第92回ご縁結びのコーナー 日本FCファンド 代表 宮嵜 太郎さん 〜FCの本部構築を実践できる人は意外に少ない、短期間で圧倒的な実績に驚きの連続でした〜

ー杉浦佳浩

第92回ご縁結びのコーナー 日本FCファンド 代表 宮嵜 太郎さん 〜FCの本部構築を実践できる人は意外に少ない、短期間で圧倒的な実績に驚きの連続でした〜


2022年 09月 09日

第92回ご縁結びのコーナー 日本FCファンド 代表  宮嵜 太郎さん 〜FCの本部構築を実践できる人は意外に少ない、短期間で圧倒的な実績に驚きの連続でした〜   

日本FCファンド& V&Mパートナーズ株式会社のHPはこちら。

今から4年前の2018年11月にいつも【岡目八目リポート】でお世話になっている、りそな銀行さんの中小企業経営者向けサイト【りそなCollaborare】で宮嵜さんの記事を掲載いただいて大きな反響となりました。その記事はこちらです(日本でたった一人? 起業+事業開発20回以上のキャピタリストの宮嵜太郎さんのお話)

会社経営、事業売却、その上事業開発を20回以上経験してベンチャーキャピタリストになった人は宮嵜さんだけしかいないと思っております。【岡目八目リポート】から4年後の今、どんな展開になってこられたか、圧倒的なスピードで事業成長を果たしているFCモデルを中心にお伝えしたいと思います。

【2020年4月毎日オンラインばかりの頃、笑顔の宮嵜さんと】

 

◆岡目八目リポートで伝えたかったこと そしてその後

当時のリポートからポイントをピックアップ。

1 幼稚園時代から営業経験?!

2 短かった高校生時代の家出から京都での丁稚奉公経験

3 訪販営業で全国1位の営業マン時代

4 スクラップ&スクラップの連続から九州全域をカバーする事業開発へ

この項目を見ただけでも魅力的であり、どれだけの行動力・突破力がある方かご理解できると思います。

豆吉郎社を売却したこと、M&Aの事例もたくさんあるなかで、FCモデルの移動販売の豆腐屋さんを新聞社に売却した人。これだけでどれだけの人が興味を持ったことか。そこからサラリーマンとなった宮嵜さん。私のご縁で、1年半ほどベンチャーキャピタルで投資家になる勉強をしながらも全国各地の方々から途切れることのない相談が舞い込み続けていました。

自身で会社を立ち上げ、ベンチャーキャピタリストになろうと活動を開始、その頃に、爆発的な売れ行となった書籍を出版(元手10万円で100億円の売上をつくった事業のコピペ術――フランチャイズ本部のつくり方)、 書籍の帯にはホリエモンさんが登場して絶賛しておられます。その他にもYou Tubeにもたくさん出演され、さらに全国の経営者から面談依頼が舞い込んで来る存在になって行かれます。

 

事業の引き継ぎ、事業再生、起業、株式公開、人材ビジネス、投資話、面談依頼と毎日が目まぐるしく、何屋さんかわからない、自分に軸が無い、自分では意図していなかった方向に行ってしまっていた、忙しい中でもその問題意識がどんどん大きくなっていき、何に特化するか、そこで自分がやって価値が出せること、FCビジネスに関わることと事業への投資。この2つに絞ること。今になって気づいたのはどちらか片方に強い人は多いですが双方できる人は意外に少ない。そこから集中して取り組みを加速していきます。

 

◆FCモデルについて 何が面白いか

社長になる方法。①自分で起業する ②事業を継承する ③FCオーナーになる この3つしかない。何を持って成功モデルと表現するのは難しいですが、成功確率が高いのは、③です。それは、コンビニチェーンを見ればわかる。もうすでに市場がある、事例も多数あり全国各地にある、経営方法が確立している。あとはそのスタートへの元手資金とやる気、そして現場におけるさまざまな工夫と改善の連続。ここにコミットできるか否かそこで経営者としての成功確率は変化していきます。逆にいうとそれ以外に不安要素はない、FC本部を創造してこられた宮嵜さんの経営哲学を活かせるのは、FC業界をどんどん盛り上げていくこと。旬なものとして全国各地に受け入れられると圧倒的スピードで広がる。他方で、宮嵜さんの知見が活きるのが、FC本部を作っていくこと、FC本部オーナーになることは、銀行融資でもない、外部株主を募るものでもない、第3の資金調達だと説明くださいました。まさに!私もその通りだと思います。この資金調達は、難しい書類を見ることもない、株主対応もない、入金まで多くの時間を要しない。FC本部の会社が大きく成長した場合、事業売却、引き継ぎも仕組みとして容易に引き継がれることも大きなメリットであると宮嵜さんは話します。これから起業家を排出することが大事な時代。FC事業から起業家、社長を目指していくことで起業へのハードルを下げていくことは意義高いことと思います。

