ご縁結びのコーナー第53回 株式会社お金の家庭教師 木村 仁哉さん 様〜経営者が本来業務に集中できるサービスBizMow って何?〜

ー杉浦佳浩

ご縁結びのコーナー第53回 株式会社お金の家庭教師 木村 仁哉さん 様〜経営者が本来業務に集中できるサービスBizMow って何?〜


2019年 06月 11日

初めてお会いした際に、会社名が【お金の家庭教師】 同社のホームページはこちらです。

ということで、ちょっと金融目線で大丈夫か?なんて警戒したのも束の間、お金、儲け、金融について我利 我利亡者的なコトは全く無く、【豊かな人間関係や経済的な豊かさを得る鍵は、自分の力を発揮できる 最適な場に身を置くこと。】、【優秀な人材ほど仕事が激増する現代】、【次に打ち込めるものを探している ビジネスパーソンのためのコミュニティ】、【心から打ち込めるものが見つかれば、人生はもっと豊かになる。】と、 この時代に本当に必要なことを真剣に考えまっすぐに実行されている好青年であることがすぐに理解できまし た。特に HP の冒頭に私も敬愛するアンドリュー・カーネギーの【人間、優れた仕事をするためには、自分一 人でやるよりも、他人の助けを借りるほうが、良いものが出来ると悟ったとき、その人は偉大なる成長を遂げ る。】を掲げているところに仕事と人生、バランスでなく両輪であるからこそ楽しいという考えをお持ちであると 感じました。今回はしっかりした目的と考えをもった木村さんに話を伺いました。

◆いつも素敵な笑顔の木村さんとのご縁について 木村さんとは 5 年が経過して仲良くしていただいてお ります。当初は会計士の壁谷さんのご縁つながりでた しか三田での夜会では無かったか?と思います。そこ から定期的にお会いさせていただき、新規事業の開 発、それに伴い新会社の設立、そこで木村さんから 株主になって欲しいと言っていただけるまでの関係と なっています。ほんと素敵な笑顔の持ち主で、いつも ニコニコされていて周囲の人達に温かみある言葉を 投げかけ、コミュニティも作っていらっしゃる社交家だと 感じています。

◆なんのために働いているのか見えなくなり大企業を辞め独立の道へ 小学校 4 年ですでに中 3 の数学をスラスラ解いている子供時代、数字に滅法強い人っていますね、まさ にそのまま育ったのが木村さん。数字、数学から経済活動に興味が湧いてきた学生時代、そこからお金、 貨幣の動きを見ていくことで経済の流れを紐解き、事業、企業が、モノやサービスを展開していく中で【価値 交換】の媒体としての【お金】その研究から、社名に行き着くことになったそうです。経済性豊かなことに興味 があったことではないということですね。この【価値交換】の現場を見たいと思って某鉄鋼系大手企業の財務 部へ。そこでダイナミックな仕事をと思って入社するも、常に上席を気にする社内体質、まさに忖度の連続に 嫌気が増し 2 年と少しで退職の道へ。 すぐに起業を選択せずに、1 年ほど派遣社員として活動、OA 商社最大手で経理業務をすることに。あま りに木村さんのレベルが高すぎで、一日会社にいて、30 分で本来業務は完了し、【本業外】を沢山、マル チにこなして、最後には社員のゴーストライターを引き受け、社内論文で社長表彰まで獲ってしまう離れ業 まで。この時期、1 年という短い期間でしたが、圧倒的な【アウトプット】を行えたことが今の活動に好影響と なっていると感じました。なんでも経験していることの強みですね。 そこから独立し、フリーランスとしての活動へ。今ではもう行っていませんが、『金持ち父さん 貧乏父さん』で 有名になったロバートキヨサキさんと日本で唯一のパートナー契約を結び、キャッシュフローを学べる【ボードゲ ーム】を活用して、起業していこうとやる気ある方、会社、自宅以外の第 3 の居場所を求めている方、自 立感ある方、いわゆる前向きに、貪欲に生きていこうと思っている方々が木村さんの周りに集まりはじめたそ うです。時には 100 名で BBQ 大会を開催したこともあるそうです。まさに今話題、重宝がられるコミュニテ ィマネージャーとしての才覚が開花していた時期と木村さんは振り返ります。木村さんの人の話を傾聴でき る、温かみあり、親切に対応するそんな姿勢に人々が集い、事業プランの検討会、投資についての勉強会 を開催していく中で、【起業】する方々が 20 社を超えてきました。

◆新しい雇用創出につながる事業【BizMow】へ 私と出会ったのがちょうど 2014 年の頃、この起業創出、独立起業を支援している時でした。木村さんはそ の時に独立する方々が、バックオフィスの業務が苦手であることに気付きボランティアで手伝っていました。そ こに私が、そのボランティアを事業化すれば良いのでは?とアドバイス、独立起業した人々だけを相手にする のでなく、既に立ち上がっている企業、特に経理事務のなり手の少なさを感じている経営者のお役立ちのた めに事業を大きくするようお伝いさせて頂きました。CFO 不在の中小企業は世の中にはたくさんある。さらに 人手不足感、バックオフィス業務が無駄だらけ、特定の社員に偏り、時にはブラックボックス化していて、引き 継ぐことすら出来なくなっている。そんな課題も見えてきたことから、木村さんはこの課題へのお役立ちの専門 会社を設立することに。それが名参謀となりました。その際、私からは【参謀’s(サンボウズ)】が良いので は?とかなり押したのですが、坊主みたいで却下されました。(笑)ちなみにこの会社設立の最終段階で の打ち合わせ場所は、なんとサイボウズの本社が入っているビルの地下カフェというおまけ付き。。。。

