第113回ご縁結びのコーナー 株式会社INDEE Japan  津嶋 辰郎さん 〜絵に描いたカッコいいとはこの方のこと。武道精神で日本が持つ本来の強さを世界に〜

ー杉浦佳浩

第113回ご縁結びのコーナー 株式会社INDEE Japan  津嶋 辰郎さん 〜絵に描いたカッコいいとはこの方のこと。武道精神で日本が持つ本来の強さを世界に〜


2024年 06月 02日

株式会社INDEE JapanのHPはこちら。

NewsPicksの兄弟サイトJobPicksに津嶋さんが掲載されています。映えある1番目の記事なんです。

私にとっては珍しい出会い。

大勢人が集まるところがそもそも苦手、取り分け見ず知らずの方に声をかけることのない、紹介のみで人に会うと決めている中で、10年前の2014年に私から声をかけて以来仲良くしてくださっている方に今回登場いただくことに。それが、株式会社INDEE Japanの津嶋さんです。とにかくカッコいい、外面だけでなく内面も。それは出会った当初から。令和になって始めた経営道場【新令和経営道場】の発端はこの津嶋さん。紆余曲折あったものの確実に根ざして、事業、人生、繋がり、たくさんの方々、会社に影響を与えてこれたのも津嶋さんのたった一言からはじまったものです。私にとっては大切な恩人の一人、その津嶋さんについてご紹介したいとインタビューを打診し、快く引き受けてくださいました。

【カッコいい津嶋さんFBの写真より】

◆津嶋さんのプロフィールと出会いについて

プロフィールの資料をお願いしたら、そのまま掲載できるものを作ってくださいました。感謝。

文字数は少なくとも、強烈なキーワードが盛りだくさん。それが第一印象の津嶋さんなんです。

津嶋さんとの出会いは、起業家が集まるイベント、しかも初めての関西開催となった、G1関西@大津に、退職は決めていたものの会社員として声をかけてもらい参加していました。それが10年前。

夕食後だったと思いますが、テーマがいくつかに別れた登壇者との座談会に参加するプログラム。一番人気薄だったのがモノづくり関係のテーブル、そこに以前から存じている東大阪の有名人経営者さんが登壇者側として参加されていてお話をしていました。その時たまたま隣の席に座ってこられたのが、津嶋さんでした。モノ作り分野における課題について熱心に語っておられる姿が鮮やかに思い出されます。

津嶋さんに私から、偉そうにもっとご自身のことを発信されたら良いのでは?とお話しさせていただいたことだけは思い出されます。その一年後に、鳥人間コンテスト日本で一位になられたことについて発信をされています。それはこちらから。鳥人間コンテスト 記事一覧

【2019年11月スタート当初の新令和経営道場にて】

◆子供時代、学生時代の津嶋さんについて

ご自身をガンダム世代という出だしで紹介くださいました(宇宙に行きたいと思い願う少年だった)。岡山県のご出身、兼業農家の育ち、育ったエリアには、外国人の人を見かけるようなこともなかった、同じ苗字の家が多く、本家や分家、近所付き合い、上下関係が色濃く残っているという古き良き日本の田舎が残ったところで育ったと。ご両親から、あんな職業、こんな風に育て、大きくなれと言われた記憶はなく、のびのびしていたそうです。そんな津嶋さんの子供時代の転換点は小学校の時に始めた剣道。小学校6年生で日本一へ、本当にすごいお話。その小学校4年生の時に周囲の大人たちが、メンバーが揃っている、頑張れば日本一になれると言ってもらえる状況だった。岡山の県内のみならず県外へも歴代から試合に行くようなチームに参画はしていたものの常に全国レベルで優勝できているほどでもなかったそうですが、大人からの期待、目標設定の大切さ、きちんと厳しい練習をやっていたこと、先輩からの刷り込み、新令和経営道場でいつも伝えているあるべき姿を思い描き設定をし、解像度を上げていくことを日々やり続けていた結果、日本一に。とにかく朝昼晩3部練をやっていた、朝は6時から、夜までみっちり。ここで培ったことが経営者に必要なメンタル面の強化に完全に紐づきます。

小学校で日本一、ただご本人は、中学高校時代、特に高校時代は【闇の時代】だったと話されていました。受験勉強はやった、受験校に入学はできた。しかし、日本一になるということほどの目標感、目標設定はなかった、目指すこと、目指すものが無かった時代。やりがいを感じることもなく、イメージ、ビジネスに通じるような環境もなく、燃え尽き症候群と表現しておられました。

