ゆっくり考える時間を大切に。そして『静』と『動』はセットで。

ー杉浦佳浩

ゆっくり考える時間を大切に。そして『静』と『動』はセットで。


2022年 12月 26日

【今週の自戒】
ゆっくり考える時間を大切に。そして『静』と『動』はセットで。

自分のデスク横には
『静思しよう』
と書いていつも見える場所に。
その時間を持つこと大切にしています。
その時間が過去→現在(今)→未来を
紡いでくれると感じています。

先日お会いしていた方々、
私と同じピン芸人仲間とピン芸人を目指す方
この方々とも静思されていることを話しました。
企業人の多くが、会社から言われたことに、
日々のことで精一杯、そこに振り回されている
気づけば50歳の声を聞いて慌てる。
まさに静思がない人は心を無くしていることに近い
忙しい。心を無くしては信用・信頼もないまま
そこで次のステージに行けることもない。

私のデスク横に、あと二つ。
『現場を大切に』
『行動する』
掲げています。ゆっくり考えることも大切
行動量を上げる事も大切。
『静』と『動』をフォーカスして
それは時間大切にすること。
今年もたくさんの方々にお会いできたことに感謝。
まさに時間を大切、コントロールできたことが
巡り合いの『運』を運んでもらえた。
日々、『静』と『動』を意識して。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【時間のコントロールが「運」を呼ぶ】
マーク・マイヤーズ氏の心に響く言葉より…

《チャンスを “雪ダルマ式に増やす人”の時間活用法》

あなたが今後、自分のためにどれほどの幸運をつくり出すことができるかは、自分の時間をどれほどコントロールできるかどうかにかかっている。
いつも何かに時間を拘束されていて、カギとなる人に会うことができなければ、当然のことながらその人から何かを学んだり、情報を得たりすることはできない。
不在の時にかかってきた電話にコールバックできなかったり、社内で起きている最新の重要事項を知らなかったり、同僚や社外の人との昼食に外に出られなかったりすれば、機会に遭遇するチャンスは大幅に減ってしまうばかりか、近くを通りすぎる機会に気づくこともできない。

“運”と“時間”はお互いに関係し合っている。
常に片目で機会をにらみ、片目で腕 時計をにらんでいる人は、さらなるチャンスをつくり出すことができる。
いつも自分 のデスクにしがみついている人に幸運は巡ってこない。
それでもいつかは昇進するこ ともあるかもしれないが、いつも自由に人と会っている人に比べればずっと遅くなる だろう。

知人に、最近の五年間に三つの会社の重役を歴任した高給取りの女性がいる。
彼女は毎日、午後十二時半から三時まで、レストランでさまざまな人たちと昼食をとる。
そのことを知ると、みな「毎日そんなに長い時間を昼食に費やして、どうやって社内の仕事をこなすことができるのだろう」と不思議がる。
そこで、私は直接本人に尋ねてみた。

彼女の答えを要約すると、次のようになる。
「仕事の中で、こまごました雑事については、それを処理するために優秀なスタッフを何人も雇っている。彼らにはかなりの裁量をまかせてあり、私は普段は後ろに引き下がっている。私がそういうことに直接関わるのは最後の段階だけで、しかも微調整をするだけだ。私は優秀な課長を要所に過不足なく配置して、自分自身は 会社の外に出られるようにしているのだ・・・・・・」

こうして彼女は自由に使える時間をつくり出し、社外に出ては取引先を開拓したり、さまざまな人と会って新しいアイデアを吸収したりしているのだった。
顔を知られることは、会社の中でも外でも大切なのだという。
つまり、彼女の昼食は、食事をすることが目的ではない。
コネクションをつくり出し、新しいアイデアを生み、自分の顔を売る。

いつも外出し、行動が結果を生んでいるから、彼女は誰からも“強運な人”だと思われている。
彼女は「自分の仕事は外で会社を売り込むこと」で、「自分のイメージは会社のイメージ」だと言う。
だからこそ、外部の人からは運の強い人間のように見えていなければならないし、会社も運の悪い会社のように見えるわけにはいかないのだそうだ。

彼女のように雑事をまかせられるスタッフを持てる人はそう多くないだろうが、もし誰もいなければ、自分がいちばんやる気を出せる仕事に集中するようにして、それ以外のものはなるべく避けるようにしたほうがよい。
その理由は、成功したい人の多くは、すべての仕事を完璧にやり遂げようとして失敗するからだ。
自分の得意な分野には意識的に磨きをかけ、不得意な分野は、それが自分のやりたい仕事と関係している場合は別だが、そうでなければ挑戦しないほうがよい。
どんな人でも、「なんでも得意」などということはあり得ない。
自分の持っているエネルギーと時間は、弱点にわずらわされて浪費することなく、次の行動について考えたり、新しいチャンスを招くためのまとまった時間をつくり出すことに使ったほうがいい。

『「運をつかむ人」16の習慣』知的生きかた文庫

定年後なにもすることのないような、毎日がヒマで、いつだって誘いに応じられるような人には、残念ながら面白くて楽しそうな誘いや招待はこない。
皮肉なモノで、多忙で、有能で仕事ができるような、どこからもひっぱりだこの人に、面白そうで楽しそうでエキサイティングな誘いが多くくる。
これは考えてみればあたりまえのことで、誘う側からすると、面白い人は誘いたいが、つまらない人は誘いたくないからだ。
厳しいが、これが現実だ。

つまり、自分が面白い人にならなければ呼んでもえないということ。
そして、そのために大事なことが、時間のコントロール。
どんなに忙しくても、自分の時間を捻出できる方法を探すこと。

いかに忙しくても、すずしい顔をして誘いに応じることができる人。
余裕がない人には運もやってこない。

時間のコントロールができる人でありたい。

上記の【時間のコントロールが「運」を呼ぶ】については人の心に灯をともすより引用しています。