第90回ご縁結びのコーナー 株式会社JOINTCREW 村越 了さん 〜「日本の子供達を笑顔にする」というビジョンをしっかり持った人・会社〜

ー杉浦佳浩

第90回ご縁結びのコーナー 株式会社JOINTCREW 村越 了さん 〜「日本の子供達を笑顔にする」というビジョンをしっかり持った人・会社〜


2022年 07月 07日

第90回ご縁結びのコーナー 株式会社JOINTCREW 村越 了さん 〜「日本の子供達を笑顔にする」というビジョンをしっかり持った人・会社〜  

JOINTCREW社のHPはこちら。

たくさんの経営者にご縁をいただき、私が必ずお聞きしているのが事業モデル以前のこと。なんのために会社経営をされているのですか?ということ。自分の利得のためという個人的な、利己的な方も入れば、社会のためから各ステークホルダーに真剣に向き合っている方もいらっしゃいます。私はその経営者さんの考え方に正解も間違いもないと思っています。がお付き合いすると決めているのはもちろん後者、利他の精神を持った方々と仲良くなれることを第一義としております。ただ、表面上だけ、HP上だけ、実際は????という方もいらっしゃる中で、じっくりお話を伺い本気で、真剣に取り組んでいる方々を見出すことも私の役割と思っています。今回ご登場の村越さん、単に採用注力のためのような美辞麗句を並べているのではなく、ど真剣に「日本の子供達を笑顔にする」を掲げて経営に奔走されているのはなぜか?そこにフォーカスしながらお伝えしたいと思います。

【村越さんと大阪の拠点がお互い近くで】

 

◆出会いから会社訪問までなかなか時間がかかりました

村越さんと初めてお会いしたのが、2020年1月8日まだ2年と半年というところ。1度きりお会いしてご縁がない方も多いなか、村越さんとは何度もご縁をいただいて感謝していました。ただ、会社に訪問(本社所在地)させていただいたのはちょうど2年後今年の1月6日東京が大雪となった日でした。急激に積もろうとして、時々ツルッと行きそうだった中で訪問させていただいたことが懐かしく良い思い出です。

その2年の間にお会いしたのが、ご紹介者の博多の宮嵜さんの出版記念の懇親会が最初にお会いした時、そこから佐渡ヶ島、八丈島、オンライン上で新令和経営道場、夜会、村越の大阪の拠点、、、ということでなかなか本社まで寄り道と言いますか辿り着くまでにいろんな場所でお会いしてきました。それがよかった、事業の仕事の前に素晴らしい人柄を理解できたことが大きかったと思っています。丁寧に、分け隔てすることなく、しかも決断したらやり通すという強い意志の持ち主だと感じ入りました。その現れが、同社HPにある、【令和となった今、日本の子供達から我々大人はどのように見えているのでしょうか。楽しそうに生きてますか?早く大人になりたいと思う子供達がどのくらいいるでしょうか?子供とはその国の未来。日本を子供達の笑顔で溢れる国にしたい】部分だと。想いある村越さんの人となり、会社事業について語って行きたいと思います。

 

◆ガチャガチャの人生と話されますが、全ての経験に無駄なしと

現在43歳の村越さん、キャリアについてお聞きすると、『私のキャリアは一貫性がなくてガチャガチャしているんですよ』と笑顔で話されます。元々、自動車整備士の資格を取得後に整備士として社会人スタート。そこから20代で4回の転職を経験。主にセールスの仕事をしながら26歳でIT業界にそしてその時に東京へ。地元は新潟県長岡市、キャリアの中で自動車のセールスをしていた際は、憧れの田中角栄さんの息のかかった会社で自動車セールスの仕事もしていたそうです。東京に出てきて、IT業界で、顧客開拓を主な仕事に注力され、10年頑張った結果、会社の成長と共に執行役員という立場になっていました。担当営業〜マネジメント力を付けて役員へ、その時に声がかかった会社へ最初は部長でと、部長も経験したからなぁと思っているところへ、結果として用意されたのが、子会社社長というキャリア、それが現在のJOINT CREW(ジョイントクルー)になります。その時が35歳そこから3年間で、

