【今週の自戒】 出会いの旅を続ける意味を考える

ー杉浦佳浩

【今週の自戒】 出会いの旅を続ける意味を考える


2024年 12月 02日

【今週の自戒】
出会いの旅を続ける意味を考える

人生とは真実一路の道を行く出会いのたびである
またたく星よ わたしの旅路を守らせたまえ
By 坂村真民

長く生きてきたという認識を
まだまだ持っていない中で
それなりにたくさんの方々に会ってきた
毎日毎日有難い日々。

先日、
智の巨人と言えるような方から
今の自分に響きすぎるくらいの話を
聞く機会に恵まれました。

多様性って、種々たくさんの異なった人が
集うだけでは意味がないという切り出し。
もちろんたくさんの異なった人々が集うことは
大切ではあるが、
・経験をしたことも見たこともない知見に触れること
・行ったこともない訪れたこともない場所での経験
それも包含して初めて多様性に意味がある。
人だけでは済まない。
そこには経験するための行動力が必要に。
まさに旅に出ること、本を読むことが大切。
人、もの、ことに触れる出会いの旅が大切。

旅には、身近にないことに触れる意味もある。

その智の巨人の方が、
1兆ドルコーチの生講演を昔聞いたことがると
話していました。
そのコーチは、GAFAの起業家たちに
目の前の仕事事業ばかりに集中するな
一見、遠そうなこと、話、事業に触れることを
心掛けよと口酸っぱく言っていたそうです。
それが、『ファーアナロジー』。
直訳すると『遠い類比』そこから、
Try&Errorではなく、Try&Learnを繰り返す。
これを私自身は『旅』じゃないかと思いました。
出会いの旅を繰り返すことで、
延長線上に無い何かに気づき、
新たな行動につながっていく。
そうありたいと心に刻みました。
旅に出て、新たな出会いを続けることは
自分の変化への近道に。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【人生に変化を起こそう】
本田健氏の心に響く言葉より…

人生に変化を起こす あなたが起こさなければいけない変化はどんなものでしょうか?
あなたは、自分から積極的に動けるほうですか?
それとも、あまり自分からは動かないほうですか?

私たちは、いったん生活のリズムができると、それを踏襲しようとします。
コンフォートゾーンという言葉がありますが、いったんそこにはまり込む と、そこから出たくなくなるのです。
ぬるま湯でも、そこが快適なら、もう出たくなくなる気持ちはよくわかります。
いったん、変化を面倒に感じてしまうと、なかなか自分から変えようという気持ちにはならないのが普通です。

そんなときは、しばらくそのままでいるしかありません。
そして、あるとき、「もう、イヤだ!」と、つくづくぬるま湯の状態に嫌気を覚えるタイミングがやってきます。
それが、あなたが大きく変わるタイミングになります。

あなたが、このままだとイヤだなぁと感じている分野は、どこですか?
仕事、恋愛、人間関係、家族、健康。
それが、どの分野であれ、もうイヤだと思ったら、そこが変わり時です。

では、どんな変化を起こせばいいのか。
もう、しばらく前から、頭に浮かんでいたはずです。
たとえば、仕事を辞める、転職の準備をする、今の働き方を変える、好きな人に告白する、など、あなたが考えてきたことです。
でも、同時に、そのことを考えただけで動悸がしてきたり、緊張したりする かもしれません。
もし、そうだとしたら、まさしくそれが、あなたの起こさなければいけない変化です。

もちろん、変化を起こさずに、今までどおりに生活することもできます。
では、あとどれくらいそれができるでしょうか?
あるいは、したいでしょうか?
あと、一ヵ月、三ヶ月。半年、一年。三年、五年。一〇年。
そうやって考えれば、そんなに長くもたないことがわかるでしょう。

実際にやってみれば、一瞬で変化を起こすことができたりします。
あなたが変化を起こさないといけないと思っている分野は、 これから起こる変化にワクワクすること。 このまま変化を起こさなかったらイヤなこと。
変化を起こしておくと、よさそうなこと。
あなたは、どれだけ自分に変化を起こせますか?
起こすとしたら、どの分野にしますか?

《人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。 人生がいつまでも始まらないことが怖いのです。》(グレース・ハンセン/アメリカの作家)

『落ち込んだときに勇気がでる49の言葉』

スティーヴン・ガイズ氏は「小さな習慣/ダイヤモンド社」の中でこう語っている。

『小さな習慣とは、あたなが新たな習慣にしたいと思っている行動を、もっともっと小さい形にしたものです。
毎日100回の腕立て伏せが目標なら、毎日1回の腕立て伏せをする。
毎日3000ワードの文章を書くことが目標なら、毎日50ワードを書く。
小さな習慣の基本は、こんなに簡単でいいの?と思うくらいの課題を自分に与え、それをほんのわずかな意思の力を使って実行するというものです。』

何か変化を起こしたいなら、まず「小さな変化」を起こすこと。
それは、小さなことを習慣にするのと同じ。

そして、変化を起こすにはコンフォートゾーンという居心地のいい場所から抜け出すことが必要だ。
立命館アジア太平洋大学学長の出口治朗氏は、変化を起こすのに必要なのが、「人・本・旅」だという。
人とは、「変わった人」「面白い人」「年下の人」「年上の人」「異性」「異業種の人」「初めての人」「学んでいる人」という様々な人たちと会うこと。
では、どこでそういう人と会えるか。
それが「旅」だ。
旅とは、海外や日本を旅するだけではない。
様々な興味深いコミュニティやサードプレイスに出かけたり、セミナーや勉強会やイベントに参加するのも立派な旅だ。
そして、本はとにかく多読すること。
様々なジャンルの本を片っ端から読み続けること。
多読すれば、一つ一つの点のような情報や考え方が、やがて線となり、面となる。
自分独自の考え方となり、それが行動の起爆剤となる。
すると、自分に変化が起こる。

常に自分を新しくすること…
「人生に変化を起こそう」という言葉を胸に刻みたい。

上記の【人生に変化を起こそう】については人の心に灯をともすより引用しています。