杉浦 佳浩 オフィシャルサイト

ご縁結びのコーナー第28回 株式会社トーラス 代表取締役 木村 幹夫様

2017年05月15日

東京中にマンションって何棟あるかご存知ですか?
この質問を私に投げかけていただいたのが、今回の木村さんです。
その答えは、おおよそ4万4千棟だそうです。

 

その詳細データ、正確な棟数、正確な名称、正確な地番・住居表示、
正確な物件概要(戸数、面積、持ち主)等々、
登記情報の全てを把握されているのが、
この株式会社トーラスという会社であり、
他に無いテクノロジーを駆使して、
ビッグデータを保有・更新していらっしゃいます。

 

そのデータは東京のみのものではなく、
全国の主要都市における、あらゆる不動産データを網羅され、
さらに、そのデータを【横串活用】できるシステムを構築・運用されています。
ご実績もあり、ここ最近の言い方で表すと【不動産 tech&フィンテック】を
双方兼ね備えた企業であると認識しています。

 

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★木村さんについて

 

お会いしたのは、まだ昨年の3月ということで、まだ1年と少しのお付き合い。
しかしながら、この1年はかなり濃厚な場面の連続でした。

 

その木村さん、大学を卒業後に、大手都市銀行に入行、
当初富裕層地区の支店に配属され、
所謂不動産を所有しているお金持ちの開拓に注力されるも、
中々成果が上がらなかったそうです。
そこで、数字を上げる先輩行員に教えを請うも手の内を明かしてもらえず、
その先輩の行動を観察することで、
【真似る】、【盗む】ことに没頭しているうちに、
【法務局】がキーであることに気付いたそうです。

 

当時は、まだ誰でも不動産の登記情報は無料で閲覧できる時代。
出来る先輩は、法務局に通い、担当エリアの不動産の
登記・抹消・異動情報を観察、入手し、見込み客を発掘・開拓し、
自社の単純な【売り込み】ではなく、その富裕層の情報を先に手に入れ、
先々起こりうる仮説を手がかりに、
【寄り添う】感じで、信用を勝ち取っていました。
その姿に銀行員の本来業務を見出し、木村さんも同様の営業活動を行い、
相当の成果結果を残されたとのことです。

 

この時の【法務局】の不動産登記データに大きな価値がある、
ということの意味を体感されていたことが、
現在の事業に大きく作用しています。

 

その後に、大手銀行同士による統合合併が国内で起こることになるのですが、
木村さんは、エンジニアの教育を受けて、経験はないながらも、
紙鉛筆というアナログ主流の時代から自身のパソコン上で
試作システムを開発したり、
データベースのシステム化を行っていたりしていたことから、
銀行合併時のマネジメントシステムの開発を任され、
短期間で成功まで導くという立場にもなっていらっしゃいました。

 

このような経験から、自身の作ったシステムを、
外部に、マーケットに売り出してみたいと思うようになられ、
独立を決意されたそうです。

 

ご自身も『銀行の業務を通じて、インターネットの可能性と、
ビックデータの可能性にいち早く気づく事ができたからです。
また、それに気づいた時期がちょうど 30 歳中頃で、
人生の中でも戦略的に動ける良い時期だと思いました。』と仰っています。

 

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★トーラス社について

 

最初に気になったのは、社名の由来でした。木村さんに尋ねると、
(木村さん)『Google で画像検索するとドーナツ型のような図柄が出てきます。
【トーラス】はサイエンスの用語ですが、
このような【円環】を意味しています。
コンピュータが最も力を発揮するのは、「人と人を繋ぐ」ところです。
それで人の輪をもじって「トーラス」という名前をつけた次第です。』

 

さらに、
(木村さん)『ITを使って人と人の繋がりを強め、
人の行動を効率良くしていきたいという思いがあります。
不動産の登記情報は、そのための素材のひとつという位置づけです。』
私から、『全くアプローチは違い、
システム的なことは私にはありませんが(笑)、
私の普段の活動・考え方と同じですね』とお伝えしました。

