第122回ご縁結びのコーナー  株式会社マティ 竹澤 さん アウトプットは最大のインプット。その習慣が起業へ。ウォーキング教室、研修業へ!

ー杉浦佳浩

第122回ご縁結びのコーナー  株式会社マティ 竹澤 さん アウトプットは最大のインプット。その習慣が起業へ。ウォーキング教室、研修業へ!


2025年 03月 11日

竹澤さんが代表の会社 株式会社マティのHP

今回のインタビューは、出会っておよそ9年、最初は30分程度しかお話しできなかったところから、今では私の健康の大きな部分を支えてくださっている、ウォーキングの先生でいらっしゃる竹澤さんについてお伝えしたいと思います。竹澤さんの会社の名前である。マティですが、家族のお名前のアルファベットから取ったものと聞いて、家族愛が溢れるご家庭の映像が思い浮かべられる親近感を感じました。私が頭にペットボトルを乗せている写真や動画を見てびっくりされる方も多く、たくさんの方々からいろんな反響をいただいておりますが、その練習もウォーキングの勉強を始めたからこそであります。9年目に入るウォーキングレッスンのメンバーの方々からもコメントを頂戴しながら竹澤さんの人となりビジネスについてお伝えして参ります。

【最近の竹澤さん】

◆竹澤さんとの出会いについて 田尻さんに感謝

出会った当時の記憶は今も鮮明で、こんなに大きな目の人がいるんだとびっくりしたことを思い出します。

ご紹介者は田尻さん、べっぴんさんを紹介してくださるということで楽しみにしておりました。想像以上にお綺麗な方でありました。

当日は新大阪駅のカフェで待ち合わせ。私の都合で30分程度と短いものでありました。田尻さんのご紹介の意図は竹澤さんが当時チャレンジしようとしていた、展示イベントで、そこに参画したい会社さんを紹介してほしいと言うものでした。この時に複数社ご紹介して良いご縁になったかどうか分かりませんが、そこから気づけば私が生徒になっていくというご縁になりました。

【初めてお会いした日2016年1月 田尻さんに感謝】

◆子供、学生時代について、今に通じるお話も

ご自分の子供の頃の性格としてはどうでしたか? 

という問いに対して安定志向でしたと回答いただきました(起業して事業することは程遠い感覚だった)。そのほかに、子供の頃や小学校時代のエピソードをお聞きすると、責任感が強いというところがあったと。竹澤さんには弟さんがいるんですが、弟さんが1歳、ご本人が3歳の頃にお母さんが弟さんの面倒見ておいてねって頼まれるときちんと面倒みてお留守番する(こんな小さな時から!)。まさに責任感の塊でした。また弟さんがおとなしいタイプでいじめる年長者がいた際には(竹澤さんよりも、年上の年長者に対して)、1人で向かって「弟をいじめないでください!」と言いきれる位の責任感が強かったそうです。ある意味活発でしっかりした性格というところが経営の道に、経営者になって行くところにつながっているのかもしれません。

2歳からピアノを習い始め、これはご両親が手先を使ったほうがいい、また女の子らしい習い事やった方が良いと、17歳までやっていました。運動神経はウォーキングの先生でありながらそんなに良くなかったと。笑

運動系のクラブ活動としては中学時代にバスケットをやっていましたが、実際は補欠だったそうです。

【ピアノ習っている頃の竹澤さん】

勉強に関してはご自分で要領が良かったほうと話されていて、暗記が得意だったと。実際に勉強はよくでき、ご出身の薬科大学の公募推薦枠も高校から2名だけその中の1名であったそうです。加えて薬剤師の資格もストレート!ご自身も勉強が好きな方でしたと話してくれました。勉強方法が今に通じるなと感じたのが、ぬいぐるみや部屋にあるものに対して、自分が先生になった気持ちで授業をする、伝える、アウトプットをするということを習慣化していて、”アウトプットは最大のインプット”として楽しみながら勉強するスタイルを貫いていたそうです。

今の講師や研修事業に通じますね。

◆薬剤師目指した理由と、一度諦めかけていたがなぜ再度目指したか

なぜ薬剤師を目指したかそこにはまず得意な科目が化学や数学だったということ。何か根拠があるものが好きで、答えが明確に出てくることが小さい時から楽しみだった。また小さい時から食いしん坊だったそうで、親が手の届かないところに食べ物を置いていたものを、何とかして、どうしたら食べられるか?と工夫を凝らして食べてしまい、体調を崩してしまったことがあるそう。