 

◆宮嵜さんの最近の活動 

FCビジネスとそこに関わる投資活動にフォーカスする。そう決めて以後、カタチとなってリリースしたのが、FCファンドの設立でした。その設立リリースがこちらです→フランチャイズ ビジネスに特化した「日本FCファンド」設立(2021年7月2日付)

このファンドの特徴である強みについて。

・FCビジネスに特化し、FC起業家、FC経営者がファンドメンバーで構成しており成長機会を起業家に提供します。

・ベンチャー支援やM&A等、経営管理の専門家も成長をサポート。会社のバリューアップや経営管理上の課題解決に向けた相談を行いやすい環境で、持続的な成長につながるEXIT方法を提供します。

・少数の運営メンバーで知恵を出し合いながら、起業家・経営者に寄り添うことを目指します。柔軟に投資支援やEXITの方法を設計することができます。

このリリースの発信会社は、宮嵜さんの会社ではなく、このプロジェクトメンバーである、未来経営パートナーズ社さんです。有難いことに、この代表である小島さんと宮嵜さんのご縁の発端は私であり、しかも私が毎月世話人として活動している新令和経営道場でお二人の対面を演出してこのようなプロジェクトに参画くださることことに。ご縁の早出できたことを何よりも嬉しく思います。お二人に感謝です。

 

ここ数年で、11業種12店舗を出店したと宮嵜さんは話します。まず自分でFCの加盟店になってみる、そこかから可能性を現場で確認していく、そうすると加盟FC本部の社長との距離感も近づく。単純にFC加盟だけで終わる場合もあれば、FC本部の成長支援にどっぷり入る場面もある。宮嵜さんの本や、動画を見て一緒に仕事をしたいと集まったパートナーの皆さんにそのFC社長を任せながら社長育成のため、膝ずめでその初心者社長の皆さんと毎週か隔週でMTGを重ねる毎日だそうです。

 

◆FCモデルが確立したデリハック社の凄さについて

私も数度、リアルでお会いしたことのある方で山本さんというお若い方がいらっしゃいます。現在27,8歳だったでしょうか。2021年6月に宮嵜さんのYouTube動画を見てコンタクトを試みてきたそうです。そのころは、ウォーターサーバーの訪販をしていたり、代々木に1店舗目のゴーストレストランを開業しようとしていたそうです。宮嵜さんはまず自分でそのFC制度に加盟店として入って、福岡市内で開業、都内では当たり前化しているビジネスモデルも大きく売り上げが上がることにびっくりして本腰を入れて展開をすることに。そして今年の7月末現在の店舗数は670店舗になっています。まさに驚愕の成長、爆速レベル。素晴らしいとしか言いようがありませんね。

このお化けのようなFCモデル→デリハック社のHPはこちらです。(HPの店舗数が実態に追いついていないです)

まだ決算を迎えていない中で、月次の売上は数千万円レベルに。この実態がFCビジネスの面白さだと私も感じます。

デリハック社のメニューがまた面白い。こちらでメニューをご覧いただけます。このメニューから15ブランドをFC加盟店が選択しながら提供していくというモデル、毎月変更も可能、このレシピの開発を山本さん自ら行っているそうです。近い将来これを100ブランドへ(2022年7月現在50ブランド)して加盟店さんも選択の幅を広げ消費者が喜ぶブランド作りをしていこうと実践しています。

【2020年6月緊急事態宣言明け最初は宮嵜さんを訪ねて】

 

◆デリハック 山本社長から見た宮嵜さんについて。山本さんからコメントを寄せていただきました。

 

①山本さんから感じる 宮嵜さんの魅力について教えてください。

宮嵜さんには、「人に自信を持たせてくれる魅力」があります。私自身もまだまだ経営者駆け出しで色々なことを相談させて頂くのですが、その度に明確な答えと、最後に「大丈夫ですよ!」と自信を持てるような言葉が返ってきます。

