で
体験して欲しいという事を、たまたまのご縁でホームアウェイ日本代表から
ご相談を受け、私からノオト社の素晴らしさを訴えさせて頂きました。
【古民家✕米国企業】がまさに成立した瞬間でした。(ニュース記事はこちら

当初この話を取りまとめたのも、仲島さんやノオトの皆さん。
海外との連携も大きく進みだしそうな予感です。

 

 

◆大手インフラ企業とも、東京、大阪の超大手インフラ企業とも、
現在進行形で連携が進みそうです。
こちらもフロントに仲島さんが立ち、コンビの藤原さんが対応する
という絶妙の連携力でカタチにされようとしています。
営利法人の代表である藤原さん。
先日はガイアの夜明けにも大きく取り上げられ、
まさに時代を引っ張るリーダーでいらっしゃいます。
キーエンス、コンサル会社、法人の営業代行コンサル
そして、古民家再生〜地方活性化とこれからの日本に大切な仕事に
進展されてきた仲島さん。
突破力、展開力が益々これからが楽しみです。

 

仲島さん④

 

ご一緒できる様に私も活動量を上げていきたいと思います。

 

 

※このコーナーは、お世話になっている、
ブレイン・サプライ社が毎月発行している【ブレイン・サプライ通信】に、
私が日々の出会いの中で、仲良くして頂いております、
企業様、経営者様について話題をお伝えするコーナーである
【今月の縁結び】と連動している企画です。
内容に若干不明な場面もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。