教えるとは、希望を語ること 学ぶとは誠実を胸に刻むこと この時期大切にしたいと思います。

ー杉浦佳浩

教えるとは、希望を語ること 学ぶとは誠実を胸に刻むこと この時期大切にしたいと思います。


2019年 04月 15日

おはようございます!

『教えるとは、希望を語ること
学ぶとは誠実を胸に刻むこと』
この時期桜も散り始め、
若葉の新芽が輝きますね。
新卒の皆さん、
新たな一歩を踏み出した皆さん、
と多数お会いさせていただき、楽しく
談笑させていただけるのこの季節。
教育コンサルの仕事はしておりませんが。。。
有り難く。
1943年まさに戦火の中、フランス
レジスタンス詩人のルイ・アラゴンさんが
この詩を詠んだそうです。
今とは比べ物にならない
厳しい環境でこの詩。
希望と誠実を噛み締めないと、
ですね。
この詩を知ったのは最近ですが、
まさに、希望を語ることの大切さを
感じてました。
社会に出る
セカンドキャリアの場へ
大変だ 大変だと叫んでも意味なし。
希望を胸に一緒に一歩を踏み出せる
オッサンでありたいと思います!
年齢差に関係なく、
誠実に学ぶことも忘れない1週間に!
今週も
よろしくお願い申し上げます!
それにしてもオッサンの劣化が激しい。
私もそう感じておりました。
文中の
「会社や社会が示すシステム乗っかってさえいれば、
豊かで幸福な生が送れる」という幻想。
その幻想に気づかずある日突然、崖っぷちに。
だからこそ、若い世代の方々と親交を
しかも楽しく持つべしと感じます。
【劣化するオッサン社会処方箋】
山口周氏響く言葉より…「オッサン」定義を明確しておきたいと思います。
「オッサン」という用語は、単年代と性別という口動態的な要素で規定される一群ではなく、ある種行動様式・思考様式を持った「特定物像」として定義される、ということです。
「特定物像」とは次ようなもです。1. 古い価値観凝り固まり、新しい価値観を拒否する
2. 過去成功体験執着し、既得権益を手放さない
3. 階層序列意識が強く、目上媚び、目下者を軽く見る
4. よそ者や異質なも不寛容で、排他的

お読みいただければすぐわかるとおり、中高年男性として分類されるであっても、こ物像」該当しないは数多く存在します。
これを逆いえば、いわゆる「オジサン」該当しない年代あっても「オッサン化」しているがいくらでもみつけられるということでもあります。

皆さんもよくご存知とおり、昨今日本では、50歳を超えるような、いわゆる「いい年をしたオッサン」よる不祥事が後を絶ちません。
例えば…
●日大アメフト部監督よる暴行事件発覚後雲隠れ
●大手メーカーよる度重なる偽装・粉飾・改竄・隠蔽
●日本ボクシング連盟会長よる助成金不正流用や暴力団と

これら社会的事件ほかも、「オッサン劣化」を示す小事件は枚挙いとまがありません。
例えば、駅や空港、病院など公共場で、ささいなこと激昂して暴れたり騒いだりするオッサンが後を絶たない。
民営鉄道協会が発表している平成27年度発生した駅係員・乗務員へ暴力行為関する調査集計結果よると、加害者年齢構成は、60代以上が188件(23.8%)と最多で、これ50代よる153件(19.3%)が続いている一方、一感情コントロールが上手できないと考えられがちな「若いもん」、つまり20代以下数値は127件(16.0%)となっていて全年代でもっとも少ない。
本来、社会常識やマナー模範となるべき中高年が、些細なことで激昂して暴れているわけで、まったくこ世代たち間的成熟はどうなっているだろうかと考えさせられます。

なぜオッサンは劣化したか…
現代50代・60代「オッサン」たちは、「大きなモノガタリ喪失以前社会適応してしまった「最後世代」だという点です。
「大きなモノガタリ」つまり「いい学校を卒業して大企業就職すれば、一生豊かで幸福暮らせる」という昭和後期幻想形式とともキャリア階段を上り、「大きなモノガタリ」終焉ととも、社会表舞台から退いていった、ということです。
つまり「会社や社会が示すシステム乗っかってさえいれば、豊かで幸福な生が送れる」という幻想なかで過ごしてきたです。
これは格形成決定的な影響を与えたと思います。
貴重な20代を、バブル景気浮かれる世中で「会社言うとおやっていれば金持ちなって別荘くらいは持てるさ」という気なかで過ごしてしまったことは不幸だったとしか言いようがありません。
「大きなモノガタリ」喪失前20代という「社会や向き合う基本態度=OSを確立する重要な時期」を過ごした、社会からそれを反故(ほご)された世代なだということを考えれば、彼らが社会や会社対して「約束が違う」という恨みを抱えたとしてもおかしくはありません。

加えて指摘しておきたいが、2018年時点で50代・60代となっているオッサンたちは、70年代絶滅した「教養世代」と、90年以降勃興した「実学世代」はざま発生した「知的真空時代」若手時代を過ごしてしまった、という点です。
教養世代というも奇体な言葉ですが、平たくいえば「教養習得価値を置く世代」ということなるでしょうか。

