当たり前に有り難う、眼前の経営者から学ぶ

ー杉浦佳浩

当たり前に有り難う、眼前の経営者から学ぶ


2022年 09月 05日

【今週の自戒】
〜当たり前に有り難う、眼前の経営者から学ぶ〜

先日、
お話を伺って、自分が見る見る
小さくなっていくような感覚。
目の前の
ある経営者さんが偉大すぎて。
同席した方と一緒に講義を
聞いている感じでした。

30代前半から
事業を引き継いで20年
3億だった売上が400億近く
30人だった社員が2800人に
労働集約の典型、
その業界では当たり前の
人手不足が一切なし。
(採用コストは0円)

数十名規模で
採用に困っていない会社には
出会ったことはありますが、
1000名以上
しかもパートアルバイトはほぼ居ない。
全員を社員として雇用している。
特段給与は高いわけでもない
(業界のだいたい平均値)

法令遵守を基本とし、
本社人員も極力少ない。
本社所在地は都会の一等地ではなく
近畿圏のいわゆる田舎。
2年前に、
自粛を自粛すると、社内に通達し
事業の全国展開を加速し、
北海道沖縄以外
現在は全国に100ヶ所以上に拠点がある。

グループは10数社、
組合問題や労働争議で問題だらけの会社を
引き取り半年でピカピカの会社にする。
怖いもの無しの
スーパーストロングスタイル。
アプリ開発にも熱心で全て自社開発、
大手企業が買収にと
殺到しても気にしない。
自社利用→業界へ貢献。
ここでもエンジニア採用に困っていない。

新しい情報はどこから?の問いに
マーケティング、採用、ITエンジニアリング
自身でビジネススクールに通い
そこで得た知識を現場で実践する。
今も勉強に時間を割いているそうです。

私から、
困りごとはないですねと質問すると
ないですね。
とさらっと笑顔で。
逆に、
困りごとがある会社があれば
いつでも紹介ください。
と提案をいただく始末でした。

ご自分はまだ50代前半でありながら、
現場上がりの方々を子会社社長に登用して、
次の世代への引き継ぎにも困っていない。

皆さんなんでそこまで、社長について来るんですか?
と質問のところ、
私以上に働いている社長は社外にもいないから
私と一緒に仕事をしたいと思ってくれている。
とにっこり。。。。

人との出会いを大切にする
当たり前なんて何もない。
常ではないはずの日常、
有難い毎日に感謝する
その姿勢をこの経営者の方から
改めて、学びました。
当たり前に有り難う。
今週もよろしくお願い申し上げます。

【すべてのことは「当たり前」ではない】
斎藤一人さんの心に響く言葉より…

この世で人生の成功者になるには、ただ一点、感謝です。
逆をいうと、「当たり前」といった瞬間から、不幸が始まる。
だから、夫婦だって、旦那さんがお給料をもってきてくれたら、「ありがとう」 なんです。

なのに……。
「夫は働いてお給料を家に入れるのが当たり前だわ」という奥さんもいます。
旦那さんのほうも、奥さんが料理を出すのを「当たり前だ」と思って黙って食べ、「ごちそうさま」 もいわない。
「それが夫婦ってものですよ」 というけれど、そんなことをしていると、どうなるか。
間違いなく、血みどろの戦いになります(笑)。

「お互いわかっているから、『ありがとう』『感謝してます』っていわなくてもいいんだ」ではないのです。
お互いわかっているのに、言いあわないから、血みどろの戦いになるのです。
もっと、しあわせになりたかったら、お互い感謝してください。

会社へ行っても、そうですよ。
給料日に、当然という顔をして給料をもらってい る人もいるけれど、社長さんに、 「ありがとうございます」 「感謝してます」って、いってごらん。
この一言をいえるか否かで、人生、えらく違ってきますよ。

『運命は変えられる』KKロングセラーズ

自分の体だって、健康でいるのが「当たり前」と、体をいたわらなかったら、病気になります。
体をいたわらないとは、日頃、健康でいることに、感謝を忘れてしまうことです。

また、たとえば、我々は日本に生まれたことを「当たり前」だと思っています。
しかし、世界には貧困や飢餓で苦しんでいたり、戦争状態にある地域などが多くあります。
そんな中、我々は、日本に生まれたことへの感謝を忘れてはいないかです。

まさに、すべてのことは「当たり前」ではありません。
我々のまわりにある「当たり前」に気づき…
おかげさまと、感謝の念で暮らしていきたいと思います。

上記の【すべてのことは「当たり前」ではない】については人の心に灯をともすより引用しています。