大学に入って、純粋にエンジニア、開発者になりたかった、空を飛ぶこと鳥人間コンテストに出たいと考えるようにもなっていたそうです。後から考えると大学でのチャレンジに向けてバネを縮めるという意味では大切な期間だったんじゃないかとのことです。

◆大学に入って 鳥人間コンテストに没頭 多くの学びも そして結果も

航空宇宙工学を専攻するため、大学を選択、まさに初志貫徹、宇宙に行きたいという小さな頃からの夢を実現、高校時代からの鳥人間コンテストに出るために。

大学入学してすぐ、仲間集めを始めて、すぐ3名で意気投合、『やろう!』となりました。しかし問題は、教授、完全に否定。一切協力を得られない状況でもめげない。タフネスであり、活動をやめない、諦めないことで次へのステップへと進みます。

剣道での日本一でも競合ひしめく中での一位でしたが、当時の鳥人間コンテストもスタートから20年近くが経過し、今以上に、常勝 トップオブトップだった日本大学が圧勝の時代、また大企業であるトヨタ、ヤマハ等々が会社の威信をかけて挑んでいた、そんな時代でした。

かなりのハードルを乗り越えないとどうしようもない、そこで協力者集めから頑張ります。

チーム名:大阪府立大学 堺・風車の会 

当初、大学から協力を得られない中で、支援をしてくれたのは、地元の中小企業のおっちゃんたち。勉強だけではどうしようもない、理論、本の中だけ、そんな大学生を木っ端微塵に。日々ボコボコにされる、マウントをとられる、『本気を見せろ!中途半端にやるな!やるかやらないかはお前たち次第!』煽られ続けました。

そこでへこたれることなく、『よっしゃー!やってやろう!』と魂に火が付きみるみる成果に繋がって行きます。中小企業のおっちゃん達のおかげで、ビジネスも教えてもらえた、気合を入れてもらえたことが大きい、そして後々、よく頑張ったと褒めてもらったそうです。

【2021年7月に街は閑散としている時期に楽しく】

3年が経過した時、初優勝を手にした津嶋さん、リーダーとして頑張り続け、大学院に進んで次の若手の代に譲っても、関わりを続けて、現役時代に2回、合計3回の優勝を経験することに。

津嶋さんのブログには、この鳥人間コンテストから学んだイノベーション、新規事業を起こす本質が語られています。

そのタイトルが、【”大学1年にチームを設立し鳥人間コンテストで2回の優勝を実現したリーダー・パイロットが語る” イノベーションに必要なことは鳥コンと中小企業のおっちゃんがすべて教えてくれた! ネタの連載始めます】と長いですが思いの詰まったタイトル

冒頭には、

〜まずはちょっとこの連載企画を始めるにあたっての真面目なお話から。

社会人になってから鳥人間の話題を積極的に語ることを封印していた

それは自分にとってすでに過去の事であり、未来においてこれを越えるチャレンジがしたい今、敢えて振り返る必然性を感じることがなかったからである。

しかし、その後のエンジニアとしての日々、半導体製造装置ベンチャースタートアップでの紆余曲折、そして研究開発部門向けのコンサルティングという経験を通して、自分にとっての当たり前が多くの人にとっての当たり前でないことに気づくことになる。

なぜ自分にはこれから起こる問題が既知感のように感じられるのに、

みんなには見えないのか??

どうもこの鳥人間での経験を通して自分は何かとても重要なことを学んでいたのかもしれない。その中には多くの人達に役に立つ教訓やメッセージが含まれているのかもしれない?そう思い始めたのがわずか5年ほど前の話である。

しかし当時の自分はまだその経験をうまく言葉にはできないでいた。言葉にしたいがまだまだ単なるエピソードの枠を越えられない。そうした中、INDEE Japanを立ち上げ、数多くの企業内新規事業立ち上げ、ベンチャースタートアップの支援をおこなってきた。そしてリーンスタートアップやファーストマイルという海外で体系化されつつあるノウハウに目を通して行くにつれて、自分の経験としての点が線になり、そして立体的になると同時に言葉に置き換えられるようになり、確信に変わってきた。〜