  • その時に処方された薬で副作用が出た。薬って身体を治すものなのに、副作用が出るという事はどういうことか?そこに興味を持っていた。またお母さんからの後押しもあって薬学の勉強をしたいということになっていきました。少し関係があるかも分かりませんが、お父様が健康食品関係の会社に勤めていたってこともあるかもしれません。

実際、薬科大学入学後は、行ってびっくりするほどの科目数も多く、人生で1番勉強した時期だそうです。特に国家資格テストの準備しているときは、1日最大18時間平均的にはおよそ14時間程度は毎日勉強していました。

当時は、ご飯も食べながら勉強していた。そのような毎日が続いていました。とにかくずっと座っていたそんな感じだったそうです。

ストレートで薬剤師の国家資格をパスした竹澤さんですが順風だったわけではなくて、大学1回生の頃から腰痛に悩みウォーキングを習い始め、ウォーキングに魅了され4回生の時「ウォーキングの先生となって自立していきたい」と親に相談したところ、悲しい顔をされたそう。そこでもう一度心を入れ替えることになり、死ぬ気で勉強をすることになりました。ここには家族愛があり、両親から支えてもらってきた感謝の気持ちから「絶対国家資格は取ろう。最後までやりきろう。」というふうに思っていました。途中、大学卒業試験を1回で合格しなかったこともあり、その悔しさから卒業再試験および国家試験をパスすることにつながったと話していただきました。責任感の強さはここにもあるのかなと感じた次第です。

◆社会人になって 自分の役割を考え、自分であるべき姿を描いて

薬剤師の国家資格に合格され、社会人となるときに就職希望を出した調剤薬局の決め手は、薬剤師さんが皆さん楽しそうな雰囲気で働いているのを車越しに見ていたからだそうです。実際に働き始めてみると、そこの薬局には生活習慣病の方が多く来られる薬局だったそうです。薬剤師としてその仕事の素晴らしさも感じながら、患者さんから「身体に良いサプリを教えて欲しい、また運動しても痩せない、歩いても痩せない」と話す患者さんがいかに多いか。しかし竹澤さんから見るとちゃんと歩けている人は少ない、きちんと歩けると痩せるし、歩き方を正しいフォームに変えると体質を変えていけることを伝えたいと思っていました。幼い頃、お箸の持ち方やボタンのかけ方は習ったのに、歩き方については親や学校から習う事はほとんどない。薬物治療は大切なことですが、その前に未病の状態でやるべきこともあるんじゃないか?と想い、一次予防としてウォーキングをもっと広げたい、それは日本のため、予防医学のためになると思い、薬剤師を辞めずにパートアルバイトの状態として、2年目から切り替えて薬剤師とウォーキング講師を両立するようになっていきました。

【薬剤師としてもご活躍の竹澤さん】

◆マティの受講者のエピソード ウォーキングで未病の世界観を

竹澤さんのウォーキングスクールで学んだ方のいくつかエピソードをお伝えします。

・80代女性から突然、竹澤さんの携帯に電話があり「とにかく早くお礼を伝えたい」とのこと。デイサービスの方に褒められたから電話をしてきたそうで、その女性、ずっと悩んできた失禁が治ったというもの。何か薬を飲んだわけでもないし、他に何もやっていない中で、ウォーキングを習い始めて姿勢の矯正をし歩き方が変わることで体調が変わった。そこを嬉しくて電話をしてきたそうです。(骨盤底筋群が鍛えられた)

・腰痛があり膝も痛い50代女性。90分のレッスンは最初は無理かなと思って参加した方が、歩き方をきちんと学ぶと腰も膝も痛くなかった。レッスンにはタクシーで来たのに、帰りは嬉しすぎて家まで歩いて帰られたというお話もあるそうです。

・足底筋膜炎で足の裏が痛い70代男性。ずっと痛くて歩くのもしんどい。その方が注射がいらずになったり、リハビリが不要になったりした。もちろん痛みもなくなった。

【ウォーキング講師デビューした頃の竹澤さん】

ウォーキングスクールを通して誰かの役に立っていることが本当に嬉しいしやりがいに感じている。

もともとは竹澤さんご本人も腰痛持ちで、高校生の時に整形外科に電気治療に通っていたそうです。

姿勢のあり方を学び、正しい姿勢を作ることで姿勢が良くなって、ウォーキング効果は限りない力を持っていると確信した。このようなことをもっと伝えていきたいと話してくださいました