自然と自信に満ち溢れて、事業を加速させることができるようになってきました。

 

②山本さんが宮嵜さんと付き合い始めて何か影響を受けたこと勉強になったことを教えてください。

私が宮嵜さんから、影響をうけたこと、勉強になったことが2つあります。

1つ目は「周りの人への影響力」を持つということです。

宮嵜さんの周りには常に信頼できる仲間が沢山いて、なおかつ皆様経営者として名を馳せている方ばかりです。

そのような方達が、皆こぞって宮嵜さんから学ぼうとする姿に私も負けてられないと日々感じております。

私も「影響力を与える側」になれるよう、宮嵜さんから学び精進していきます。

2つ目は「当たり前のことを当たり前にやる」ということです。

例えば、人に伝える際に簡潔にわかりやすく話すなど、意外と簡単なようでできないことを宮嵜さんは誰、にでもわかりやすく伝えるように心かげているのをよく感じます。

私がいま行なっているフランチャイズ事業でも本当に大事なことだと毎日のように実感しています。

 

③デリハックを今後どのように展開していきますか?その時、宮嵜さんとどんな取り組みができるといいですか?

今後は、国内のみならず海外での展開をしていきたいです。

デリハックのビジネスの強みは全世界で通用することです。

「日本食を世界へデリバリーで届ける」という次なるミッションに宮嵜さんと、お取り組みさせて頂けたらと考えております。

私のビジネスの根幹は宮嵜さんからの教えが全てです。

ビジネスの師でもある宮嵜さんと一緒に、日本だけではなく世界へデリハックのフランチャイズ展開を広げていきたいです。

私のように「宮嵜太郎」という存在を知り、出会い、そして人生が変わったように、1人でも多くの方に「人と会って人生が変わりました」という経験をしてほしいと感じております。

素晴らしいコメントを寄せていただきました。山本さんが事業に邁進されること本当に楽しみですね。感謝申し上げます。

【いつも大人数で夜会を博多で】

 

◆宮嵜さんから今回のインタビューに関してコメントをいただきました。

インタビューを終えて、

杉浦さんへ

2度目のインタビューありがとうございました。とても光栄です。今回のインタビューは、

・録音なし

・約30分間のインタビュー

・3千文字以上を約2時間で文字起こし

・修正依頼はゼロ

神業としか言いようがありません。今回のインタビューのように、人、物事、ビジネスのポイントを瞬時に理解されるだけではなく顕在化して人と人をお繋ぎする杉浦さん。私も杉浦さんから沢山の方とご縁を持たせていただきました。

お世辞ではないと思っていただく為に、ほんの一例を記させてください。

・9年前、まだ拡大前だった豆腐屋さん時代にフランチャイズ展開をしたい。とご相談したところ直ぐにローソンの元社長をご紹介していただく。とても驚きました。

・5年前、中卒の私にベンチャーキャピタルになる機会をいただく

・1年前、フランチャイズのファンドを組成したい。と漠然と何気なくお話ししたところ運営メンバー、出資者をご紹介していただくなど私の人生のポイントにはいつも杉浦さんの影響がありました。杉浦さん、今後ともよろしくお願い致します。

 

山本社長へ

沢山のお褒めの言葉ありがとうございます。酒の席が超長い。居酒屋を6軒はしごするのが当たり前。急に数字が細かくなる。急に感情的になる。急に夜中飲みに誘われる。朝令暮改。仕事より子供の部活を優先する。などをお話しされるかとドキドキしておりました。山本社長の行動力、事業拡大への貪欲さに刺激的な影響を受けております。またいつでも機敏に柔軟に動く為に寸前まで飛行機やホテルを予約しないやり方は想像もしていませんでした。早速、私もマネしています。

今後とも宜しくお願い致します。

【K&Pパートナーズの松村さんと一緒に】

宮嵜さんからの素晴らしすぎるインタビューへのコメントをいただき誠に有り難うございました。ちょっとだけコメントと違う点は30分→45分ほどインタビューしておりました。普段からたくさん宮嵜さんとお話ししていますのでインタビューメモも殆ど見ることはありませんでした。これから大きな展開がたくさん身近で感じることができることが何より楽しみです。FC制度で社長をたくさん輩出できるように私もご一緒したく思います。ますます楽しみです。