黙々と歩きつづける人に。

ー杉浦佳浩

黙々と歩きつづける人に。


2023年 07月 10日

【今週の自戒】
黙々と歩きつづける人に。

米国で大活躍中の大谷さん
そのスーパーぶりに熱狂したり
賞賛したり、いいことですね。
しかし、活き方まで真似る人は少ない。
悔しい経験をたくさんしたからこそ
嬉しい経験ができるようになる
素晴らしい。
黙々とやってきたからこそ。
上っ面だけで今の大谷さんになるはずもないのに。

仕事に向き合い続ける人、
先日2つのCXOをやり切った人に会いました。
何か人相が変わった気がしました。
とにかく清々しい。
当分は充電期間にしますとにっこり。
在職中は、とにかく険しい感じだった。
当時は話しかけるのも怖いくらい。
慣れない仕事だらけの中
良くもやり切ったからこそ
今の笑顔へと思い至りました。
当時は口数少なかった
今は雄弁に。
また次へのチャレンジのために。
長い付き合いになりそうに感じた
久しぶりのリアル面談でした。
感謝。
悔しい経験をしたからこそ
人に優しくなれる。
素晴らしい方々に囲まれて幸せです。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【雨の日には雨の中を】
相田みつを氏の心に響く言葉より…

■【道】
長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければ
ならぬ道というものが
あるんだな

そんなときはその道を
黙って歩くことだな
愚痴や弱音を
吐かないでな
黙って歩くんだよ
ただ黙って
涙なんか見せちゃダメだぜ

そしてなあ
そのときなんだよ
人間としての
いのちの根が
ふかくなるのは

■【雨の日には雨の中を 風の日には風の中を 】

暖かい春の陽ざしを
ポカポカと背中に受けて
平らな道をのんびりと歩いてゆく──
そんな調子のいい時ばかりではないんだな

あっちへぶつかり
こッちへぶつかり
やることなすこと
みんな失敗の連続で
どうにもこうにも
動きのとれぬことだってあるさ、

当にしていた
友達や仲間にまで
そッポをむかれてさ
どっちをむいても
文字通り八方ふさがり──
四面楚歌ッてやつだな

それでも
わたしは自分の道を自分の足で
歩いてゆこう
自分で選んだ道だもの──

雨の日には雨の中を
風の日には風の中を

涙を流すときには
涙を流しながら
恥をさらすときには
恥をさらしながら
口惜しいときには
「こんちくしょう!!」と
ひとり歯ぎしりを咬んでさ
黙って自分の道を歩きつづけよう

愚痴や弁解なんて
いくら言ったッて
何の役にも立たないもの──

そしてその時にこそ
目に見えないいのちの根が
太く深く育つ時だから

何をやっても思うようにならない時
上にのびられない時に
根は育つんだから──

雨の日には雨の中を
風の日には風の中を──

『ただいるだけで』PHP研究所

高校や大学など、志望校を落ちたとき。
就職で狙っていた会社がことごとくダメになったとき。
結婚、転職、起業、定年…
うまくいかなくて、自分の意に反した道を往く。

『そんなときはその道を
黙って歩くことだな
愚痴や弱音を
吐かないでな
黙って歩くんだよ
ただ黙って』

雨の日には雨の中を
風の日には風の中を
ただ黙々と、歩いて往ける人でありたい。

上記の【雨の日には雨の中を】については人の心に灯をともすより引用しています。