杉浦 佳浩 オフィシャルサイト

ご縁結びのコーナー第27回 株式会社Relic 代表取締役CEO 北嶋 貴朗様

2017年04月18日

ここ最近お会いする20代〜30代前半、
そのなかでも特に東京でお会いする若手の起業家、
事業家の皆さんに共通することは、【自立】を感じることです。
今まで、色んな場面で事業をスタートされる方々の
プレゼンをお聞きして参りましたが、
必ずその際にセット化されていたのが【資金調達】についてでした。

 

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以前は『この事業を開始するのに、これくらい必要なんです〜』
という相談が必ず聞かれましたが、ここ最近お会いする皆さんは
『自分で稼ぐ事は出来るので、足元の資金は現在心配していません!』とか
『事業をブーストさせるタイミングまでは特段資金を必要としていません』と、
こんな返事が返ってきます。

 

本日ご登場の北嶋さんも同様、
『自分自身の事業を創っていく中で食い扶持くらいは自分で稼ぎます。』
とハッキリ言い切られたことが鮮明に記憶があります。
来月で起業して約1年半、
新規事業開発やスタートアップの創出〜成長支援を、
第3の資金調達と言われるクラウドファンディングのプラットフォームや
中小企業・ベンチャー企業向けのマーケティング・営業支援の
クラウドサービスのような自社WEBサービスを活用したり、
オープンイノベーション支援等を通じて実現し、
そこから地方創生と絡めて展開もしていくという、
中々オモシロイ事業を創造中の北嶋さん、
Relic社についてお伝えしたいと思います。

 

★最初に北嶋さんの人となりを。

 

2008年に大学を卒業、
前年の就職活動中に大手企業に勤める諸先輩に会うも、
全く興味も湧かなかったということで、
その頃から社会人3年で独立起業をすることを決めて、
人気ランキング上位に入っていた当時有名人材採用系ベンチャー企業に入社。

 

前途洋々で出社するも待っていたのは、急激な業績不振の経営状態。
折角入社した会社でありながら、
【自分で新しい仕事を創造しなければ、仕事がない】状況。
そこを前向きに、ポジティブに、1年目から、
新規事業を開発していくという新人にしては中々無い経験を自ら望み活動。
仕事が無い事で、自分自身の仕事を割り振ること、
【独り】ワークシェアリングにチャレンジするという、
働き方の多様性を会社事情とは言え新人時代から経験されたそうです。

 

この新卒で入った会社のことを、北嶋さんは、
『時流に乗り成長したものの、そのビジネスモデルが通用しなくなった際に
改革できるほどの能力が個々にも組織全体にも無かった』と振り返る。
何よりも経営的なレベルで大局を変えられるような
【個】の力を身に着けないと何も意味が無いことを意識し、
新規事業の立ち上げという経験値が一定有ってこそできる仕事を、
全く社会経験が無いところから作り上げることが出来る人財に。

 

いよいよ会社も厳しくなり、
休業状態で実質個人事業主と言うような環境下で退職を決意、
そのまま起業を考えつつも、もう一度、
新規事業に特化したコンサルティングファームに転職、
中小企業、ベンチャーから大手企業に至るまでの幅広いプロジェクトを
若くしてマネージャーとして牽引することに。

 

このコンサルティングファーム時代に、クライアント先企業に常駐し、
半年から1年掛けてプロジェクトを動かすような活動をされていたそうで、
その中で、ガラケーからスマートフォンへ移行する
ダイナミックな変化を目の当たりし、感動しながらも、
やはり自分で事業を興すこと=起業の決意を固めようとするも、
ご家庭の事情もあり、もう一度会社勤めとして、
26歳でDeNA社に転職することに。

 

同社では、主にEC事業領域での新規事業/サービスの立ち上げや、
事業戦略/事業企画、大手企業とのアライアンス、
共同事業の立ち上げのマネージャーとして
数々の事業の創出~成長を担う責任者を歴任したそうです。
ただ、入社当初から、華々しい上記の仕事をすることは無く、
最初の3ヶ月間は、ゴリゴリの営業をやっていたそうで、
そこで実績を上げることが出来て初めて、やりたい仕事、
職種に付けたそうです。

 

この営業時代には歴代記録を塗り替える実績を叩き出し、
周囲も認める成果を作り、通常の5倍の成果達成をされたそうです。
素晴らしいですね。
ご本人からDeNA時代の実名でのご実績をお聞きしましたが、
世界的企業から地域の有力企業まで華々しく、
ビックリの連続のお話でした。

 

このDeNAへ転職から3年、数多くの実績を作り、
29歳でついに起業されました。
このように、社会人時代のお話を伺っていますと
【自立と自律】そして【稼ぐ力】を経験を経て
備えていらっしゃることがご理解できると思います。

 

起業して何を行うか?自身の生活費は自分で稼ぐ。
そこを当たり前の感覚で行いながら、
起業する目的、チャレンジすることをさらに持っておく。
そこが冒頭からお話している、北嶋さんの素晴らしいところ。

 

★社会的意義や価値をどこに求めるか?

