杉浦 佳浩 オフィシャルサイト

ご縁結びのコーナー第39回 ときまたぎホールディングス株式会社 代表者 土井新悟 様

2018年04月19日

★日本のみならず世界ともつながっていく
本日の土井さんとは、まだ5年弱のお付き合い。しかし、期間は短いものの
幅広い視野で新規事業、グループ企業を構築される中で仲良くして
くださっています。控えめであり、ご自身からリクエストの少ない中でも、
早い段階から私の支援を申し出てくださった恩人でもあります。
ここ最近は大阪近隣だけでなく、東京、海外にも事業構築の繋がりが広がり
まさに地球規模、世界と繋がって行かれるお話をお伺いして参りました。
 
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★小学生から天才的な商売の才覚
土井さんとお話していて、ご自身の経歴の説明の中で、【職人さん】と
話される場面に何度か遭遇したことがあります。この【さん】にいろんな
意味を感じる次第です。その仕事があったから今の事業家の姿があり、
現場を支える【職人さん】への敬意の気持ちが【さん】となって
現れていると感じます。
その土井さんの小学生時代、既に稼業を支える才覚があったそうです。
土井さんのご実家は【街の電気屋さん】その仕事への真剣な姿勢を見せる
お父さんに憧れ、尊敬し、いつしかお父さんの様な仕事がしたいと
思いながら育っていかれたそうです。
 
お客さん本位のお父さんの仕事ぶりをお聞きすると、冷蔵庫を設置する際、
古い冷蔵庫を撤去後、その周辺の壁・床等々を綺麗に雑巾掛け〜掃除を
徹底的にするのは当たり前、お客さんの自宅に上がれば視界の届く範囲で、
家電製品の型式〜製造年を記憶して、一歩外に出た瞬間に細かくメモをして、
次の買い替えニーズを把握するマメな仕事人間だったそうです。
そのメモを見返し、適度な時期にお客さんに声掛けすることで
買い替え需要・修理ニーズを引き出して売上を上げるという仕事ぶり。
そのお父さんの姿勢をいつしか見習おうと土井さんは思ったそうです。
 
ただ他方絶対真似してはいけないこと、それはお父さんが集金ベタだったこと。
気前が良い方で、今お金が無いというお客さんには無期限で待っていたそうで、
家計は厳しい状況。そこからの脱出だけを考えるようになっていったそうです。
小学校時代のエピソードには、9才くらいからお店の手伝いをしていたそうで、
ある年の年末、お店で年末セールを手伝っていて、通りすがりのお客さんに
土井さんは大売り出しの声掛けをしている際に、『全く振り向いてくれない、
通りすがりの人達を相手にするくらいなら訪問販売をした方が良いのでは?』と
お父さんに提案したそうです。
 
そこからトラックに蛍光灯を載せ、1軒1軒売り歩いたそうです。
その際、前述のお父さんの徹底した仕事ぶりを取り入れ、単に蛍光灯を販売
するのではなく、取り替え〜照明器具の掃除つきで対応すると、瞬く間に
近所で評判になりかなりの売上貢献になったそうです。
そんな才覚溢れた行動からか、中学2年には、自身の仕事の青写真、計画表も
策定し、その時点でお父さんの電気屋さんを引き継ぐために高校卒業後は
3年で【修行】を終え実家お店の手伝いをすると決めたそうです。
中々ここまで計画を決めての行動力には頭が下がります。
 
★徹底的に仕事で経験、実践先輩経営者からの学び
中学2年に策定した計画表に従い、高校卒業後の就職時、『3年で辞めますが
雇って貰えますか?』と一番最初に質問をして採用してくださった電気工事
会社へ就職。30名ほどの会社、東京、名古屋、大阪と手広く事業を行っている
会社だったそうです。入社後すぐに朝一番で出社、お茶出し〜掃除を行うこと、
先輩や上司から言われることなく自分は見習いだから何も出来ない
今出来ることを考え自発的にやっていたそうで、そこを見ていた社長さんから、
すぐに鍵を預けられる【信用】を得ていたそうです。
 
