研修会を開催いたしました!外資系経営者を複数歴任・そこから見える世界について

ー杉浦佳浩

研修会を開催いたしました!外資系経営者を複数歴任・そこから見える世界について


2024年 04月 17日

外資系企業社長を複数経験された倉田さん
昨日は講師に倉田さんをお迎えして
研修会を実施いたしました!

◆研修会のテーマは、
倉田さんのビジネスキャリアから
たくさんの知見を学ぶ会
大切なことは、中小企業も外資系企業も経営は同じ

◆研修会のハイライト
・外資系で働く意味(よかったこと)
・インナーブランディングを構築しよう(そのやり方)
・外資系企業とブランド戦略について
・数字へのコミットと新規事業について
・厳しい環境がビジネスキャリアを育むその中で。
いかにやり切るか/やり切らせるか(やると決めたことを絶対やらなければならない外資文化、どういう仕組みだったのか)
多様性をチカラにしていく(ずっと同じはリスク)
人材難の時代、就職先として選ばれる会社になるために

そして2部のトークセッションには
外資系人事責任者を複数経験された安田さん
安田さんから問いを投げかけていただき
たくさんの宝石のような解を得ました。

主催、司会、ハイブリッド配信にKFSの小島さん
いつも有り難うございます!
会場とウェビナーにたくさんご参加くださった
皆さんに感謝です!

昨日の講演でキーワードをいくつか(複数の方から)。
・「なら自分がやればいい」です!
最後の〇〇さんのご質問に対して倉田さんが「最初私は社長を目指していたわけじゃなかったし、社長になることを迷っていた」というエピソードの中で、「理想とする社長がいなかったから迷っていたけど、なら自分がやればいいと思った。だからオファーを受けました。」
というお話が心に残っています。

・以下に関して、心に残りましたし、弊社やコンサル先での応用や具体的な実践のイメージが持てました。
1)上司の360評価を実施した場合に、低いスコアを付けた部下に対して
自分の伸び代を発見できたことに対して礼を言う。その部下に徹底的に向き合って、フィードバックをもらう。
2)責任を共有し、期待値を具体化、見える化して擦り合わせる。
例えば、SL理論を部下と共有して部下がどのステージか?(習熟度に合わせて理解してもらう)を具体的どうなって欲しいか?を明確にして共有する。
3)トコトンこだわる
コピー用紙の白の色までこだわり、徹底する。→ここまでこだわると言うことを具体的に徹底するから本気度・重要度が伝わるのだと思う

・メッチャiPadにメモ取りまくってしまいましたw
外資か日系かという大きな括りではなく、フィードフォワードも然りエクセレントカンパニーのあり方。その中でやり方を試行錯誤していく考えを認識させて頂きました。

・フィードバックならぬフィードフォワードをしっかりやるカルチャーを作ることが大事、
そして、組織は生き物なので、リードとブレンドの割合を状況を見て変えていく。コミュニケーションのやり方を具体的に等級別にマトリクスが作られている。
コピー用紙一枚も、白色の種類が決まっている、徹底したインナーブランディングは、とても印象的でした。そうしてしっかりインナーブランディングすると、社員が会社に誇りを持てますね!!

たくさんのコメントを感謝しています。

倉田さんのことがよく理解できる、記事はこちらから

◆講師略歴   倉田 浩美 様 ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役
短大卒業後、電機メーカー大手の株式会社ダイヘンへ入社。一般事務職としてお茶出しも経験後、自らキャリアを切り 開くためのスキルの重要性を痛感し、米国留学のため退社。米国セントラルワシントン大学を卒業し、現地のコンサル ティングファーム プライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)にて、コンサルタントとしてリテールやブランド業界 のグローバル展開などを支援。米国在住11年。
帰国後、ギャップジャパン、コーチジャパンのファイナンスディレクターおよびマーケティング総括責任者(シニアバ イスプレジデント)を担った後、フルラジャパン初の日本人社長を経て、ザボディショップジャパンにて代表取締役社長を務めた。フルラでは、売上2倍以上、利益4倍以上伸長し、世界一売上達成。 ザボディショップジャパンでは M&A統括を経て業績改善を達成。経営戦略、事業拡大、ブランディング、マーケティング、グローバ ル展開、組織開発、人材育成、小売業、ファッション・化粧品・消費財経験30年以上保持。2023年末、ザボディ ショップジャパンを退任後、ヴィジョナリーブランド株式会社にて「企業にとって一番の財産は人」という考えで、企業や人が成長する支援をしている。

◆開催の想い
成果・結果にコミットし、実績を出し続けねばならない環境と言えば、外資系企業。専門領域、例えばブランディング、マーケティングで著名な方も多くいらっしゃいますが、その上、会計の知識を持った方は少ないと感じます。さらにその上に経営に携わり、M&Aにも精通し、複数企業で実績がある女性経営者は、日本ではなかなかお目にかかることはないと思います。
お会いした際に、ビジネスキャリアを拝見して、帰国子女だからこの様なキャリアを選択されたのですか?とお聞きすると答えはNo。地元 福岡の短大から一般職で就職、お茶くみも経験、自身のキャリアはこのままではいけない、英語を活かした仕事がしたい、と住むところも決まらないまま、渡米し大学、在米会計系コンサル会社へ、というキャリアを歩んで行かれた、倉田さんにお話しをぜひたくさんの方々にお聞きいただきたいという想いからご講演をお願いするに至りました。
ビジネスキャリア目線だけではなく、仕事との向き合い方、楽しみながら成果を出すこと、倉田さんの生き方からたくさんの視点で学ぶことは多いと思います。その魅力を、株式会社We Are The Peopleの安田さんに引き出していただきます。どうぞお楽しみに。