いざっていつ?毎日にアクセントを。

ー杉浦佳浩

いざっていつ?毎日にアクセントを。


2024年 03月 25日

【今週の自戒】
いざっていつ?毎日にアクセントを。

いざという時
いつかはという時
なかなか来ない人がいます。

写真の言葉の毎田周一氏が残した言葉に
こんな言葉があるそうです。

「好奇心」
これでわかったという顔をすることほど哀れなことはない。命が枯渇(こかつ)しているからだ。いつも初々しく小児のように、いま始めて人生に臨むかのように、好奇心に目を光らせよう。いつも若芽のような人生、それこそは願わしい。とりとめもない、そしてあどけない人生、これで一生貫こう。わかったような顔をして、老人になってしまうことを君よ、一体命が許すか。

仲良くしてくださっているAさん
50後半でいつも目が輝いている
子供の様に面白いね〜と話してくれる
分単位のスケジュールは間違いない
それでも私に向き合ってくださっている。

一方で
人生、仕事、
全てわかったような顔をしている

好奇心があるようなフリが上手い
言葉では杉浦さん面白いですねと
言っていても次にはつながらない。
コンフォートゾーンの安住者の様な
そんな人ほど、いざという時に
(結果何もしない人)
頑張る精神の持ち主だと思う様にしています。
証券会社に入社して最初に叩き込まれた言葉に
『アクセント』があります。
『お前今日は何にアクセントをつけるのか?』
毎朝早朝の朝礼、ことあるごとに聞かれました。
これが良かった。
何かアクセントをつける。
のんべんだらりの日常にならない様に。
不思議でありますが、
1日一回のアクセントが
継続していくと
朝昼夜と3回になり
1時間に1回となり
どんどん回数が増えてくる。
それでいいんじゃないかと思います。
コンフォートゾーンに安住しない、
アクセントがある毎日を
今週もよろしくお願い申し上げます。
【ちょっぴり無理して生きる】
医師、高橋幸枝氏の心に響く言葉より…100歳近くになって、またやってしまいました。
2016(平成28)年3月のこと、ちょっとした不注意から大腿骨(だいたいこつ )を折ってしまったのです。
今回も入院を余儀なくされましたが、入院中にいちばん多く言われた言葉は何だと思いますか?
「お大事に」でも「がんばってください」でもありません。
それは「無理しな いでくださいね」なのです。正直申し上げて、私はこの言葉があまり好きではありません。
もちろん、声をかけてくださる方が、私を気づかってそう言ってくださって いるのはわかっています。
そのお気持ちはありがたく頂戴します。
それでも やっぱり、「無理しないで・・・」を素直に受け入れるわけにはいかないのです。

なぜだかわかりますか?
少しは無理をしないと、自分自身がダメになってしまうと思うからです。
「先生、無理はしないでくださいね」と言われるたびに、口では「はい、無理はしません。したくてもできませんからね」などと返事をしますが、心の中では「少しは無理をしないといけない。そうしないと歩けなくなっちゃう」と思っていました。

人間の体は使わないと、ダメになってしまいます。
筋肉は使わないと、委縮して動かなくなります。
だからリハビリをして、手や足を一生懸命上げたり曲げたり折ったりするわけです。
こうして筋肉を働かせるのです。

少し無理をしないとダメになるのは、体だけではありません。心だって同様です。
介護施設に入ったとたんに認知症になってしまうお年寄りが少なくないそうです。
それまでちゃんとしていた方が、急に様子がおかしくなってしまうのはどうしてでしょう。
施設に入ると、依存心が強くなり、頭を使わなくなるからです。
スタッフの 方がほとんどのことをやってくれるから、自分で考える必要がなくなるのです。
体も脳細胞も、使わなければ錆びてしまいます。

年を取ると「無理しないでね」「代わりに○○をやってあげましょうか」な どと言われることが多くなります。
でもその言葉を受け入れるかどうかは、あくまで自分で判断するようにしたいものです。
私はこれからも、ちょっぴり無理しながら生きていこうと考えています。

『そっと無理して、生きてみる』知的生き方文庫

高橋幸枝氏は、秦野病院の創業者で精神科医だ。
2020年1月に103歳で逝去された。

成長するためには、自分の壁を超えなければならない。
いつも通り普通にやっていたら、永遠に壁は超えることはできない。
つまり、ちょっと無理をすることだ。

少し無理をするとは、コンフォートゾーンを抜け出すこと。
コンフォートゾーンとは、ストレスのない、居心地の良い場所をいう。
コンフォートゾーンを抜けて、アウェイを体験することだ。
アウェイは、居心地の悪い、すぐにはなじめない場所。

無理をするとは、自分に負荷をかけること。
負荷をかけることで、新しい世界が開ける。

ちょっぴり無理して生きることができる人でありたい。

ちょっぴり無理して生きることができる人でありたい。上記の【ちょっぴり無理して生きる】については人の心に灯をともすより引用しています。