そこから社長に新聞、本を借りたり読み方を教えてもらったりと社会人として
必要な勉強も教わりながら、とにかく3年で一人前になることがマストであった
ことから、盆と正月以外は休まず、朝6時30分に出社〜夜1時、2時までは仕事
に没頭されていたそうです。昼間は現場仕事、会社に帰って積算、設計、
独り立ちしても大丈夫なこと全てを手間の掛かることを敢えて選んで
やっていたそうです。頭が下がります。
 
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この仕事ぶりから、3年で辞める事が許されず、3年半で退職、この就労期間でも
退職金を社長さんから頂いたそうです、これもスゴイお話ですね。
この時期、家電量販店の出店ラッシュの頃、ご実家の手伝いの計画は白紙にし、
電気工事業の道を選択、当時では珍しい業務委託を辞めた会社から受ける
カタチで独立自営の道を歩むことになったそうです。
 
★事業の拡大〜変遷
1999年に一人でスタート、半年で有限会社設立(土井電業)、当社は寝屋川にて
間借り(ジェットスキーのショプの空きスペース)、広さは3畳ほどだった
そうです。熱心な仕事ぶりで顧客から支持を受け、2年目で2名に、
4年目で4名、3年目で大東市の倉庫兼事務所に移転。2005年には8名に、手狭に
なってきたこと、人材採用強化もあり、2006年に現在の大阪市都島区へ移転。
当時【家賃の出世払い】を大家さんが良い人で対応くださり、相当の安価に
入居させてもらったそうです。現在はその家賃も当時の倍ほどになっている
そうで、まさに出世された証ですね。
 
2018年3月現在、グループをまとめる、【ときまたぎホールディングス
株式会社】その傘下に、8社。
起業した際の電気工事業を行っている【株式会社土井電業】、電気工事から
派生し、通信分野に事業を見い出し、セキュリティ、省エネ、住設機器まで
幅広く取り扱う【株式会社プロック】、工事業全体を視野に入れた際に、
隣接業種である建築、不動産、リフォームこちらを主たる事業として
【株式会社築拓(チクタク)】、土井さんが電気工事業でバリバリ働いている際に
自分が仕入れる電設資材を地方の同業者に販売すると喜ばれるようなサイトを
創るのはどうか?と思い立ち電気工事業者向け専門サイトのスタートから
事業化・法人化した【株式会社fuel】、元々グループバックヤードである
経理面、経営サポートを行うことで取引がスタート、そこからグループに
参画した【パーカーズ・ピース株式会社】、経営者仲間のご紹介で知り合った
当時18歳の起業家、岩倉さん、彼が和歌山でWebデザイン〜ブランディング
の事業で起業する際に応援するカタチでグールプにジョインへ。
 
土井さんがお会いした頃からご実家(和歌山県三尾川(ミトガワ))の農業の
再興事業にも。
2016年9月に週の5日間は和歌山に住み本気で農業・地元に向き合い
地域に根ざし、恐ろしいくらいに草木が生い茂っていた元田畑を見事に復興、
竹でハウスを建て、有機野菜の栽培、今ではオーガニックのバラを数千本まで
栽培するレベルにまで事業化されています。この主体を地域の方言から
【株式会社あがらと(自分たちとの意味→主体的に、自立へ)】を設立、
このあがらとが生産するバラをオーガニックの本場であるフランスで勝負する
ために最近フランスに会社設立するところまで展開が多岐に渡ります。
 
★200社の企業群を目指して
電気工事業からスタートしてその近隣業種に展開をしていく連続性を感じます。
また事業と直接関係の無いように見えますが、経営サポート、同業他社への
通販事業、Webデザイン、農業、海外へと非連続のようで、グループを統括する
ホールディングスの視点で俯瞰すると全てが繋がりのある事業として映ります。
それが創造的発展系として大きな絵を土井さんは描いています。
2045年には1社あたりの平均売上を10億円に想定し、
200社を設立・グループ化し2000億の企業群を創っていこうとされています。
そうすることでときまたぎグループのコミュニティが世界各地の
文化を融合していくイメージをお持ちです。楽しみですね。
 
