【今週の自戒】 人望と人気 異質なものと理解する

ー杉浦佳浩

【今週の自戒】 人望と人気 異質なものと理解する


2024年 11月 18日

【今週の自戒】
人望と人気 異質なものと理解する
幾つになっても反省しきり。
人を見抜く目が一定化できていない
自身の心の安定度が低い
そんな時に限って、
目の前にいろんな人が現れる。
〇〇さんは有名だから。
そこに乗っかっても意味がない
そう思っても、足が向く時
自分の軸がブレている。
後で気づくこと、また反省。
たくさん人が集まるから素晴らしい人か
そうではないことも。
奇抜なことをやって
人集めに熱心な人がいます
そこには近づかない
人気だけの人は年数が短い
人望がある人は年数が長い
たくさんの方々にお会いして
もっと人を見抜く力を養いたい
人望と人気は異質なもの
人望を大切に
今週もよろしくお願い申し上げます。
【運とは人望】
本田健氏の心に響く言葉より…運というと、不確定なものだと感じるでしょうが、シンプルに言葉で表すと、こうなります。
運=人望人気は激しく上がり下がりしますが、人望は基本的には一定しています。
つまり、誰かに「あの人って素晴らしいよね」と言ってもらえる人は、それほど多くの人に人気がなくても、いい運を持っています。
逆に、「あの人はちょっと…」 と言われる人は、やがて運気が下がっていきます。

興味深いのは、人望がなくても人気がある人もいることです。
芸人さんや俳優さんが、あるときを境にブレイクする現象がありますが、これは人気が先行して急上昇した状態といえます。
しかし、あまりに一気にブレイクし、人望が人気についていけなければ、絶頂からたたき落とされることもあります。
運のメカニズムをわかっておらず、「自分はすごい!」と勘違いしてしまうのです。
人気とは、急に吹き上がることもあれば、あっという間に風向きが変わってしまって、下にたたきつけられることもあるわけです。

一方、人望は信用であり、積み上げていくものです。
そのため、短期間で獲得することはできませんが、失うこともありません。
約束を守ったり、細やかなコミュニケーションをとったりすることが必要です。
信用を高めるには、そういう地道なことを続けていくしかありません。
面倒くさいことばかりですが、その積み重ねが、信頼感を高めていきます。

長くお店をやっているというのも、信用の一つです。
創業一二〇年とかいう会社は、それだけで信頼されます。
個人としても、それだけの長い歴史があなたの 人望をつくっていくのです。

『本田健の人生を変える1分間コーチング』だいわ文庫

アメリカでは、クレジットカードの利用履歴、クレジットヒストリーがその人の信用となる。
きちんと支払い、いい履歴を積み重ねれば、お金において信用があるとみなされ、クレジットレーティングが高スコアとなる。
これは、カードの支払いだけでなく、様々な履歴の積み重ねが信用となるということだ。

たとえば、大会社を中途退職した人が、自分で事業を始めようとしたとき、銀行や取引先等に信用されていないことに愕然とする、という話がある。
いままであった信用は、実は会社の看板を背負っていたからに過ぎないことに気づく。

信用は実績の積み重ねだ。
信用度が高い人は、「時間を守る」、「約束を守る」、「言い訳をしない」、「人のせいにしない」、「利己的ではなく利他」、「ウソを言わない」、「誠実」、「お金にルーズではない」、「感謝が多い」、「口ばかりではなく、行動する」等々の行為の積み重ね。
だからこそ、信用度の高い人は、人望がある。
そして、同時に運もいい。

「運とは人望」という言葉を胸に刻みたい。

上記の【運とは人望】については人の心に灯をともすより引用しています。