第1期1億6,000万円→第2期4億5,000万円→第3期7億円

このような成長を遂げて、MBOを実現して、今ではオーナー社長になっていらしゃいます。これまでに、経験されたキャリア、社員、アルバイト、個人事業主、役員、雇われ社長、オーナー社長 世の中に存在する全てのキャリアを経験されて今があります。そして地方と東京の仕事環境、機会の差に対しても。
その後も会社は成長を続けて、現在は売上12億円(2021年11月期)となり集う仲間も61名となっていらっしゃいます。

この数字だけを見ていると順風満帆のように見えますが、実はそうではなく、社会人から現在までの間に

・現実逃避をして会社を辞めた

・自分の実力を過信して転職

・世の中の流れを見ずに斜陽産業へ

・持株比率を全く考えずに雇われ社長に

・経営の知識不足で外部役員を投入して組織崩壊、大赤字、眠れない日々

たくさんの葛藤、自分の不甲斐なさへの怒り、準備不足の数々、でもそこに立ち止まることなく乗り越え経験値をあげて行きました。

ご本人の弁として、

・恥ずかしい思いをしたのは挑戦した証

・コンプレックス、恥こそ成長の養分

そこに、自分が思うほど、他人は自分に興味はない、だとするならば人の目なんて気にしても意味がない自分の心の思うままに生きた方が楽しい。そう語っていただきました。まさに共感した次第です。これからの時代に必要な考え方として自立感を持てることが重要と思います。

 

◆47都道府県に拠点設立が長期目標 BabyTechへのこだわり JOINT CREWについて 

たくさんの経営課題を解消し、成長軌道を進んでこられた村越さん、現在、拠点は6箇所。東京、大阪、神戸、長岡、佐渡、福岡に。地元に拠点を持つあたりはさすが、そして私とご一緒下さった際にご縁があった佐渡ヶ島にすぐにサテライトオフィスを1年掛けずに出されたことは、まさに経営判断のスピードを感じます。

集う仲間も60名を超えて、ますます拡大に入る中、こだわっているのがBabyTech事業。

受託開発事業をメインとして、しかもフロントエンドを一気通貫でレベル高く顧客に提供し、サーバーサイドへの知見を多く保有しているところが同社の強み、そこで十分に存在感もあり事業成長も可能なところですが、その収益をBabyTechへ注いでいる理由は、過去の経験に依るところが大きいそうです。

10年で執行着員まで頑張った会社でのこと、少し過度の数字至上主義でそこに答え、実績を出してきた村越さん給与が高いことは良いこと、でもそれだけではいけない、育児が楽になることと給与水準が高いこと、その双方が両輪であり今後の日本のためになると感じていました。今まさにその考えを実践していく、IT力を子育て力に。やりたいことが見つからなかった20代、歴史に興味があり深堀りをしていくうちに、祖先が居てくれたからこそ今の自分が居る、いかに大切なことか、ルーツや歴史を学ぶことで今と未来の大切さを気づき始め、自分の命の使い方、それは次の世代へ使うことに行き着きました。自社の強みにフォーカスしながらも熟成してきたこの想いを事業のカタチにする、それがBabyTech事業への取り組み姿勢に繋がります。

社名は公表できませんが、名だたる会社とのお付き合いを継続しながら、日本の子供は未来の象徴、その子どもたちに笑顔をもたらすこと、そこかが一番実現していきたい未来に。東京だけではなく、地方に住んでいても、生活が安定できる収入を確保する、47都道府県に拠点を創ることも子供の笑顔に通じることになると思います。微力ではありますが私も応援したい所以です。

 

同社のBabyTechについて、親御さんが大変な時、それはお子さんが病気になった時、病児保育が日本はまだまだ手厚いとは言えないそうです。

そこで、【くれいしゅ】のアプリを開発、システム提供だけではなく、各専門家と提携、全国の保育園にたいして病児保育立ち上げコンサルティングサービスを開始もしています。本気度を感じます。

【病児保育アプリくれいしゅのトップページ】

 

村越さんの右腕・左腕、上野さん、遠藤さん両取締役のお二人からコメントを

IT企業の取締役のお二人だけに簡潔にわかりやすくコメントを寄せてくださいました。

◉まずは遠藤さんから、

①村越さんってどんな人ですか? 

