些細な事でなくても笑い飛ばせる人に

ー杉浦佳浩

些細な事でなくても笑い飛ばせる人に


2022年 01月 24日

【今週の自戒】
〜些細な事でなくても笑い飛ばせる人に〜

いつも元気いっぱい、快活に
連絡をくださるある経営者さん。
先日も絶好調です!と会話がスタート。
実際は会社の屋台骨が
揺らぐくらいの環境
自分が向き合っていなかった
会社の把握を怠っていた
社員の責任を追求するのではなく
自責を通してのコメント
これからのアクションプラン
熱意を持ってどう取り組むか
そんなお話をしてくださいました。
自分を律する
自修ができている
常に学ばせていただいています。
マイナスをプラスに反転させて
生きていく。
明るい将来のために。
今週も
よろしくお願い申し上げます。

【黄金のカギ】

森信三師の心に響く言葉より…

【律する】
人間はいかに優れた師を持ち、よき教えに接したとしても、結局最後のところは、自分を律するものは自分以外にはないわけでありまして、いかに優れた師といえども、 本人が自ら律しようとしない限り、いかんともしがたいのであります。

【自修の人】
とにかく人間は、「自己を磨くのは自己以外にない」ということを、改めて深く覚悟しなければならぬと思います。
すなわち、われわれの日々の生活は、この「自分」という、一生に唯一つの彫刻を刻みつつあるのだということを、忘れないことが何より大切です。
そしてこれすなわち、真の「自修の人」と言うべきでしょう。

【黄金のカギ】
わたくしは、皆さん方に一つの「黄金のカギ」をさしあげたいと思います。
それは何かというと、われわれ人間にとって真に生きがいのある人生の生き方は、「自己に与えられたマイナス面を、プラスに逆転し、反転させて生きる」という努力であります。

『森信三 運命を創る100の金言』致知出版社

【律する】
「自立」と「自律」は違う。
「自立」とは、他からの助けや援助なしに、独り立ちすること。
「自律」とは、自分の立てた規律に従って行動すること。
自らの考えで、自らを律し、自分自身をコントロールできること。
例えば、会社において、社長にどんなに優れたコンサルタントが付こうと、行動するのは社長。
社長自身が、自分を律し、変革していこうと思わないかぎり、会社はひとつも変わらない。

【自修の人】
「自修」とは、先生につかず、自分で学問を修めること、身につけること。
自ら進んで、怠らず、励んで、魂を磨き続けること。
それを「自彊息(じきょうや)まず」という。

【黄金のカギ】
マイナスをプラスに変えるには、マイナス面ではなくプラスの面にフォーカスすること。
できないことではなく、できることに。
短所ではなく、長所に。
デメリットではなく、メリットに。
暗い面ではなく、明るい面に。
人生は、オセロのように、黒を白に、マイナスをプラスに、変えるゲーム。

「黄金のカギ」とは、どんなことがあっても、めげず、落ち込まずに、マイナスをプラスに逆転し、反転させるという生き方。
それも、明るく、機嫌よく。

人生の法則という、「黄金のカギ」…
自らを律し、己を磨き続ける人でありたい。

上記の【黄金のカギ】については人の心に灯をともすより引用しています。