目に見えない幸せに気づくこと

ー杉浦佳浩

目に見えない幸せに気づくこと


2023年 11月 06日

【今週の自戒】
目に見えない幸せに気づくこと

ありがとうが言える人より
ありがとうが見つけられる人に
ある経営者さんが教えてくれた言葉です。

目に見えないこと
そこを見つけられる人になれれば
こんなハッピーな人生はないと
そう思っています。

毎週のように乗っている新幹線
切符買って乗っているのが当たり前と思うか
新幹線で爆睡できる事に感謝できるか
後者に心が振り切れた瞬間から
もう楽しくて、ありがたくて。
そんな気分で乗車しています。
自分一人じゃ、新幹線を動かすこともできない。
たくさんのJRの社員さんのおかげ。

ご飯を食べる時も同じ、
農家さん、漁師さん、飲食店の方々
流通を支えている方々、不自由なく
美味しく食事ができている
本当に幸せこの上ない。

仕事も同様ですね。
毎日毎日たくさんの方々に
声をかけてもらえて、
支えてもらって本当に幸せです。
見えない事に気づくこと
ありがとうを見つけられる人に
たくさんの幸せに感謝して。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【今ある幸せに気づくこと】
ひすいこたろう氏の心に響く言葉より…

普通に生きていると、僕ら人間は、足りていないところばかりに目がいき不満が溜まり、心配の多い人生になってしまうものです。
しかし、いまあるもの、小さな幸せに目を向ける練習をすると、心が次第に満たされていき、ついには感謝の気持ちが溢れます。
心の状態が感謝の領域までいくと奇跡のようなことが頻発します。

「大切なことは目に見えない」で有名な『星の王子さま』の著者サン=テグジュペリは、いま、あるものに目を向ける天才でした。
それがわかるエピソードがあります。
彼が戦場に向かう前に妻に残した言葉があるんです。

「置いていかなければならない宝物を持っていることを、天に感謝したいくらいだ」

戦場に向かわんとするいま、妻とは二度と会えないかもしれない。
それなのにその瞬間に、嘆くのではなく、別れが切ないほどの宝物である、妻と出会えたことに感謝しているのです。
そして、これが本当に永遠の別れの時になってしまうのですが、彼は、どんな時も、そこに幸福を見出している人だったことがわかります。
いつだって幸せは、あなたに見つけてもらえることをそっと待っています。

もうひとつ、児童福祉施設で働く、ある女性スタッフの話。
彼女は50歳すぎ。
老眼鏡を必要とすることになりショックを受けていました。

ある日、施設の子どもが声をかけてきました。
「先生、眼鏡かけているの?」
彼女は腹立たしさから、「老眼鏡!」 と言い放ちました。
すると子どもは 意外な返事をしました。

「よかったね」
「何がよかったの?」
「老眼鏡がかけられるまで生きられてよかったね」

この施設の子どもたちは成人するまで生きるのが難しい障害を負った子どもたちでした。
限られた命を生きる子どもたちは、こんな夢を語るそう。
「大人になりたい」
大人になるまで生きてこられた僕らは、本当は、今日も夢のような1 日を過ごしているんです。

《一生人生を嘆く人と、一生感謝する人との違いとは?》

『すごい運の育て方』宝島社

サン・テグジュペリの「星の王子さま」にこんな言葉がある。

『「さようなら」王子さまは言った。
「さようなら」キツネが言った。
「じゃあ秘密を教えるよ。とてもかんたんなことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」』

神仏も、親の恩も、愛も、情も、人の気持ちも、大事なことは、みな目に見えない。
そして、「幸せ」も目に見えない。
「幸せ」は気づくものだからだ。

今ある「幸せ」に気づくこと。
その幸せに気づくことができたら、すべてが「ありがたい」。
今ある幸せに気づき、感謝の日々を過ごしたい。

上記の【今ある幸せに気づくこと】については人の心に灯をともすより引用しています。