と記載があります。私も本当に勉強になると思った次第。ぜひご覧ください。

ブログの全体はこちらから。

さらに、下記の写真も大切なことなので。

学生時代に後輩に伝えようとしたこと、その資料ですが、今に通じる宝物のように私は感じています。

チーム+設計+実行 その連続が継続が、掛け算となって爆発的な成果・結果となっていったこと、実績を持って津嶋さんが、中小企業のおっちゃんと創ってこられたまさしく【事実】と深く感じます。

詳細についてはこちらから。

◆社会人となってそれからについて 

人生2度目となる日本一を達成して、大学院を卒業された津嶋さん、社会人スタートは、エンジニアの道。大企業に進むことは考えない、一部分、部品のような人生にならないと、一人で全てを経験し実績を積み上げていく仕事を選択します。それが京都発祥の自動車レーシングチームに入り、まさに1から作り上げるところ、空力デザイナーとして参画します。その後、学生時代からの知り合いが半導体ベンチャーの創業する話があり、仲間を募集中ということを聞き、以前から起業に興味があった津嶋さんは東京へ行く決断をします。ここでも、鳥人間コンテストで培った経験が活きたことは間違いなかった、そしてプロダクトの開発もうまく行ったそうです。ただそれは売れなかった。この時に、商売の大切さを悟った津嶋さんは、今後ビジネスに身を置く上で2つのステップを考えるようになります。

・大企業をはじめとする、企業体のシステム・仕組み、組織構造を学びたい

・大企業に入社するということは時間がかかる他の方法はないか?

そこから大企業の内情、環境が理解できる、それでいて報酬が得られる、コンサル業界へ転身します。なかなかの決断ですね。エンジニアリングを理解して、コンサルになる、受け身の部分がなく行動力ある、そして理論、エンジニアリングを体得しているからこそ納得感ある仕事ができる。INDEE Japanの胎動です。

【アイアンマンでもある津嶋さん ほんとカッコいい】

◆著書出版勉強会、新令和経営道場について 全ては津嶋さんの声かけから始まりました。。。

【イノベーションのジレンマ クリステンセン教授と共に HPより】

津嶋さんと話していてびっくりしたことはたくさんある中で、この写真にまつわることも大きいお話。

イノベーションという言葉に出会った時に必ずセットと言っても過言ではない、クリステンセン教授により設立された経営コンサルティングファームであるイノサイト社と日本ではたった1社だけ提携関係にあったのがINDEE Japan社であること。その証拠がこちら→ついにジレンマは終わる!! “イノベーションのジレンマ”で有名なクリステンセン教授のInnosight社初来日セミナー です。2013年に開催されています。

どういう経緯でここまで親しくなったのですか?という問いに。メール1本からですよ。とものすごい回答が返ってきました。なんのツテもなく、メールから打診し、現地に乗り込む、まさに行動、踏み出す勇気から。そこに納得した次第です。

メール1本から、はクリステンセンさんに限らない事実をもう一つ。私も素晴らしい内容であり、たくさんの方々に知って欲しいと思って企画、開催した、出版記念勉強会。それが【巻き込む力〜支援を勝ち取る起業ストーリーのつくり方〜】の日本での出版。米国でスタートアップ、起業家の資金調達、プレゼンテーション、ピッチ、に活用される教科書として圧倒的に読まれてきた、GET BACKEDを日本風、日本人にわかりやすく改訂されているのがこの本です。この本を出版する際にも、メール1本から出版まで。思い描いたことを現実化していくことの素晴らしさを感じています。

【2017年3月に都内で開催しました津嶋さんの勉強会 道場の原型とも感じます】

◆新令和経営道場も6年目に入って。世話役メンバーの新谷さんにも聞いてみました

①津嶋さんってどんな方でしょうか。

誠実で実直、頭が良くてイケメン、と、非の打ち所がない方、という印象を持っています。津嶋さんの著書「巻き込む力」の出版記念セミナーの司会を務めさせていただいたことをきっかけに、津嶋さんのことをよく知るようになりました。その後、新令和経営道場の運営もご一緒させていただいているのですが、常にメンタルが安定していて、プレゼンテーションもわかりやすく、笑顔で人を魅了する。利害だけで人と接することもなく、誰とでも公平に接している姿を拝見し、素敵な方だなと常々感じています。

②新令和経営道場についてお聞かせください。(津嶋さんの存在感など)

