第87回ご縁結びのコーナー 株式会社Enjin Plus 近野 潤さん 〜2022年4月独立起業を祝して ワクワク出来る日本となるように〜   

ー杉浦佳浩

第87回ご縁結びのコーナー 株式会社Enjin Plus 近野 潤さん 〜2022年4月独立起業を祝して ワクワク出来る日本となるように〜   


2022年 04月 09日

株式会社Enjin Plus のホームページはこちらから。

毎年春は、就職、入学、進学、転勤、引越し等々新たな生活が始まる季節。ここ最近は起業し独立される方も増えてきました。特に一定の社会人生活、会社組織で【個】の輝きを放った方もフリーランスや起業すること、またそんなパワーをお持ちの方がたから、独立相談もたくさんいただくようになってきました。たった一度の人生悔いの残るくらいなら、独立してみることは良いことと思いますし、私でも受け入れてもらえることで何かしら良い影響となればと思っています。今から約4年前に出会い、当初差し出がましくもすぐの独立を待った!をお伝えした方が今回の近野さん2022年4月に準備万端整って独立されることになりました。近野さんの独立を祝して、今までの関わりから今後の活動について私の目線、言葉でお伝えしたいと思っています。まず、近野さん!独立、起業おめでとうございます!今までになかったことを、事前に、お伝えいたします。このコーナーで登場くださる方へ親しい方々からコメントを求めておりますが、近野さんの熱量?影響力?とにかく長文コメントとなっております。


【2022年2月16日渋谷駅でばったり近野さんと会った瞬間】

◆珍しい方からのご紹介 品川のカフェが最初の出会いでした
近野さんは社外活動をたくさんされてきた会社員、自分のためだけではなく、たくさんのご縁を、ご自身の属してこられた業界に特定しているのではなく幅広くご縁を紡いでこられました。後でコメントをいただいている、ZENKIGENの野澤さん、まさに業界外HR系の方、もうお一方、名古屋でもうすぐ100年の会社、アルファフードスタッフの浅井さん、社外活動、業界発展にと勉強会を主催されている中、私と面識ある方々と、仲良くされている近野さん、そのコミュニティーの方からのご紹介ではなく、たまたま4年ほど前に近野さんがお知り合いになった方、廣田千晶さんからのご紹介でした。廣田さんもこのコーナーにご登場くださっております。詳細はこちらから
近野さんも私も同じ認識、人のご紹介に慎重なタイプでいらっしゃる廣田さんが、私にご紹介してくださったことに感謝しております。品川のカフェで待ち合わせ、お会いするまでどんなご相談なのかをお聞きすることはありませんでした。近野さんがやりたい姿と今のお仕事に少しギャップを感じながら、近々独立意向をお持ちであることがわかり、少し修正をお伝えしながら、独立を数年先と見据えて今取り組むべきことをこの4年に亘って数度お伝えさせていただいた次第です。持ち前のパワフルさ、実行力で、会社の枠組みをはるかに超えてのご活躍になっていかれ今回の独立となられました。

◆近野さんのご経歴 私も随分お世話になりました
近野さんのプロフィールはまさに商品開発で培ってきたこと。ご自身作成の資料から下記にて掲載します。
近野 潤 1975年 生まれ

・湘南育ちの近野と申します。
仲間からは、「きっかけクリエイター」と呼ばれています。
・仕事:「作り手の魅力を最大限に引き出す商品開発」
セブンイレブンジャパン⇒食品スーパーヤオコー
流通業22年、商品開発を15年遂行してきました。
・代表商品:セブンプレミアム 金のハンバーグ
ヤオコーフランス産発酵バターカリカリ大学芋
作り手の想いを伝える為に、世界46カ国の現地を又
日本全国を訪れ、リアリティある作り手の一次情報を重要視
・起業して解決したい事
日本は、とても良い国にも関わらず、幸せ指数が低い人が
とても多い事を知りワクワク出来る(潜在的な主体性発揮)
日本に変えようと決意し起業を決めました。

