一日一生、まず何かを必ず残せ

ー杉浦佳浩

一日一生、まず何かを必ず残せ


2023年 08月 07日

【今週の自戒】
一日一生、まず何かを必ず残せ

お遍路で訪ねたお寺の言葉
早く歩くか
ゆっくり歩くか
なん日で廻るか
なん回廻るか
そんな事より
しっかり歩け
そして
何かをのこせ
確かになそのとおりと
下を向いて反省至極。
足下見つめ一歩一歩を大切に
今に集中し、
自分との対話を心掛け
しっかり歩き続ける。
毎月のお遍路で、
内省でき、自分と向き合えて
よかった、しんどいけど。
そのおかげで若くなったと
有り難いです。
若さは相対的なんだと思えました。
先日同年代の古い知り合いに会いました。
申し訳ないのですが
かなりくたびれた感じ。
遅すぎると決めつけた人生観を
語り始めたので、すぐさま
私は退散しました。
今さら・・・って感じには
近寄らないように。
今この瞬間が、これからの人生の中で一番若い
まずは今を踏み締めて
しっかり歩き
何かをのこせる毎日に。
今週も
よろしくお願い申し上げます!
【「若さ」は相対的なもの】
本田晃一(こういち)氏の心に響く言葉より…「若さ」というのは、相対的なものです。
たとえば、あなたが今40代だとして、身近に20歳の人がいたとします。
そして、その20歳の人が「自分はハタチでこれからは就活のことを考えなきゃいけないんで、チャレンジなんてもうできないです。
10代のうちにチャレンジしておけばよかったなぁ・・・」と言い出したら、 どう感じるでしょうか?
きっと、「いや、まだハタチでしょ!」「これから何でもできるじゃないか!」と 言いたくなるはずです。しかし、そんな40代の人も、60代の人から見たら、どうでしょう?
60代の人も、80代の人から見たらどう感じるでしょうか?
80代の人だって、90代や100歳の人から見たら、「まだ私よりも体が動くでしよ。うらやましいねぇ」となるはずです。つまり、月並みで使い古された表現にはなりますが、人生に「遅すぎる」などということはない。
嘘偽りなく、それが真理なのです。
ですから、何かチャレンジをしたいけれど、もう年齢が… と思ってしまったときには、「今この瞬間が、これからの人生の中で一番若い」ということを、まずは思い出してみてください。
「今さら…………」というあきらめも、自分自身の感じ方の問題であり、幻想なのだということに気づくところから始めてみましょう。

『もう一度、チャレンジ』祥伝社

アメリカの国民的画家、グランマ・モーゼスは、無名の農婦から75歳で本格的に絵を描き始め、80歳で初めて個展を開いた。
結果的に絶筆となった《虹》は、101歳を目前に描いたものだという。

ケンタッキー・フライド・チキンの創業者、カーネルサンダースは65歳でレストランを失敗し全財産を失った
しかし、失意の中、そこからフライドチキンのレシピ―を売り始め、実に1009回断られて1010軒目にしてようやく採用され、現在、125の国で約2万の店舗が存在するまでに成長した。

一介の農夫から養子に入り働きづめ働いて財をなし、49歳で隠居家督を息子に譲り、やっと、晴れて自分の好きな夢に向かう。
天文学、暦学、観測、暦算を学び、その後、ついに蝦夷地に向かい、以後9回にわたり、日本全図を作るため、73歳で亡くなるまで日本全国を歩いた。
とてつもない夢を実現させた伊能忠敬。
彼が、測量を開始したのは55歳のときだった。

人はいくつになっても、挑戦できる。
『「若さ」は相対的なもの』という言葉を胸に刻みたい。

上記の【「若さ」は相対的なもの】については人の心に灯をともすより引用しています。