新令和経営道場の立ち上げ期から、杉浦さん・津嶋さんとご一緒させていますが、津嶋さんなしでは道場の魅力が半減してしまうくらい、存在感が大きいです。型の重要性を深く理解し、それを毎回わかりやすく解説されていることが、初めて参加される方にとっても、繰り返し参加される方にとっても、欠かすことのできない「説法」になっています。毎回参加している私も、津嶋さんの説法で心を整え、対話に臨むことがルーティンです。続けられる限り、この素晴らしい取り組みを一緒に続けていきたいです。

◆新令和経営道場を初期から支えてくださっている日本情報マートの松田さん、梅津さんからも

松田さん

①津嶋さんってどんな方でしょうか。

何と言ってもイケメン! ルックスはもちろん言動も含めて、その存在がイケメンです!!

「(新)令和経営道場」の立ち上げの際からお世話になっていますが、いつも変わらない穏やかで、深い語り口が印象的です。

津嶋さんのご活躍をみて、「私ももっと頑張ろう」と思える大切な方です。

これからも宜しくお願いします!!

②新令和経営道場についてお聞かせください。(津嶋さんの存在感など)

「人の話を聞き、自分のことを話す」という、とてもシンプルな行為ですが、真摯に聞き、話すことですごい効果が生まれています。

参加する全ての方が、本気で取り組んでいるからこそのこと。毎回、ペアになる方とは「出会うべくして出会っている」ことを感じますが、それは杉浦さんの【神マッチング】のすごさで、毎回、ワクワクします!!

そんな新令和経営道場の師範が津嶋さんです。開始前のお話は「武士道から葬送のフリーレン」まで幅広く、とても勉強になります。

型通りに進めることの大切さや、良い意味での力の抜き方も教えていただきました!!

梅津さん

①津嶋さんってどんな方でしょうか。

→津嶋さんは、Cool head but warm heart(冷静な頭脳と温かい心)という言葉が、本当に当てはまる方だと思います。

とても知識が豊富で驚くほど勉強熱心、かつ頭も良く、冷静に人の話を聞いてくださる。それと同時に、広く温かく、ユーモアのある心で世の中を、人々を見ておられる。まさにCool head but warm heartな方。

そして、「可能性を拡げていく方」とも感じます。

ビジネスでもスポーツでも、ご自身のことも人のことも、とにかく限界を決めず、可能性を拡げ続けていかれる。今までお会いした中で「可能性を拡げていく方トップ3」と思っています。

②新令和経営道場についてお聞かせください。(津嶋さんの存在感など)

→新令和経営道場の素晴らしさは語り尽くせないのですが、特にすごいと毎回感動するのは、

神マッチングと、対話に入る前のお話の面白さ。本当に毎回なのですごいです。

津嶋さんのお話は、毎回新しい気付きがあり、

お話を聞いていると、対話に入る前に「心が一度、整う」感じです。

たとえて言うなら、武道で試合前に対戦相手と向き合って一礼するような、清々しく一本芯が入るイメージです。

実は私は毎回、道場で、津嶋さんが以前教えてくださったことを反芻してから

対話に入っています。

それは、

「理屈ぬきで、話していて自分が本当に心がワクワクすることが、あるべき姿」

「相手の言語体系を使って対話する」

「ちゃんと、はじめの一歩(具体的なやるべきこと)にたどり着く」

という3つです。

これは特に、演武(皆さんの前で津嶋さんに対話していただきました)で津嶋さんに

対話していただいて、肝に命じるようになりました。感謝しております。

道場における心の羅針盤、道しるべ。勝手ながら、津嶋さんにはそのようなイメージを抱いております。

いつか、津嶋さんのようになりたいと、少しでも近づきたいと、憧れます!