いずれにしてもご縁があったということです。 この新会社の業務の中心となっているコア部分業務領域は以下です。

・事務と経理を幅広く対応させていただいておりますが、特に以下の業務を担当させていただくことが多いそうです。

■事務 ・セミナー等のイベントやプロモーションの事務局(名簿管理、入金管理、お問い合わせ対応) ・秘書業務全般(お問い合わせ対応、スケジュール調整、出張手配) ・LP の制作、修正

■経理 税理士さんでは手いっぱいで引き受けにくい下記のような業務 ・記帳代行 ・請求書発行、経費精算、プロジェクト収支計算 ・月次経営レポート作成(管理会計)

上記について詳細はこちらです。

1 採用コスト不要! 貴社の業務に合わせた最適なスタッフが、明日から業務を担当します。

2 教育コスト不要! 20 人に1人の事務のプロフェッショナルが担当いたします。

3 依頼業務が未整備でもOK!業務設計の得意なスタッフが業務フローのご提案も行います。

4 複数名体制で業務の滞りを防止! 休暇・病欠・離職をカバーし、業務に穴を開けません。

5 細かい業務も大歓迎!1作業 10 分から業務をお引き受けいたします。 同社のサービスの強みは上記になります(同社 HP より)。採用、教育が不要って大きいですね、しかも 10 分単位での仕事発注も。 この事業・サービスを実際に活用していらっしゃるのが、そもそも私のご紹介の鬼頭さん。本当に絶賛してくだ さっています。以下にその記事を。

鬼頭さんの木村さんの事業へのコメントはこちらです。

『単純作業を外注することで重要な価値に工数をかけられるようになった』。この部分は本当に大きいと思 います。 このサービスのネーミングについても伺いました。【BizMow】というのですが、どうしてこの名前に? 『そもそも牛の鳴き声から Mow と名付けました。牛が好き、牛は究極の母性の象徴、人を、企業を支えた いということから BizMow と名付けました』と木村さんは話します。 まさにこの事業により、経営者を支えることを体現化されていると感じます。 現状この事業に集うメンバーは、75 名となっており、40 都道府県にまたがります。在宅勤務での働き方を 提供するものであり、ここに目をつけた複数の行政が手を組みたいと木村さんを訪ねてきているのも頷けま す。 働き手からも超人気であり、ここまで 1500 名、WEB 面談を中心に行っているそうです。今年の 3 月の 実績では 115 名の面談で 3 名の採用となっているそうです。これは如何にレベルの高い方を採用している かということだと思います。中でも木村さんは、スキル重視でなくお客様への気遣いができる人か、ビジネスマ ナーが一定レベルかを採用の根本に寄せて判断しているそうです。 これだけお客様志向で取り組んできた結果、一度契約した企業からの離脱は無いそうです。さすがです。

◆木村さんが目指すこと、将来に向かって 今後の取り組み、目指す姿について木村さんにお聞きしました。 『根本にあるのは「日本が世界経済の模範となること」と「人々が自分らしいライフスタイルを実現すること」の 2つの視点からのご支援です。そのために、志ある経営者の方が本業に集中できる環境づくりをお手伝いし たいと考えております。 これまでは本業以外の部分を巻き取る活動が中心でしたが、最近、働き方改革などのキーワード もあって生産性向上を意識される方が増えたこと、また当社が全社員在宅勤務なのに運営に大きなトラブ ルもなく離職率も低く抑えられていることから(昨年の退職者は1名だけ)、下記のようなご相談をいただ くことが増えてきました。 ・業務フロー全般や IT ツールの活用などの業務効率化 ・在宅勤務の導入、もしくは在宅勤務時の社員マネジメント ・組織のマネジメント、組織の活性化 今後は社員に経営コンサルタントになってもらう教育をしようと考えております。業務効率化のスキル→組織 マネジメントのスキルを身に付けてもらい、いまは私しか対応できないような相談に、社員も対応できるように していくことが、当社の経営理念にそった価値提供につながると考えております。 とはいえ、社内にはエンジニアがいませんので、当社の考えている業務効率化を形にしてくださる開発会社さ んや、すでに生産性アップのサービスをお持ちの会社さんとは、ぜひ連携していきたいと思っております。』 と益々楽しみな世界観をお持ちの木村さん。不確実な時代において劇的な変化を読み解き、延長線上 で判断しないことが本当に大切だと思います。社長が本来業務に専念できる環境を提供され、木村さんの 周りに集う皆さんがイキイキされていることが楽しみでしかたありません。これからの展開にご一緒できますように。

※このコーナーは、お世話になっている、ブレイン・サプライ社が毎月発行している【ブレイン・サプライ通信】に、私が日々の出会いの中で、仲良くして頂いております、企業様、経営者様について話題をお伝えするコーナーである【今月の縁結び】と連動している企画です。内容に若干不明な場面もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。