◆おっさんウォーキングのメンバーからのコメントをいただきました

いつも私と一緒に学んでいるメンバー4名からコメントをいただきました。

【2024年11月おっさんウォーキング 誕生祝い】

◉砂田さん

⭕️エピソード、どんな感じの方

友人思いの優しい女性

→友人の誕生日を祝うために二泊の旅行を企画、

 その内容の凝り方がすごすぎて  一生の思い出になりそう。

   私にもおっさんウォーキングで誕生日プレゼントを用意してくれました。

⭕️おっさんウォーキング

→私はおっさんウォーキングを通じて

   健康のために下記3つを生活習慣に取り入れました。

1   ゴルフは酔っ払っていても一切カートに乗らず全て歩きます

2    会社のオフィスからオフィスを全て

      エレベーターを使わないで1日15000歩

3     3キロぐらいなら電車に乗らず歩く

上記全て学習した正しい歩き方を意識しています。

そのおかげで経営の基礎体力がつき

会社の業績が大幅にアップしました。

◉多々良さん

①竹澤さんは、

何事にも真剣に取り組む人を初めて見たと言っても良いくらい、目の前の相手に尽くす方だと思います。

またグルメにも精通していて、一緒に行く人を楽しませるおもてなしの心を持っているスーパーな方です。

ゴルフコンペの主催では、ゴルフ初心者の人でも楽しめる手の込んだゲームで景品を選べるようにするなど、工夫もできる人です。

②習い始めに意識して人前を歩いていると、アスリートに「武道かなんかやっている?」と質問されました。重心が真ん中なので、そう思われたかもしれません。

現代人として、いかに歩かないか!を考えて過ごしていましたが、ウォーキングレッスンで歩くことが楽しくなって、食後の散歩などが増えて人生が好転しました。

◉舞田さん

・歩くのを学ぶ?

「歩くのを習っています」というのがここ数年の自己紹介の際の掴みとなっています。

そのきっかけとなったのが、約8年前に「ウォーキング講座来ませんか?」という杉浦さんからのお誘いでした。

当時、メディアで体感や歩き方の番組がよくあり、そこで得た情報を参考に『大きく手を振る』 『大股で』歩くようにしていたのですが、30分歩いた後には必ず腰痛があったことや、お客さんで走り方教室を開いている方から、「走り方も教わると変わりますよ」と言われたこともあり、歩き方が少し気になり始めていたので、興味本位で参加させて頂いたのを鮮明に覚えています。

【2017年オッサンウォーキング】

最初に参加させて頂いた時は、どんな感じなのか?と不安に思って構えていたら、

「靴脱いでくださ〜い」と靴の履き方から始まったのは衝撃的でした。

「あ~、靴を履くのは、つま先トントンでなく、踵トントンなんだ」って感じで(笑)

それから、2〜3ヶ月周期でご指導を頂いているので、歩き方が少しはマシになって来ているとは思いたいのですが。

綺麗に歩くという見た目だけでなく、体調面でも、終日デスクワークをした日や、一日中ゴロゴロした日等、同じ姿勢で長い時間過ごしていた日は、歩いて体の歪みを矯正出来るようになったというのもレッスンの賜物だと思っています。

また、特殊技能として、杉浦さんの『ペットボトルを頭に乗せてのウォーキング』も少しづつ出来るようになったということですかね。

・竹澤さんってどんな人?

竹澤さんの第一印象は、杉浦さんからお誘い頂いた時のパンフの印象とは少し違っていました。

実際、お会いしたら、美人なのに少しも気取ってなく、大らかな面ときめ細やかな面を兼ね備えている、女性としては勿論、人としても凄く魅力的な方だなあっていう感じで、今も、その時の印象と変わっていません。

また、レッスンでアシスタント頂くインストラクターの方々も、竹澤さんの魅力がうつったのか、それとも、竹澤さんご自身がそういった方を引き寄せる魔力があるのか、いずれにせよ皆さん、魅力的な方ばかりです。

レッスン自体は、基本から始まっていくのですが、決して型にはまった教え方ではなく、

その時の、その人にあった教え方をして頂けるので、毎回新たな学びがあり、レッスンが終わった時には、スッキリした気分というか、爽やかな気持ちになって帰路についています。

もしやこれは、歩き方を学んでいるのではなく、心の浄化をされているのではないかと。

みなさんもご一緒にいかがですか (^_-)-☆

◉加藤さん

⚫︎僕から見た竹澤さん

竹澤さんとは気付けば長いお付き合いになりますが、それでもなお「不思議な人やな」と感じさせる方です。「自分の生きたいように」を大切にしながら、仲間や繋がりのある方のことも同じように大切にされてて、みんなで楽しく心地良く、前進していこう!という素敵な求心力を持ちながら、芯の強さと広い優しさを兼ね備えた方です。

これまでにきっと大変な思いや「どうしたらええんや!」というもどかしさや苦しみ、複雑な人間関係など、さまざまな経験を乗り越えてこられたんだろうなと思います。その貫禄を感じさせる一方で、カワイイ愛嬌も持ち合わせている。その絶妙な不思議ポイントが魅力的!