・商品開発×人財開発×資本主義のお金の勉強を通じて
世の中のお役に立てる様に取り組んで参りたいと思います。
◎私も随分お世話になった中、近野さんからの一言、それは『うちの店舗、陳列、商品群、見に行きましたか?』複数の会社さんと連れ立って、近野さんに会ってもらった際に、現場の大切さ、お客様の声を理解して、製造、販売する気があるのか?そこで修練した商品開発部門を超えたたくさんの気づきをいただきました。商品、メーカーさんに本気で向き合ってからこその言葉、かなり語気、熱量高く話してくださって、同行企業さんも納得、明確な方向性も見えたと話していました。貴重な機会だったと思っています。

◆近野さんのヤオコー社でのご活躍、社外活動の一端を
◎私は何と言ってもきな粉棒のことがすごいと思っています。

一袋100円のきな粉棒、一袋に10本つまり1本10円を78万袋、780万本を販売。それも近野さん自ら先頭に、店頭に立って販売もしていました。消えゆく日本の駄菓子を見事復活させ、ブランド化して、爆発的な数の販売となり、今ではそのきな粉棒がシリーズ化しています。売り上げベースだと7800万円ってどう?ということになりますが、78万袋ということが大切なこと、この数字がスーパーの集客にもつながり販売量の底上げにも繋がっていることが大事なことだと感じました。この一連のプロジェクトが評価され、表彰にも繋がったそうです。詳細はこちらです。
ご自身の職制ど真ん中である商品開発で日本各地から世界中を走り回って成果を出し続けながら、ご自分の領域外のことを社内外で活動されてきました。
・商品開発講座・・・全12回、自身の磨き上げてきたノウハウを社内外で共有
・自分の磨き方講座・・・自己肯定感を高め実践力、実行力を高めていく、自分らしく生きる
・お金の小学校・・・お金の本質とは何か?を学ぶ
・コミュニティ運営・・・縁会からスタート、100を超える開催、その後、縁尽に名称変更 外部ネットワークへ
商品開発、人材育成、生きる術を学ぶ、コミュニティ運営このような取り組みを忙しい中で、利他の精神、人が成長する、伸びることに喜びを感じながら活動されてきました。この4月からこの今までの取り組みを継承しつつ、さらにパワーアップし、ワクワクできる日本に変えていこうと決意、株式会社Enjin Plusの代表取締役として活動をスタートしました。私も今まで以上にご一緒できるように磨きをかけて頑張ろうと思っています。この独立を賞賛しております!

◆近野さんの仲間、野澤さん、浅井さんに近野さんへのコメントをいただきました。
株式会社ZENKIGEN 野澤さん 


・近野さんとの出会い
20年近く前に(20代後半の頃)共通の友人と少人数の飲み会が出会いです。
それ以降10年ほどお互いの道を歩んでましたが、近野さんが継続されている縁会に呼んでいただき再会したのが7,8年前です。ここからお付き合いが濃くなっていきました。

・野澤さんから見た近野さんって?
私から見た近野さんは下記2つに集約されているかなぁと思います。
①努力を積み重ねられる天才。
②人の縁を大切にする徳のある人

①なりたい自分の理想を思い描くだけでなく絵や文字に起こして、その実現のために必要な努力や勉強(本だけでなく人に会いに行って学ぶことも含めて)を通じて自己研鑽し、それをずーっと継続して積み重ねられるもはや天才だと思います。そこに驕りやこの程度で良いかという甘えは一切感じません。側から見ていて近野さんは必ず自らの理想や夢を果たすのだろうなぁと思います。

②近野さんは自分のことを人見知りだというのを今でも信じていませんがw、縁会という異業種交流会を長く継続されており、その企画内容も魅力的な上、そこに集まる方が多くの業界の方がいて、またその方が魅力的な方ばかりです。自然とそういう出会いを提供している近野さんが結局一番人の縁に繋がるということになりますが、その一つ一つの縁を一期一会のようにとても大切にしていらっしゃると思います。人から大切に接してもらって嫌な思いをする人はいません。ゆえに近野さんに紹介された人は無条件に信頼関係が一定ある状態でお会いすることが出来るので、初対面とは思えない心地良さがあるということがその証明かと思います。
・今までお付き合いの中でのトピックス
「独立しようと思う」と近野さんから話を聞いた際、私は「後ろの扉を閉じなければ前の扉は開かない」と言う私の人生で大切にしている言葉を贈らせていただきました。
そして次に会った時には「覚悟が出来たので後ろの扉を閉じた」と言う話を近野さんから聞きました。
しかし、ここで終わりません。必ずその覚悟が揺らぐような事象が起きます。そして実際、絶対的な成果を出し周りからも愛されている近野さんですから、やはりその事象が起きました。
その時に「覚悟が試されてるよ」と言う私の発言に、何ら躊躇なく即答で「ありがたい話をもらったけど独立することに一切の迷いはない」と言いました。この瞬間の覚悟が定まっている目を見て、僭越ながら近野さんには「前の扉が開いた」、と私も確信しました。これまでの長いお付き合いの中で、このやりとりが一番私の記憶に鮮明に残っております。

