気付きに気付ける?面白みに面白がれる?有り難さを有り難く

ー杉浦佳浩

気付きに気付ける?面白みに面白がれる?有り難さを有り難く


2021年 05月 03日

【今週の自戒】
〜気付きに気付ける?面白みに面白がれる?有り難さを有り難く〜
写真の言葉
いつも見ても暇そうな臍(へそ)ばかり
これを見て、なんのこっちゃ?
で終わる人もいれば、
何か面白う、なるほど!面白い!
という人もいる生まれてこの方、物心がついて以来
なんの活躍もしているところを見たことがない【臍】

しかし、我々がお母さんのお腹にいる時

臍が大活躍、臍がなければ今ここに我々は存在しない。

気付きに気付ける人
面白がって楽しくワクワクしている人
有り難さ【有り難う】を見つけられる人
大事なことですね。
そんなことまで報告しなくてもと
一生懸命に連絡をくださる人
暇そうな臍の存在をきちんと
理解しているいないで大違い。
母の日も間近、お母さんはもちろんのこと
たくさんの有り難さに気付ける
1週間に。
今週もよろしくお願い申し上げます。
気付きや見出せる力はどうすれば身につくのか
常に課題に感じます。

【おもしろいことを見つけられる人】

臨済宗全生庵住職、平井正修氏の心に響く言葉より…

「いまの仕事は自分に合っていない。ちがう仕事を見つけたほうがいいのかな」
若いビジネスパーソンには、そんな思いを抱えている人が少なくないようです。
仕事について間もない新入社員でも、“自分に合う仕事”はほかにある、と思っているフシがあります。

しかし、そんなものはありません。
自分に合う仕事を求めていたら、いつまでも放浪を続けることになります。
いまついている仕事に自分を合わせていくしかないのです。
「そんなことをいっても、合わない仕事じゃ、楽しくないじゃないか」

あなたは、どこかに楽しい仕事、おもしろい仕事が、あると思っているのですか?
たしかに楽しそうに仕事をしている人はいます。
おもしろさを見出している人もいるでしょう。

しかし、それは、仕事がそうさせてくれているのではありません。
その人自身がその仕事を楽しんでいる、おもしろくしているのです

幕末に長州(現・山口県)で騎兵隊を組織した高杉晋作の辞世とされる(そうではないとする説もあります)歌を見てみましょう。
「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは こころなりけり」
病の床に伏していた高杉が詠んだ“前句”に、看病にあたっていた野村望東尼(ぼうとうに)が“後句”をつけたともいわれていますが、おもしろくもない世の中も、心しだいでおもしろくなる、と詠っているのです。
ちょっと心を変えてみませんか。
「合わないな」「つまんないな」というところにとどまっていないで、何か楽しいこと、おもしろいことを見つけてやる、という気持ちで仕事をしてみてください。
その仕事を外側から見てあれこれ判断するのをやめて、まるごと飛び込んでみたらどうでしょう。
合う、合わない、楽しい、つまらない…を決めるのは、それからだって遅くはないのです。

『花のように、生きる』幻冬舎

多くの人は、どこか他のところに「幸せの青い鳥」がいると思い、探しまわる。
しかしながら、メーテルリンクの「青い鳥」ではないが、実は、幸せは自分の身近にあるのに、それが目に入らないだけなのだ。
「幸せは探すものではなく、気づくもの」、だということ。
これは、日常のすべてに言えること。
仕事も同じで、「面白い仕事がどこかにあるのでは」と探し回るのではなく、今の仕事のなかに面白さを見つけること。

どんなところにも…
おもしろいことを見つけられる人でありたい。

上記の【おもしろいことを見つけられる人】については人の心に灯をともすより引用しています。