もしかしたら竹澤さんは、僕らよりもずっと未来を先取りしている人なのかもしれません。マナーやウォーキングのレッスンを超えて、会う人に元気と勇気を与えることが出来る、竹澤さん唯一無二の姿がいつもカッコイイです。

⚫︎ウォーキングで学んだこと

僕は昔から本当にガラの悪い歩き方をしていたので、姿勢も悪かったですし、筋肉の付き方なども知らず知らずにヘンテコだったはずなのです。それが歩き方ひとつで、全身調整してもらえているのはハッキリ効果として感じます。ここの筋肉が使えていないなとか、ここの筋肉が足りていないなとか、こうすると姿勢が安定するなとか、自分の身体の動かし方がやればやるほど良くなります。先日、両手にワイン6本持って階段を降りていた時に、1番マズイ階段の途中で激しくつまずいて「終わった!全部割れる!」と思ったのですが、空中で身体を立て直すことが出来て、そのまま階段を無事に降りれたのですが、ウォーキングレッスンを受けていなかったらワインの瓶で大怪我をしていたかもしれません。歩き方って親も学校も誰も教えてくれないですもんね。でも、歩くことはとても生活においても大事。それを歩くという一つの切り口から、姿勢、最適な筋肉バランス、運動神経、健康寿命、怪我の防止など幅広くサポートしてもらっていて、ありがたい限りです!やめる理由がありません。これからもよろしくお願いします!

◆今、そしてこれからについて語っていただきました

ウォーキングスクールを継続していくことから、お弟子さんも増えていき、現在10名の方が講師としてご活躍されているそうです。私もウォーキングの影響でお遍路で50キロ歩いてもすぐに回復し、そんなに翌日以降も影響しないのは歩く姿勢や歩き方を学んだからだと確信しています。まさに効果絶大であり、こういったことをたくさんの方々に伝えていきたいと竹澤さんは話しています。薬物中心の対処療法ではなく、健康増進を基本とし、手遅れになる前にもっと早く知ってもらえるようになればいいなと思ってます。できれば義務教育に取り入れてもらって、子供の頃から歩き方を学ぶこと、それが大事なんだと思ってますし、小学校の授業で歩き方の講習を受けることで、将来の健康管理にも役立つような教育カリキュラムができればと思ってます。「そうすると自分の仕事がなくなるけど…」と竹澤さんは笑います。マティ社の理念にある日本の健康の未来のために貢献する、まさに自分たちの仕事がなくなることが1番良い状態にあると認識されています。これから全国47都道府県にお弟子さんがいる状況にしていき、たくさんの講師がたくさんの生徒さんを支えるような状況を作っていきたいと思っています。同業他社に対してライバル視はしていなくて、もっと活発に連携することで、健康に寄与する社会を作っていきたいと考えています。限り越えて広がりを作っていきたいとお考えです。

現在年間200回の講師活動をされている。竹澤さんですが、このきっかけは全てウォーキングから企業研修に繋がり事業の広がりになっているそうです。

このきっかけはご紹介者でもある田尻さん、身だしなみや表情姿勢を教えていた田尻さんから竹澤さんのウォーキングを学ぶことがさらに差別化できるということから、体系化し、具体的になってき、年間会社としては250回の研修を引き受けるほどにもなってきています。

今回おっさんウォーキングの皆さんに対してコメントもいただきました。

皆さまには心から感謝しています。数あるお稽古事の中から自分のウォーキングスクールを選択していただきありがとうございます。加えて、正しい姿勢や歩き方を習うことがどんなに大切かを是非皆さんも身近な方から広めてほしいと思っています。健康になればさらに人生が良くなること、病気を防ぐことにつながっていくと、

それをみんなで伝えられたらと思っていらっしゃいます。

まさにアウトプットが最大のインプット竹澤さんのマインドの根源はここかなと感じる次第です。

私もペットボトルのせのおじさんとして、これからもずっとウォーキングを続けたいと思っています。

【ペットボトルを乗せてウォーキング】

◆竹澤さんのキャリアについて(ご本人の作成) そして コメントも

株式会社マティ 代表取締役

MATYwalkingschool 代表

薬剤師

竹澤 摩佑子

2005 年 6 月/薬科大学在学中、19 歳でウォーキングを習い始める

2008 年 1 月 /Cs’ walkingschool にてウォーキングインストラクターの認定を取得

2008 年 4 月 /薬剤師として正社員で働きながら、ウォーキング講師の仕事も並行して、修行を重ねる

2009 年 4 月 /薬剤師の仕事はパートに変更、ウォーキング講師としてスキル UP に夢中!