★メンバーと未来をド真剣に考える
この短期間でのグループの拡大を土井さん自身が一人で考え引っ張るのでは
なく、2013年に会社の主要メンバーで毎晩遅くまで自分たちの在り方、
会社の在り方、視野を広げ日本、地球、人類レベルでどうあれば良いのか
という大きなテーマで延々と対話を繰り返したそうです。一企業の枠組みを
遥かに超えたところに敬服します。
そして、作り上げたプロジェクト名が【ときまたぎ】その名前を冠にホール
ディングスを設立【ときまたぎグループ】となりました。時空、時代、
エリアを超えて。
 
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その想いがHPにも掲げていらっしゃいます。
『私たちときまたぎグループは、大自然と人とのより良い調和のかたちを
第一に考え、効率的な自然エネルギー循環モデルの開発及び普及と、自然の
大切さを学び合う共育活動の実践を行なうグループ企業です。地球全体の
『いのちの循環』に寄り添う事業を展開し、未来型の自然と人との共生の
あり方、地球に生まれた企業としての役割を、みなさまとともに追求して
まいります。』
この大きな命題をクリアにしていく一歩一歩が確実に実現する領域になって
いかれているところも興味深いです。
 
具体的には、
・カンボジアや土井さんの地元和歌山での水車プロジェクト、元々昭和の
初期までは地元に根付いた電力会社が全国にあり水車で発電していたそうです。
今でも当時の疎水、水路が残っていたりするそうでその復活で、エネルギーの
地産に取り組もうとされています。
 
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・地消にも取り組むプロジェクトとしても、電気エネルギーを効率よく
(都合よく?)遠くに運ぶための仕組みが現在の交流。しかしパソコン、
スマートフォン〜多くの家電製品は直流ですね。
その結果、交流→直流に変換する熱を帯びたトランスが世界中に溢れること。
その為にも水車で発電した直流エネルギーをその場で直流として活用する。
その実験も進めて行こうとされています。もしもの話ですが、直流が世界中の
当たり前になった瞬感、大きな発電所は不要な世界観へ。壮大です。
 
・新しい発電システムの考案、土井さんがふと思いついたこと、特許出願前
ですので詳細は残念ながらお伝えできませんが、世界がアッと驚く発明品が
出来るかもしれません。これが出来ると送電の仕組みから全てが変化する
新しいことに。既に某大学での結果も出ており、数年後に発表されることが
楽しみです。
 
・ハンモックチェアの制作、今までに無かった発想でのオフィス家具を製作に
動いています。もうすぐこれもお披露目に。仕事が楽しくなる、身体にも
優しい椅子の登場です。
 
上記以外にも、今まで誰も見たことも聞いたこともない、商品、食品、製品、
サービスが生み出されようとしています。本当に楽しみですね。
これも同社の【想い】から全てが考動→実行・実践へ繋がっていると感じます。
最後にその想いをお伝えし、土井さんの活動を楽しみに応援していきたいと
思います。
 
【『持続可能な社会の実現』が至上命題となっています。近代化のなかで
物質的な豊かさを追求するあまり、人間は地球規模の深刻な問題を生み出して
きました。例えば環境破壊の問題。これまでの社会では、自然環境を軽視した
過剰な開発や消費が行われてきました。しかし、今取り組むべきことは
そういった過去への批判ではなく、よりポジティブかつ具体的な未来への
アクションなのではないでしょうか。
私たちは個人や組織としての利益を再優先するのではなく、大自然と人類の
叡智の協働によって永続的に発展する社会を、みなさまと共創するために
事業を展開します。】
 
 
※このコーナーは、お世話になっている、
ブレイン・サプライ社が毎月発行している【ブレイン・サプライ通信】に、
私が日々の出会いの中で、仲良くして頂いております、
企業様、経営者様について話題をお伝えするコーナーである
【今月の縁結び】と連動している企画です。
内容に若干不明な場面もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。