【今週の自戒】生前ってよく考えると不思議ですね。

ー杉浦佳浩

【今週の自戒】生前ってよく考えると不思議ですね。


2025年 01月 06日

【今週の自戒】
生前ってよく考えると不思議ですね。

この世に生まれる前に意志があったか
そこまではわかりませんが。
いつものお寺前で写真を撮りながら、
なかなか深い、不思議な感覚で
写真の言葉を噛み締めておりました。

3行目以降は、
なんでも当たり前の人
実は有り難いことが日常なのに
勘違いしている人も多いのだと

生まれて来れたこと、これは
生物学的に見てもすごい確率。
そこは理解しつつ、
そこに意志があるとすれば納得。
生きていることだけで十分ということは
大切にしたいと思います。

生まれる前と書いて、生前。
本来の漢字を当てると、死前。
でも生前と書く。
これも、輪廻転生に通じることか。
先日、届いたメルマガにも、
同じようなことが書いてありました。

今に感謝。今日に感謝。
有り難し。毎日を楽しみたいと思います。
最近のウェルビーイングとやらの横文字表現も
1000年以上前から日本人は大切にしてきた
そう感じます。。。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【人生を楽しむには】
小林正観さんの心に響く言葉より…

あの世の世界、といえば、私たちが普段使う言葉で不思議なものが、いくつかあります。
「生前あの人が使っていた箸です」「生前あの人が愛用していた万年筆です」という言い方を、私たちはよくします。
「生前」とは死の前、ではなくて「生の世界の前」と書くのです。

また、「大往生」は、「まったく悩んだり、苦しんだり、辛い思いをせずに亡くなること」をいいます。
死ぬことを往生したといいますが、往生とは「生の世界へ往く」と書いてあるのです。

「生前」という字から想像できるのは、死んでいく向こうが生の世界。
そして「大往生」は生の世界へ往くこと。

さらにもう一つ、「誕生」の「誕」。
この字を、漢和辞典でひいてみると、「誕」には、「かりそめの、装いの、いつわりの」という意味があります。
いつわりの、というのは悪い意味ではなく、装うという、良い意味でのいつわりです。
ですから誕生とは、装った仮初(かりそ)めの姿で生まれること。

私たちがこの世に生まれて生きているのは仮初めの生命で、本当の世界は向こうにある、ということを昔の人々は認識していたのかもしれません。
それが「生前」「往生」「誕生」という言葉に残っているように思われます。
私たちは肉体がある状態と、肉体のない状態 (魂だけの状態)を交互に繰り返しながら生きています。
これを輪廻転生といいます。

この肉体を持つ、ということがどういうことかというと、魂だけのときに比べると、ものすごく制約が多い。
実は、私たちが肉体を離れて、魂だけになった状態のときが本体なのです。
本体が、仮の姿の着ぐるみを着ているだけなのが今の姿。
その着ぐるみも、全部自分で選んだのです。

肉体を持って生きている世界が仮の姿で、魂だけの状況が本当の学校。
今、私たちは肉体を持って予備校にいます。
予備校でだいたい平均でいうと八十年ぐらいを過ごし、今度は魂だけの状態で中学へ行き、二、三百年続いて、また次の予備校に来て、また魂だけの高校に入って・・・というようにレベルアップしながら、無限に続くわけです。

その予備校、つまり肉体を持って生きているときには、目的というのがあります。
本校に行く前に予備校で何をするか。
それは「天国度(幸せ度)を高めること」というのがテーマです。

幸せ度とは、目の前の現象、目の前に現れること、出来事、病気も事故も全部「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」というように喜びの心を持ってとらえられる、ということです。
天国度一〇〇というのは、自分がいかに恵まれていて、自分がどれほど幸せな日々を生きているか、ということ。
人生をどれだけ楽しんでいるか、ということ。
そこに気がついたら天国度が一〇〇になります。

『「人生を楽しむ」ための30法則』講談社

斎藤一人さんは、人が死んだとき、神さまから質問されることが2つあるという。
一つは、「人生を楽しみましたか?」
もう一つは、「人に親切にしましたか?」

「人生を楽しむ」とは、目の前の現象、目の前に現れること、出来事、病気も事故も全部「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」というように喜びの心を持ってとらえられる、ということ。
「幸せ」や「不幸」という現象はなく、それをどうとらえるかが問題。
目の前に現れた現象をすべて、「嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ツイてる」と捉えることができれば、「人生を楽しむ」ことはできる。
しかし逆に、すべての現象を、「不平不満、愚痴・泣き言、悪口・文句、許せない、ツイてない」と言って暮らしていれば、「人生を楽しむ」ことはできず不満だらけの人生となる。

また、「人に親切にする」とは、「人に喜ばれること」をしてきたか、ということ。
「笑顔」「思いやりのある言葉(愛語)」「人のためにという気持ち」「気づかい」「やさしさ」「明るさ」がある人は、人に喜ばれる人。
反対に、いつも「不機嫌でブスっとしている」「(相手の気持ちを冷やすような)冷たい言葉を使う」「(人のことを考えず)自分のことばかりの自己中の人」「かわいげや愛嬌がない」「暗い人」なら、人には喜ばれず、嫌われるだけだ。

この世に生ある限りは、少しでも魂のレベルをあげるための行動をとること。
それが、「天国度(幸せ度)を高めること」。
すなわち、「人生を楽しむこと」。

上記の【人生を楽しむには】については人の心に灯をともすより引用しています。