        報酬無し交通費自己負担でも、名古屋・東京遠方どこでも代表についていき、

        見学やアシスタントを重ね、勉強する

2010 年 1 月 /24 歳で Cs’ウォーキングスクール芦屋校を開校、代表就任

                      芦屋校生徒さまへはもちろん、他分校の生徒さまへのレッスン、講師師養成、

                      TV 出演、企業様や団体様でのレッスン・セミナーを行なう

2015 年 7 月 24 日/ 法人化。株式会社マティを設立。

2015 年 12 月 /生徒として 2 年 7 ヶ月、講師として 8 年、合計 10 年 7 ヶ月所属した Cs’walkingschool を卒業、

 独立。Cs’walkingschool 芦屋校は MATYwalkingschool(マティウォーキングスクール)に名称変更

2016 年 1 月 6 日 /田尻さんの紹介で杉浦さんと出会う

2016 年 5 月 21 日/ 初のおっさんウォーキングを開催

<初回のレッスンの後、杉浦さんからいただいた感想>

楽しい時間をありがとうございました!

身体がかなりラクになりました。

なりすぎて、眠り込んでました(笑)

ふくらはぎを如何に使っていなかったか理解できました!

有り難うございました!

2024 年 11 月 9 日 /37 回目のおっさんウォーキング講座を開催!

2025 年 1 月/現在 ウォーキング講師は 10 名所属、研修講師は業務委託で 5 名と契約中。

<幼少期>

幼稚園年少、魔法使いサリーのダブダブと呼ばれいじめられていたが、

その頃仲良くなったお友達の影響で明るく活発な性格に変わった。

おかげさまで明るく、おふざけも多い活発な性格。幼少期の写真はほとんど変顔か何か食べている写真(笑)

弟を大切にするお姉ちゃん。責任感が強かった。幼稚園の頃の将来の夢は「かんごふさん」でした。

家族は仲良く、毎年旅行へ行ったり様々な経験をさせてもらい感謝している。

ピアノ、絵画、習字、英語、器械体操など様々な習い事をしたが、

2 番長く続いたのは 2 歳~17 歳のピアノ(受験でやめることに。)

<薬剤師について>

もともと、◯◯はどうしてこうなんだろう…と考える傾向にあり、

理数系の科目が好きだったこと、母親から勧められたこと、

過去に薬を飲んだときに副作用が出てしまい薬には「効果」と「副作用」という 2 つの顔があることを知り

正しい情報を提供したり、正しく使用することの必要性を実感し、

薬剤師の資格を取るため薬学部を志願。

予備校や塾、家庭教師などで勉強。塾は毎日夜遅くまであり、両親が送迎してくれていた。

勉強方法は「アウトプットは最大のインプット」ということで、自分の部屋で誰もいないが

自分が講師になって授業のように説明する方法をとっていた。

面接の前夜、父親が靴をピカピカに磨いてくれていた姿を今でもよく覚えている。

<ウォーキングを習い始めたきっかけ>

大学入学後、2 回生のとき医学学会で受付・誘導のアルバイトを単発でしていて

「ご案内をするのに変な歩き方では失礼。綺麗な歩き方で誘導したほうが良い。」と思ったことをキッカケに

ウォーキングスクールに通い始める。そこで姿勢を正すことで、自身の悩んでいた腰痛が改善したことに驚いた。また、O脚も改善し、ダイエットにも成功。何より気持ちが前向きになり、黒やグレーといった暗い色の服ばかり着ていた自分が赤やオレンジの服や小物を買ったことにも驚き、ウォーキングの様々な効果を実感した。

