律すると自由は類義語かも。

ー杉浦佳浩

律すると自由は類義語かも。


2024年 03月 11日

【今週の自戒】
律すると自由は類義語かも。

自由とは、
・自らに在り
・自らに由り
・自らで考え
・自らで行為し
・自らで作ること

確かにな。と留まって。
この写真の場所で、この言葉を見て
複数の人の顔が浮かぶ。

それは新人(社会人になってすぐ)の時に
それなりの成果を出した人で
その後の人生、伸び悩んだ人

特に私が関わって、
その後芽が出なくなった人がいます。
大丈夫、あなたなら出来る
そうして、頑張った。そこまでは良かった。
そこには周囲の支援があってこその結果
しかし、全ては自分の実力となり
その実力を発揮するには自由が必要と言い出し
周囲から疎まれ、いつしか相手にされなくなり、
いつまでも自由という青い鳥を追いかける人生に。
そしてどこかへ消えていった。。。。
自分を律することもなく
自分は優秀なんです。有限不実行、
そして他責の世界に。

律することを継続している人が
真の自由を手に入れている
そう思います。
自由って結構厳しい
律することを忘れないように。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【自分を律する】
ティボ・ムリス氏の心に響く言葉より…

《勝者は成果を上げるために自分を厳しく律する。一方、敗者は自分を律することを罰則のようにみなす。これが勝者と敗者の決定的な違いだ。》 (ルー・ホルツ/殿堂入りを果たしたアメリカンフットボールの監督)

あなたは自分を律するのが苦手だろうか。
したいときにしたいことをする自由奔放な人生をずっと送りたいと思っているだろうか。
もしそうなら、まず理解しなければならないのは、ふだんの生活の中で自分を厳しく律しなければ、本当の意味での自由は手に入らないということだ。

具体的に説明しよう。
●自分を律してスキルアップに励まなければ、効率的に働くことができないために時間に追われ、余暇を活用する自由が得られなくなる。
●自分を律して健康的な生活を送らなければ、病気がちになってしまい、エネルギッシュなライフスタイルを追求する自由が得られなくなる。
●自分を律して節度のある生活を心がけなければ、人生がうまくいかなくなって抑うつ 状態に陥り、夢や目標を追い求める自由が得られなくなる。
●自分を律して努力を重ねなければ、うだつの上がらない状態が続き、したいことをする自由が得られなくなる。

以上の例からもわかるように、自由を得るためには、自分を厳しく律することが不可欠だ。
もしそれをしないなら、遅かれ早かれ、その代償を払うことになる。
言い換えると、自分を厳しく律することは、自由を得るための代償なのだ。

『理想の自分をつくる100の法則』ディスカヴァー

巷には「好きなことして生きていく」とか「好きなことして金持ちになる」とか、「自由に生きる」という題名の本であふれている。
しかし、本の中には、決して「嫌なことはまったくしないで、自堕落に、自由奔放に遊び暮らす」というようなことは書いてない。
好きなことをするため、自由に生きるため、楽しく生きるため、に必要なのは、今も昔も、「自分を律すること」。

自分を律するとは、セルフコントロールのこと。
一時的な感情や、誘惑、欲望に負けてしまわないことだ。
心理学の定義として「自律」という言葉がある。

「自立」ではなく「自律」だ。
●自立とは、ひとりだちのこと。他の助けを借りずに自分一人で物事が行えること。
●自律とは、自分を律すること。自分の決めたことに対して正しく律すること。セルフコントロール。
「悪いクセをやめる」「自制心がある」「よくない誘いを断れる」「継続力がある」「大事なことを後まわししない」「期日を守る」「遅刻しない」等々。

自分を律することができる「自律の人」でありたい。

上記の【自分を律する】については人の心に灯をともすより引用しています。