・近野さんの独立について一言
おめでとうございます!
独立したからと言って何も変える必要はないと思います。いつもの近野さん通り、give.give.giveの先出しをし続けていれば成功間違いなしです!
今後のますますのご活躍と、多くの人の幸せに貢献する人生を歩まれることを陰ながら応援してます!

アルファフードスタッフ株式会社 浅井紀洋さん

●近野さんとの出会い
最初の出会いは2019年の6月、共通の知り合いからの「食品流通業界で長年商品開発に取り組んできた、凄い人を紹介します!」というメッセンジャーがきっかけでした。はじめましての近野さんに、簡単な自己紹介と「一度面談に伺わせてください。」と候補日を送った私に「〇日は北海道、△日はベトナム、×日は上海」との返答。なんとお忙しい方なんだというのが第一印象でした。ようやく日程が決まり「飛び回っていらっしゃいますね。」と送ったメッセージに、「飛び回りたくて、飛び回っています。」と間髪入れずに返信があり、少々面喰ったのを覚えています。

約束の日にヤオコーさんの本社に伺いました。メッセージの印象から厳しい人を想像していた私。「浅井さんとお会いできるのを楽しみにしていました~。」と現れたのは、爽やかな笑顔の近野さん。太い眉毛と笑うと目じりにできる皺が印象的でした。面談では近野さんの「概念チェンジの商品開発」の事例を惜しげも無く話して頂き、まるで講演を聞いているようでした。「凄い人に出会ったな~。」と思いながら川越からの電車に乗りました。

●近野さんとの縁の深まり
その後何度かメッセンジャーでやり取りをする中で、近野さんが主催している交流会に参加することになりました。聞けばこの会は2006年に始まり、のべ350人を動員。まもなく100回目を迎えるとのこと。もちろん交流会の中心には近野さんがいて、参加者を周りながら楽しそうにしています。「一体この人のモチベーションは何だろう?」なんて考えながらお酒が回って来た頃、ふとあらわれて隣に座った近野さんは言いました。「私は日本全国の人がワクワクする世の中を創り出したいと思っています。私の経験が生かせることがあれば言ってください。」その視座の高さに酔いが醒めました。

さて、私自身は食品の輸入・製造・卸の事業をしているのですが、もともとは砂糖の問屋。お客様にはお菓子のメーカーさんが数多くいます。2020年は新型コロナの流行とともに、お菓子のメーカーさんの商売に強い逆風が吹いていました。そんな方々の役に立てればと、「概念チェンジの商品開発」のオンラインセミナーを近野さんにご相談し、快諾いただきました。交流会の日の話が現実化したのです。そこで語られた「お客様の立場に立つ」事の重要性や、「商品づくりの本質は人づくりである」というお話に、11名の参加者は感動。そこには疑う余地も無くワクワクする時間が流れていました。近野さんとご一緒に色々進めていけたら…。そう思い始めたのはこの頃です。

●浅井さんから見た近野さんって?
少しさかのぼって2020年春、私は近野さん主催のコミュニティに参加する事になりました。そこでは近野さんから毎日情報発信があります。発信頻度もさることながら驚いたのはその内容。てっきり近野さんのこれまでの経験や学びを共有していくものだと思ったら、「今日〇〇の本を読みました」や「いま▲▲を学んでいます」など、現在進行形。誰よりもインプットをし、同時にアウトプットをし続けています。そして時には「××な自分に新たなに気付きました」という自身の変化の披歴。まさに自らが学び、変化しながら周囲を導くリーダーだと感じました。