70年代半ばから80年代かけ、学生はどんどんバカなっていきます。
現象を象徴的示す言葉として、当時マスコミで盛ん揶揄されたが「大学レジャーランド化」という表現でした。
ここきて「教養世代」は絶滅し、90年代以降「実学世代」黎明まで10年間を「知的真空」状況が継続することなります。

「教養世代」対置される「実学世代」というは、「実学習得価値を置く世代」ということなります。
平たくいえば経営学や会計など「手っ取り早く年収を上げるため学問」を重視する世代ということです。
ような価値観が学生あいだで支配的なった理由は容易像できます。
ソコソコ大学を出てソコソコ会社入ってソコソコ頑張っていればお金持ちなって幸せなる、という昭和「大きなモノガタリ」喪失されたあと、社会で支配的なった「新しいモノガタリ」が「グローバル資本主義」でした。
あらゆる国あらゆる産業が世界中競争相手と戦い、ごく一部強者だけが勝ち残り、残りすべては敗者となって社会底辺沈んでいく、という過酷な「モノガタリ」です。

バブル景気崩壊と今日まで連綿と続く日本企業経営迷走状態が始まり、「大きなモノガタリ」は唐突終幕となり、「グローバル資本主義下おける弱肉強食世界」という「新しいモノガタリ」が始まります。
「新しいモノガタリ」が提示する新しいシステム適応しようとした々が、「実学世代」ということなります。
実学世代では、経営学知識と英語とプレゼンテーションスキルがもっとも重要なリテラシーとなり、生をいかショートカットして効率的年収を上げるかというゲーム、いわゆる「カツマー」(勝間和代あこがれること・年収をあげる)などと揶揄(やゆ)される類ナイーブな々が大挙して参加し、そしてカモされました。

60年代学生生活を送った「教養世代」はすでほとんどが引退し、社会システム上層部では「知的真空世代」が重職を独占し、下を「実学世代」がかためるという構造なっています。
これはつまり「古いモノガタリ適応した」が、「新しいモノガタリ」を前提した社会上層部居座って指示命令しながら、「新しいモノガタリ適応した」が、中層から下層でそ指示命令を実行部隊としてこなしているという歪んだ構造なっている、ということです。

状況を別角度から照射すると、「アートもサイエンス弱いオッサンたち」という問題が浮かび上がってきます。
「教養世代→知的真空世代→実学世代」という推移を考察してみれば、「教養」が「アート」、「実学」が「サイエンス」対応する関係がすぐ読み取れます。
「教養」はそまま英語訳せば「リベラルアート」となります。
ここでいう「アート」は、いわゆる「美術」以上、つまり、リベラルアート=をして自由思考させる学問、が含まれているわけです。

『劣化するオッサン社会処方箋』光文社新書

山口周氏は、現代は、劣化したオッサンたちがリーダーなっている時代だという。
組織トップ一度でも三流(劣化したオッサン)を据えてしまうと、自浄作用は期待できない。
なぜなら、それは、日大アメフト部やや日本ボクシング連盟などを見ればよくわかる。
劣化したオッサンまわりは、それを忖度(そんたく)するさら劣化したオッサンが集まるからだ。

ような状況若者が対抗するは、「エグジット」という考え方が必要だという。
エグジットとは「出口」ことだが、権力者影響下から脱出するということ。
昨今、「転職」や「副業」ということが盛ん言われるが、こグジット一環だと考えればよく分かる。
旧態依然とした変化できない「劣化したオッサン」組織から決別し、若くて斬新な組織移れば、今まで悩んできたことは何だったかと思うほど、新しいこと挑戦できることは多い。

もう一つ対抗手段は「オピニオン」。
オピニオンとは、おかしいと思うことついてはおかしいと意見をすること。
一連不祥事を起こした企業身を置きながら、オピニオンもエグジットもしないということは、これら不祥事自分も加担したと同じことなるからだ。

そして、こ「オピニオン」も「エグジット」も自分キャリアが危険さらされるからやりたくない、と思っているは多い。
山口氏は、そためは、今組織だけでなく外世界出ても通用する汎用性高いスキルや知識という「的資本」を身つけ、信用や評判といった「社会資本」を厚くすることで、自分モビリティ」を高めることが必要だという。
「モビリティ」とは、仮現在属している組織を抜けたとしても、今と同様生活水準を維持できる能力こと。
どんな場所移っても、自分正味現在価値が変わらないということ。

「劣化するオッサン社会処方箋」
「オピニオン」や「エグジット」を使えるよう、自分「モビリティ」能力を高められるでありたい。

上記の【劣化するオッサン社会処方箋】については
人の心に灯をともすより引用しています。
この山口さんのお話は、本当に処方箋と感じます。
お世話になっています、りそな銀行さんでの私のビジネスリポートにテーマに
させていただいた副業解禁私のテーマにも通じると思います。
再現性とマインドそして、信用、これを大切にすれば必要とされる人財で
あり続けられると感じる次第です。
下記参考まで。