大学 4 回生のとき、当時の先生から「ウォーキングの先生をしないか」とオファーを受け、講師になるため

沢山のトレーニングを積み重ねた。

一時、ウォーキングにハマってしまい、講師になりたくて国家試験の受験を辞退しようかとも考えたほど。

両親に相談した際に、今まで全力で薬剤師になるために協力したにも関わらず薬剤師になることを諦めかけていた私に、「決めたことはやり遂げてほしい。まゆはやりたいと言えばやる子だから講師になるんだろう。将来やりたいことをやれば良いが、ただ、それは薬剤師の資格を取った後からでも決められると思う。」と本音を打ち明けられ、目を覚まし、薬剤師国家資格取得を目指して猛勉強。

対策を始めたのが遅く、 2008 年 1 月大学卒業試験本試験は不合格、自分の甘さに気づき、その後本気で勉強

(お風呂と睡眠以外は勉強。移動も食事中も…笑)し、1 ヶ月後の再試験に合格。さらに翌月の 3 月薬剤師国家資格を受験、合格。

(国家試験は 2 日間にわたり沢山の科目があり、1 科目でも合格点に満たないと不合格になります)

<薬剤師から本格的に講師業へ>

薬剤師 1 年目、生活習慣病の患者さまが沢山来られる調剤薬局に配属される。

そこで高血圧の患者さんが「先生が歩け歩け言うから沢山歩いてるけど全然痩せへんわ。血圧も下がらんし。

なんか良いサプリメントないか?」と聞かれた際、

ちゃんと歩けば痩せそうなのにと感じ、歩く量ではなく質が大切なんだと確信したことがきっかけ。

薬剤師も大変やりがいのある大好きな仕事だが、

薬剤師だけだと薬物治療が必要となった患者さんと話をする(当時はかかりつけ薬剤師制度がまだなかった)

正しい歩き方のフォームを伝えるウォーキング講師であれば、

薬物治療が始まる前の運動療法時に、いやもっと前に「一次予防」としてお役に立てるのかもしれない。

日本の健康の未来を考えた際に、もっと正しい歩き方を伝えていきたいと思ったことがきっかけ。

教室で生徒さんにレッスンをしていると、生徒さんが「うちの会社でもこのウォーキングを研修としてお願いで

きないか」と声をかけられたことをキッカケに、一般の方だけでなく企業や施設相手にもウォーキング研修/ウ

ォーキングセミナーの講師として出講するようになった。

当時、研修会社にいた田尻さんと出会い、田尻さんの会社で実施する研修のメニューにも入り、

正しい姿勢や歩き方を伝える世界が広がった。

同時に接遇やコミュ二ケーションも学び、ウォーキングを始め、2024 年の企業や施設での研修・セミナーは 250件になった。自主開催のウォーキング教室も合わせると開催回数は 500 件に及ぶ。

杉浦さんに出会い、沢山お世話になった恩返しをしたい一心と、

杉浦さんを筆頭に周りの皆様からのご縁のおかげです。

<今後>

生徒さまも、弊社に所属してくれている講師も皆、心身ともに健康にハッピーでありたいです。

肩こり、腰痛、むくみ、、、様々なお悩み、もしかしたらご自身の姿勢や歩き方が原因かもしれません。

姿勢や歩き方の限りない効果を感じてほしいです。

「健康経営」が推進され、従業員の健康管理・増進に取り組む企業が増える中、

新型コロナウイルスの影響でますます人々の「健康」に対する関心が高まっているかと存じます。

超高齢化と言われるこの現代だからこそ、「歩き方」も見直していただき、

健康寿命を延ばし 1 人でも多くの方が元気に笑顔で過ごせましように。

理念に掲げている「日本の健康の未来貢献」を実現し続けるためにも

一人でも多くの方に正しい姿勢や歩き方の重要性を知って欲しいです。

いつか…義務教育の教育課程で「姿勢と歩き方」が入るようになれば嬉しいです。

私たちの仕事がなくなるかもしれませんが、日本にとってはそうあるべきなんだと思います。

【靴の履き方も習います】

<おっさんウォーキングのメンバーへ>

数ある習い事の中で、いつもウォーキングレッスンに参加してくださり本当にありがとうございます。

「スポーツジムより汗かくわ!」「身体がラクになりました!」などのお声が嬉しくて、

いつのまにか 37 回開講しました。いつも熱心に受講くださり、ありがとうございます。

コロナ禍で弊社が休業した際に、「オンラインで体操を!」とリクエストしてくださったり、

特別講座を企画して沢山集客して応援してくださったこと忘れもしません。

いつも皆様からお心遣いとお力添えをいただき、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも 竹澤さんから指導いただいて、健康に暮らせる毎日を目指したいと思います。感謝。