更に近野さんの特徴は「愛をもって徹底的に人に関わる」事です。出会ってから今まで、毎日のように近野さんとメッセージのやり取りをしていますが、この文章を読んでいる数十人が「自分もそうなんだけど…」と思っているはず。「自分だけじゃないのか?!」と驚く人もいるかも知れません。そんな風に労を惜しまず人の為に関わる近野さんに助けられたのは私だけではないはずです。さらに言えば、人の可能性や強みにフォーカスし、とても巧みに行動を促し、その能力を引き出していくのです。近野さんは言います「皆の中に本来ある能力は解き放たれるのを待っている。」と。

●近野さんとの今後について
2021年夏頃から、近野さんに関わらせてもらった私の会社の何人かのスタッフの間で変化が現れてきました。「概念チェンジの商品開発」のセミナーや、営業同行などで、ご一緒した者からです。あるスタッフは近野さんとの話をきっかけに読書を重ね、自発的に「社員が幸せな会社」を作ろうとお互いに感謝を伝え合う仕組みを社内で作ってくれました。またあるスタッフは自らの好きを発信する事をためらわなくなり、趣味のサークルを立ち上げました。彼らは言います。「近野さんのお陰で自分でも気付いていなかった自身の願望を知ることができた。主体的になれた。」と。

近野さんは言います「人の喜びや楽しさは、自分の最大の喜びなのです。」と。近野さんと随分と長い時間を過ごした私はもう驚きません。私自身、社員が主体的で幸せな会社作りを本気で追求していくようになりました。さらにそれを東海地方の人財育成を考える企業にも拡げたいと思っています。そこで複数の会社を集め、近野さんが講師となり「自分自身を知ること」と「商品開発」を掛け合わせたセミナーを始める予定です。

この場を借りて近野さんの素敵な所をお伝えしようと思っていたのですが…。読み返すと私の周囲で起きた変化のお話になっている事に気付きました。皆さんお気付きでしょうか。これが「きっかけクリエイター」近野さんの凄みなのです。近野さんの「日本全国の人がワクワクする世の中」への船出に、心から祝福のエールを贈ります。

◆近野さんから一言
杉浦さん、いつもいつも気にかけてくださりありがとうございます。

2018年5月15日は、私にとって忘れることのない日になりました。廣田さんに御紹介頂き、杉浦さんにお会いした日です。優しい雰囲気の中に、これを伝えるぞ!という時の良い意味での厳しい眼差しと言葉に圧倒された想い出があります。

この日を境に、新令和経営道場に参加させて頂いたり、稀有な経営者の方々を御紹介頂いたりと出会う人が変化して行ったことを覚えております。

杉浦さんから頂いた言葉で印象に残っているのはこの言葉が3つあります。

①2つの軸に、近野さんでしか出来ない稀有な存在になるスキルを最低5つ持つこと。
これにより世の中でなくてはならない人になることが出来る。

この言葉を頂いてから、再度自分自身現状分析して、世の中に役に立つ稀有な存在になるには、何が足りていないのか??を改めて考える様になりました。

②相手から、「この様な事出来ますか?」と聞かれるようになることが大切ということです。

③現状培ってきた人脈の整理と活用
異業種交流の「縁会」を社内版でも活用する。
社内メンバーと、他社のメンバー融合を図る。
最終目標は、誰かの役に立って喜びに変える。

これら3つの指針を頂き、一気に加速して行った4年間だった様な気がします。

具体的には、社内で後輩の育成をする「ヤオコーバイヤー塾」を社長、副社長へ提案し4年間実行してきました。
また、店長向けに「自分の磨き方講座」を実施し、縁会で培った取り組みを社内でも拡げる取り組みをしてきました。

また、外部では、設立会社の名前の由来にもなっている【縁尽】ENJINという学びのコミニティーを立ち上げ、現在90名の多彩なメンバーが活発に取り組んでいます。

今回、とてもとても忙しい中で、愛ある素敵なコメントを頂いた比日樹くん、浅井さんに感謝します。

経営者とは、「成果を出す人」だと思います。

今後は、起業し、日本??が、再度ワクワク感(本当にやりたい事がわかる状態)で充満している国にする為に、まずは自分から、そして家族へ、更に仲間・組織へ取り組んでいき、商品開発と人財開発事業を通じて、意識変容・行動変容を促していき、日本全体が自己肯定感高い幸せの国になれる様に力を尽くしていきたいと思います。

素晴らしい想いを持っての独立、近野さんの今後のご活躍が楽しみです。お役に立てるように私もがんばります!独立おめでとうございます。