一雨千山潤 めぐりめぐって今がある
2023年 04月 24日
【今週の自戒】
一雨千山潤 めぐりめぐって今がある
この季節有難いことに
複数の会社さんから
新人の皆さんとの
対話の機会、
声が掛かることに感謝しています。
ある会社の方から
杉浦さんの様にたくさんの人と
会うことは苦手、
面白い話ができない
ついつい引っ込み思案になります
どうすればいいですか?
と聞かれました。
私からすれば、私へ
そもそも質問している時点でOK!
その上で、
話すのが苦手だったら
聞くだけで十分、一生懸命聞きましょう。
とお伝えしました。
自分自身もそうですが
自分を客観的に見ることは難しい。
他者との交わるから
いろんなことがも見えてくる。
一雨千山潤、
さっと降る雨でも、
山全体では大きな潤いを与え
そこに住む生物全体に影響を
与える。
小さくても踏み出し続ける一歩が
大きな影響を与えるように、
歩み続ける毎日に。
今週も
よろしくお願い申し上げます。
【人生において本当に重要なものは「人間関係」】
エリック・バーカー氏の心に響く言葉より…
《ハーバードが突きとめた長寿で幸せな人生にただ一つ必要なもの》
ハーバード大学メディカルスクールが行なったグラント研究では、268人の男性を80年以上にわたって追跡調査した。
その結果、何部屋も埋めつくすほどのデータが蓄積され、長寿で幸せな人生をもたらすものは何かというテーマに関して膨大な知見が得られた。
しかし、人生のかなりの部分を費やして同研究を率いたジョージ・ヴァイ ヤン教授は、数10年にわたるこの研究から何を学んだか問われると、一言こう答えた。
「人生においてただ一つ、本当に重要なものは他者との関係だ」
これほどの大調査の結果がこの一文に集約されるとは、馬鹿げているようにも思える。
しかし、真実である。
私たちは、人生で浅はかなことを追求するのに多くの時間を費やす。
だが悲惨な出来事があったり、深夜に悶々とするとき、この上なく重要なのは人間関係なのだと思い知らされる。
●誰を信じればいいのか?
●私のことを本当に理解してくれる人はいるだろうか?
●心から気づかってくれる人はいるのだろうか?
あなたにとって最も幸せな瞬間を思い浮かべれば、それは必ず人と関わっている。
最も辛い瞬間も、やはり人に関わることだ。
人生を築くのも、壊すのも、すべて人との関係なのだ。
何千年ものあいだ、人間は人と向き合ってきたのに、いまだに人間関係がうまくいかない。
しかし、すでに人づき合いが得意な人も、引っ込み思案で内向的な人も、私たちは皆、より良い友人関係を築き、愛を見出して再燃させることができる。
たがいの心の距離が遠のき、孤独感が増しているこの時代にあっても、人ともっと近づくことができるのだ。
『残酷すぎる人間法則』飛鳥新社
人間関係が大事なのはわかった。
では、人間関係をよくするにはどうしたらよいのか。
本書にはこう書いてある。
『「一人では生きられない」と強く再認識すること。
孤独は最悪だ。
必要なのはコミュニティにもっと関わること。
それが人間本来の姿なのだ。
私たちは皆、誰かが気にかけていてくれることに気づく必要がある。
自分が一人ぽっちではないことを、また、どんなことがあろうと助けが来てくれることを知っている必要があるのだ。』
3年余に及ぶコロナ禍では、大多数の人は、リアルなコミュニティに関わることはできなかった。
リモートでは様々なコミュニティができたが、多くの場合、リアルなコミュニティに比べてつながりは薄かった。
それは、リモートでは、出会いによる「偶然」が生まれにくいからだ。
つまり、セレンディピティが必要ならリアルなコミュニティに参加すること。
人は、人とのつながりがないと生きていけない。
そして、大事なことは、いくつもの多様なコミュニティに参加すること。
なんの関連もない多くのコミュニティに参加すればするほど、セレンディピティは起きやすくなる。
《人生において本当に重要なものは「人間関係」》
時代が変化している今…
人間関係を深めるため、多くのリアルなコミュニティに参加したい。
上記の【人生において本当に重要なものは「人間関係」】については人の心に灯をともすより引用しています。