 

また、同社のHP(こちら)には、【トーラスは全国の不動産登記情報を
蓄積・分析しお客様にビックデータとして、
マーケティング情報、営業支援情報を提供します。
金融機関・不動産会社のマーケティング活動を強力にサポートし、
潜在顧客発掘による、攻めのマーケティングサポートは勿論、
各企業が課題にしているノンコア業務を
トーラスにアウトソース頂くことで、経費の削減にも繋がる、
不動産、金融に特化したIT企業です。】とあります。

 

中でも私が惹きつけられたのは、同社HP会社概要にある、
【〔営業の仕事は「話す」ことではない。○○である。〕
一番大切なのは先入観なく人の意見を聞くことができる素直さだと思います。
頭が良くても先入観のある人は行き詰まります。
色メガネでモノを見ないこと。
素直に聞いて、その人の役に立つにはどうしたらよいかを考える。
「誰かの役に立ちたい!」という情熱が、
良いものを生み出すと思います。】という部分。

 

銀行員時代の顧客へ【寄り添う】感じを
起業後も大事にされていると思った次第です。
起業された後には、不動産、金融業界に特化したWEBサイトの作成
SEO対策を行うことを主業務として現在に至るまで
持続的に成長されています。

 

 

★不動産レーダーについて

 

元々専門外であった、登記簿謄本の情報、データベースを取り扱うこと。
お客さんのマンパワー不足を補う、
業務改善〜見込み客発掘〜営業の効率化まで波及するシステムを構築すること。
お客さんの声、叫びに近いものから、お役に立つ、
寄り添うことの大事さ優先度から、
リスクを取って開発に着手し、出来上がったのが【不動産レーダー】でした。

 

簡単にポイントをお伝えすると、
◎登記簿上の【変化情報】を、WEB上にて全国の不動産登記の変化情報
(相続・抵当権・差押等)を検索・抽出できる。
◎毎月1回データ更新を行い常に最新の状態である。
◎謄本を取得しなくても分かる、というもの。

 

最初にお聞きした時は、正直なところ『ホント?』と思いました。
そこで懇意の金融機関さんに、このお話をさせていただいたところ、
『そのシステム本当だったら、エライ話!?』と仰って、
疑心暗鬼ながら是非お会いしたいということで、
お引き合わせをさせていただきました。
なんと、その金融機関さん、一定の役席の方々7人がテーブルに着かれて、
木村さんと二人でびっくりしたことは今も鮮明です。

 

その金融機関さんにとっても、社員の作業を少しでも減らして、
前向きな仕事をさせたい、同業他社の顧客を効率よく切り替えたい、
個人富裕層の開拓、アパート・マンションローンの攻略、
相続案件の開拓等々、まさに重要な課題で、
それぞれの質問が矢継ぎ早に出てくる連続で、
いきなり1回目からアツい打ち合わせになった次第です。

 

この金融機関さんでは、トップ層のスピード決済で導入も決まり、
作業量軽減の業務改善で既に効果を発揮し、
前向きな活動、マーケティング戦略にも活用が移行しています。
この【不動産レーダー】、上記金融機関さんのみならず、
不動産業界でも企業規模にかかわらず、活用が広がっています。

 

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これからも【寄り添う】姿勢で、お客様の攻めと守りの
双方のために企業活動を推進されていく木村さんと、
この文章をお読み下さっている皆さんと繋がりができ、
社会意義ある事業が創られて行くことを願います。
その先には、木村さんがプレゼンでいつも話されるキーワード、
『不動産の登記情報は嘘をつきません。』
どこかで、日本版パナマ文書になっていきそうな予感です。
(株式会社トーラス様HPはこちら

 
 

※このコーナーは、お世話になっている、
ブレイン・サプライ社が毎月発行している【ブレイン・サプライ通信】に、
私が日々の出会いの中で、仲良くして頂いております、
企業様、経営者様について話題をお伝えするコーナーである
【今月の縁結び】と連動している企画です。
内容に若干不明な場面もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。