→裏表があまり無い、熱しやすく冷めやすい、ザB型、猪突猛進、自由人、思い立ったら即行動、フットワークが軽すぎる、謝罪の王様、人たらし、発想が自由で豊富、義理人情に熱い、歴史好き

②ジョイントクルーってどんな会社ですか? 

・「日本の子供達を笑顔にする」というビジョンをしっかり持っており、そのビジョンに向かって走っている。

・良くも悪くもベンチャースピリットがある。

・ただの開発会社で終わらない、という常にチャレンジ精神を持っている。

・社員同士の上下関係があまり無く、風通しが良い

・社員同士のコミュニケーションの頻度や場が多い。

・先端技術を使用した開発力の高い社員が多い

・取締役が全員営業出身のため、営業力が高い

・反面、CTOが不在のため技術的な方針を決める人間が不在

 

③ 遠藤さんの役割、描いておられる未来像

遠藤の役割:取締役兼全部門のTOPとして会社全体の組織を纏め、既存事業の収益維持、向上を行う。
村越、上野が新規事業や自身の役割に対して全力で取り組める状態を作ること。

未来像:3〜5年後にはJC=先端技術集団&BabyTechのサービス企業として業界内での認知度が高まっている状態。
メディアへの露出が増え、自身及び社員、その家族がJCという会社を誇りに思える、自慢したくなる状態を作ること。

◉次に上野さんから

①村越さんってどんな人ですか? 

・共感や賛同を得ることに長けている

・謝罪の神様(相手が求めていることや必要としている言葉をかけられる)

・人として魅力的な人

・思い立ったら即行動派・歴史好き特に新撰組

・一つのことに集中ができない(飽き性)

・誰よりも成長欲求が強い

・他人のリズムに合わせることができない

・いい意味で抜けている

②ジョイントクルーってどんな会社ですか? 

・子供の未来をビジョンに持つ企業

・業務委託を生業としている会社には珍しく自社サービスを打ち出している会社

・先端技術を学べる会社

・エンジニアが多い会社

・ベンチャー企業マインドあるチャレンジを忘れない会社

・情報共有の精度が高い会社

・居住地フリーを推奨している会社

【コメントを寄せて下さった上野さんと村越さんと】

 ③上野さんの役割、描いておられる未来像

・村越と私は攻め、遠藤は守りの役割

・JOINT CREWが業務委託の会社ではなく自社サービスの収益を柱にし日本や東南アジアにも進出し認知度が高いある会社にしたい。

お二人のコメントからもしっかりした理念共有と自力自走感を感じ取れますね。同社の未来創造、本当に楽しみです。

【楽しい夜会にもご参加くださいました】

 

◆最後に村越さんにコメントをいただきました

最後までお読み頂き有り難う御座います。(僕がいう事ではないのですが・・・)

僕みたいに何者でもなかった人間でも、真剣に何者かになろうと足掻き続けたら

こうやって憧れの杉浦さんに記事にして頂く日が来ました。

人生何があるか本当に解りません笑

最近読んだ本で印象に残っている言葉があります。

それは「夢には叶うか叶わないか解らないという不確実性が必要である、むしろ不確実性がなければそれは夢とは呼べない。」

という言葉です。

夢を持つ事と夢を叶える事はイコールではありません。

「日本のこども達を笑顔にする」という夢も私個人としては極めて不確実性の高い夢です。

しかし、前述の言葉を借りるとすれば「不確実性が高いからこそ夢なんだ」となります。

そして不確実性の高い夢を真剣に追っている40歳を超えたおっさんが村越です。

おっさんなのに、

おっさんですら、

おっさんだからこそ、

夢を追い続ける。

そんなおっさんの背中をみて一人でも多くの未来のおっさん、おばちゃん(若者達)が

”不確実性のある自分のやりたい事、価値のある事”にチャレンジしていってくれたら

嬉しいなと思っております。

お読み頂き、有り難う御座いました。

とコメントを寄せていただきました。

素敵なおっさん(まだお若いですが)、村越さんの少しでもお役に立てることができればと思い、これからの事業成長がますます楽しみにしております。有り難うございました。