【今週の自戒】 自分はご先祖さんの代表取締役。

ー杉浦佳浩

【今週の自戒】 自分はご先祖さんの代表取締役。


2024年 05月 13日

【今週の自戒】
自分はご先祖さんの代表取締役。

近しい間柄の方で、
一体自分にはどれほどのご先祖さんが
いてくれたから今の自分がいるかを
じっくり考えようと
話してくれる人がいます。

たった一人が欠けても今の自分は
存在できない。
10代、20代、何代も遡ったら、数万人どころではない
数のたくさんのご先祖さんがいるはず。
数万人の顔を見ることもできないが
その数の代表が今の自分自身。

1万人の会社の代表取締役と言ってもおかしくない。
たくさんのご先祖さん視点を持ってみる
だったら、恥ずかしくない人生を歩もう
周囲に喜んでもらう
周囲に感動を与えられる
周囲に必要とされる
ご先祖さんの代表取締役として自分の人生を生きよう
と話してくれました。
全ては親、ご先祖からのいただき物
有り難い有り難いと
毎日を大切に。
母の日の翌日も変わらずに。
感謝の1日に。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【親に感謝を伝える】
池川クリニック院長、医師、池川明氏の心に響く言葉より…

「お母さんは、私を理解しようとしない」「イヤなことばかり言う」と、腹を立てている娘さんがいました。
お母さんの嫌いなところを挙げたらキリがありません。
どこにも連れて行ってくれなかった、怒ってばかりいた、ほかの兄弟には優しいのに私には何もしてくれない……。

そこで、聞いてみました。
「本当に、どこにも行ってないの?」
すると、「いえ。小さい頃は、家族で遊園地に何度か行きました」
ちゃんと、連れて行ってくれているじゃないですか。

「私には何もしてくれないって言うけど、小さいとき、朝ごはんはどうしていたの?自分で作っていたの?」
「いえ。お母さんが作ってくれていました」
「そう。学生時代、お弁当だった? 給食だった?」
「高校生のときは、お弁当でした」
「そのお弁当、自分で作っていたの?」
「いえ。お母さんが毎日作ってくれました。でも、ほかの子もみんなそうですよ。そんなの当たり前です」

「あのね、お母さんは、隣の家の子のためには、毎朝ごはんは作らないでしょう? あなたのためだから作るんだよ」
「私のため?」
「そうだよ。娘のためだから、わざわざ早起きして毎朝お弁当を作って、朝ごはんも作って送り出してくれたんじゃない」
それに対する感謝はまったくなくて、お母さんのあれがイヤだ、これが嫌いと文句ばかり言っていたのです。

だいたい、子どもは十数年生きてきた時点で、確実に親に面倒を見てもらっているのです。
勝手に大きくなんてなれませんから。

私の思う通りに、旦那が行動してくれない。
私の思う通りに、子どもが勉強してくれない。
私の思う通りに、お母さんが考えてくれない。
私の思う通りに、誰も言うことを聞いてくれない。

こうして周囲のダメなところ、イヤなところばかりにフォーカスしてしまえば、毎日してくれること、さりげない優しさや気遣いは見逃してしまいますから、感謝もできません。
でも、そこに気づいたら、今日から小さなことでも感謝しようと思えるはずです。

「日々、生きている」ということは、本当に幸せな奇跡です。
それを実感すれば、自ずと、周囲の人への感謝、小さなことへの感謝が湧いてきます。
意識は、いくらでもかえられるのです。

『魂の教科書』廣済堂出版

産婦人科医の池川明氏は「体内記憶」の日本の第一人者だ。
たくさんの著作があるが、その中にこんな話があった。

『生まれる前の記憶を調査するうち、私は不思議な「記憶」と出会うようになりました。体内記憶、誕生記憶にとどまらず、「お母さんのおなかに宿る前」について語る子供がいるのです。
幼い子どものファンタジーと思われるかたもいるかもしれません。
ところが、不思議なことに、子どもたちが語る世界は、細かい部分は違っていても、いくつかの共通するイメージがあるのです。
おなかに宿る前は、「雲の上」のような、ふわふわとして安らぎに満ちた世界で、自分と同じような子どもと一緒にいたこと。
天使や神さまのような存在に、優しく見守られていたこと。
そして、自分の意思で生まれることを決め、お母さんを選んで、この世にやって来たということ、などです。
たとえば、子どもたちはこんなことを語っています。
「お空から見ていて、あの人がいいなと思ったら、おなかに入るんだよ。ママはベランダにいたから、飛んできて入ったよ」
「優しそうなお母さんを見つけて、おじさんに『あの家がいい』と言った。それで生まれてきたんだよ」
「空の上から、弟と一緒にお母さんを見ていたよ。ぼくが『先に行くね』と言って、生まれてきたの」。
子どもたちがお母さんを選ぶ理由は、それぞれ異なります。
「優しいお母さん」「かわいいお母さん」が人気ですが、「寂しそうなお母さん」「泣いているお母さん」を選ぶ子どももいます。
そういう子どもたちは、「ぼくが来たら、ママはさみしくないかなと思ったの」「ママに笑ってもらいたかったから」と、語っています。』 《子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。》 (青春出版社)より

「親が勝手に生んだ」とか「生まれてこようと思ったわけではない」などという人がいる。
でも、この話の通りなら、我々は誰もが「自分で親を選んで生まれてきた」ということになる。
もし、そうだとするなら、我々はとんでもない間違いを犯していることになる。
自分が決めてきた親や境遇に対して、文句を言っているということになるからだ。

今、親が生きている人はもちろんのこと、親が亡くなってしまった人も…
今一度、親に感謝の念を伝えたい。

上記の【親に感謝を伝える】については人の心に灯をともすより引用しています。