INDEE Japanの今とこれからについて

INDEE Japanを立ち上げる際に、学生時代にお世話になった大阪の中小企業のおっちゃんたちに何度も言われた言葉。【汗水垂らし、頭を垂れろ!偉ぶるな!】人としてまず大切なことを教えてもらったことをビジネスの基本においているからこそ、大企業、スタートアップ双方から認められていると感じます。同社の今と近未来についていくつかの事例をご紹介いたします。

・大企業が本気を出してきている感。これは私も感じているところ。津嶋さんが取締役としても関わっているプロジェクトに、株式会社iFactory社があります。参画企業には、島津製作所、横河電機、大成建設、三菱化工機、そのほか名だたる会社が参画して、実績を自社内で積み上げられてきた、大人な人達が、産業界の枠組みを超えて本気で取り組み、実績をきちんと出していく。過去にたくさん見てきた、声だけあげて結果が出ないプロジェクトとはまさに異質のもの。

NEDOからiFactory実証試験成功のニュースリリースが出ていますので詳細はこちらをご覧ください。

オープンイノベーションに対して大企業が、今社会全体が必要としている大きな問題に対して、今までストックしてきた自社内の技術を持ち寄って、活用し大企業連合体で世界へ振り切って行けば、まだまだ勝機&商機がある。同感です。言葉を選ばずに表現すると、ポッと出のITベンチャーとは、資金面でも、積み上げてきた技術レベルも圧倒的に差がありますね。

・世界への玄関口として、【INDEE Singapore】を設立し、海外展開の敷居を下げていく。米国、EUにいきなりの展開は難しく、親日国が多い東南アジアでワンステップを踏んだ後に、世界へ飛び出していく青写真を描いています。シンガポールはテクノロジー分野でも世界先端レベルで、イノベーションゲートウェイとして機能しているのが【INDEE Singapore】となっています。

・研究開発型のスタートアップが、大学、教育機関側の門戸開放により新たなプロジェクトや、事業化にチャレンジしやすくなる。特に、地方大学、全国各地にある高専にある【眠れる宝(人と技術)】を発掘し世に届けていくことをINDEE Japanとしてもやっていきたい。

・これからますます、バーチャルな世界が台頭し、その中で成長していく子供達に、津嶋さんが体験してきたリアルの世界、例えば宇宙、自然、剣道、鳥人間コンテスト双方日本一、リアルな刺激をもっと大切に、子供達に与え続けられるような道場、私塾のようなことをやってみたい。ご自身の武道精神から培った、怖さ、弱さに向き合うこと、本能の開放ができたことは剣道を通して確信してきたこと。このような環境を創り社会の流れを変えていくサポートを行って、それを卒業した世代が自立して持続できる循環モデルにまで育てあげて死を迎えたい。助けてもらい、そして助けられる人、恩送りの精神を持った人々を育て増やしていきたい。

武士道精神溢れるところまで語ってくださいました。感謝。

◆最後に津嶋さんにコメントをお願いしました。

 基本的に人を褒めるのは好きなのですが、自分が褒められるのが得意でなく。もちろん褒められると大変嬉しいのですが、隠れたくなってしまうんです。と思うほど杉浦さんには長文に渡っての格好良すぎるご紹介をいただき、新谷さん、松田さん、梅津さんからの大変有り難いお言葉に大変感謝しております。

 こうして自分の人生のキラキラした側面を振り返る機会を頂いたことで、一つ自分からフォローさせて頂きたく思います。小学生時代の剣道、大学での鳥人間、そして社会人から現在のINDEE Japanを通した様々なチャレンジに至るまですべて共通することは、今でも重要シーンでの一人一人の表情がリアルに思い出される素晴らしい仲間達に出会えたから実現できた結果ということです。人はヒーローや英雄を好むが故に、一人のストーリーに注目が集まります。しかし、何か事を成そうとするならば、その実現性はそれを共にする仲間の存在あってのものだということにもっと目を向けるべきだと思っています。お伝えしたいことは、偉業を成し遂げるためには必ず心から信頼できる仲間を集めなければならない、という法則の大切さを忘れているということです。これは自分の出身の岡山にちなんで桃太郎の法則とでも呼びますかね(笑)。そしてこの仲間との出会いという運命のような縁も、実はあるべき姿を描き毎日活動する先に生まれるものだと今は確信しております。やはりあるべき姿がすべてのスタートの原点ですね。

 10年前の杉浦さんとの出会いを切っ掛けに、自分の繋がりからは出会えないような多くの素晴らしい方々とお会いすることができました。そして新令和経営道場という人生の稽古の場を通して、自分自身もより深く自分に向き合う事ができております。自分自身も残る人生を通してあるべき姿の実現に向けて一歩一歩進んでいきますので、引き続きみなさまともより多くのご縁をいただけましたら幸いです。未来は間違いなく明るいです。有り難うございます。

津嶋さん嬉しい、素敵なコメントを有り難うございました。まだまだご一緒できますように。私も頑張ります!