 

北嶋さんは、日本のスタートアップや新規事業がなぜ
これほどまでに立ちがらないか?という課題を常々感じており、
それを様々なアプローチでサポートするのが自分の役割であり、
そこにフォーカスした事業を、ということで、
現在のRelicの事業を立ち上げました。

 

自分自身が事業を立ち上げた経験から、
事業を立ち上げるに当たっての経営リソース、
いわゆる人・物・金・情報/ノウハウを十分に提供し、流通させること、
そして事業のリスクを最低限に抑えることができれば、
もっと日本の事業開発が活性化すると考えました。

 

例えば、第3の資金調達やテストマーケティングの手法として、
【クラウドファンディング】を幅広い活用ができるようにしていきたいと
事業を立ち上げられました。
問題意識としては、既存のクラウドファンディングでは、
まだまだ市場や案件規模も小さく、
自分が追い求める理想とはほど遠いというところから
自身でクラウドファンディングのプラットフォームを創る構想を持ち、
【ENjiNE】を開発リリースに至りました。
(クラウドファンディングENjiNEとは、こちら

 

さらに如何に身内からの集客や支援で終わっているクラウドファンディングを
多くの世の人々に知らせるか?という観点から、
元々大きな【人】のネットワークを抱えている会社との提携を模索。

 

私もこの頃、昨年夏に北嶋さんに出会ったのですが、
その頃から、大手企業と如何に連携するかのアイデアをたくさんお持ちで、
中々簡単ではない大手企業との連携を『やるしかない』の突破力で、
晩秋にはリリースまでこぎ着けた一連を拝見して、
実行力、具現化の半端ではない力の持ち主とさらに思った次第です。
平成28年11月24日には、世界最大の経済メディアグループである
日本経済新聞社との事業パートナー契約の発表をされました。

 

★下記にそのリリースの内容を。

 

 

株式会社Relic(東京都文京区、代表取締役CEO:北嶋貴朗)は、株式会社日本経済新聞社(東京都千代田区、代表取締役社長:岡田直敏)株式会社新東通信(愛知県名古屋市、代表取締役会長兼社長:谷喜久郎)と事業パートナー契約を締結して、2016年11月24日より購入型クラウドファンディングサービス「未来ショッピング Powered by ENjiNE」を開始いたしました。

 

同時にNIKKEI STYLEサイト内に「未来ショッピングチャンネル」を開設します。この仕組みにより、大手企業のテストマーケティングや
ベンチャー企業のイノベーション、さらには地方に点在する優れた技術や、次代に継承すべき伝統産業技術を活かした様々なプロジェクトを支援していきます。

 

企業の経済活動は、技術開発が高度化し国際競争も激化するなど、研究開発から成果までのスピードと効率が一層求められ、イノベーションの重要性が増々高まっています。クラウドファンディングは、資金力やブランド力に乏しい中小企業や大企業における新規事業、
地域行政の取り組み等を支援する仕組みとして大きな可能性を持ちます。クラウドファンディングが1兆円の市場規模を持つ米国では、
新商品のPRやテストマーケティング・新規事業資金の調達の手段として定着し、経済の新たな牽引役として重要な役割を担っています。
一方、日本のクラウドファンディング市場はまだまだ活性化しているとは言えず、支援を求めるプロジェクト品質にばらつきがあることや、支援者層が一般層にまで広がっていないことにより、一過性のアイデア実現に留まっている側面も見受けられます。

 

【未来ショッピングの4つの特徴】

 

1.独自審査による良質なプロジェクトに限定
未来ショッピングでは日本経済新聞社の独自審査により、質の高いプロジェクトを厳選して掲載していきます。大手企業からスタートアップまで、企業が開発したチャレンジングな新製品や新サービス、限定品や限定サービスなどを紹介していきます。

 

2.日経の電子メディアを中心とした高い集客力
日経ID保有者や日経電子版、NIKKEI STYLEなどの日経の電子メディアへ接触するユーザーを中心に支援者を募ることでアイデアの実用化を目指し、ユーザーにとっては他にはないモノ・コトの体験が得られる価値ある場の提供をいたします。

 

3.LINEの公式パートナーである「ENjiNE」への同時掲載が可能
当社が2016年2月より運営するチケット購入型クラウドファンディング「ENjiNE」は、これまで厳選したプロジェクト掲載と徹底したサポートにより、8割以上の高いプロジェクト達成率を維持して参りました。また、2016年10月よりLINE株式会社が提供する「Official Web App」公式パートナーとして対応を開始し、LINEを利用する国内6,800万人以上の登録ユーザーは、クラウドファンディング「ENjiNE」を会員登録や決済の手間なく利用できます。未来ショッピングにプロジェクトを掲載していただく起案者は、
任意で「ENjiNE」にもプロジェクトを同時掲載することが可能です。これにより、より多くのユーザーにプロジェクト内容を訴求して参ります。
※チケット購入型クラウドファンディング「ENjiNE(エンジン)」とは

 

4.資金調達〜プロジェクト成立後の実現・成功までトータルサポート
従来のクラウドファンディングはプロジェクト成立までのサポートに留まりますが、当社ではクラウドファンディング事業の他に、
オープンイノベーションや新規事業開発・インキュベーション、マーケティング・営業等の支援を展開しており、
豊富な実績を持つ当社スタッフや当社と提携するパートナー企業が各プロジェクトのアイデアの発掘から、クラウドファンディングへの起案、プロジェクト成功後の事業化〜成長まで、一貫してご支援いたします。「未来ショッピング」では、上記の特徴を有したクラウドファンディングを活用し、日本のイノベーション力向上に資する仕組みを構築してまいります。

 

 

今後も上記のみならず、全国各地で事業連携を行っていかれる事が楽しみです。

 

上記のクラウドファンディング事業以外にも、
大手企業とベンチャー企業との協業による新規事業開発を促進する
オープンイノベーション支援の「asta*ENjiNE」や
新規事業開発コンサルティング、社内ベンチャー制度や
アクセラレーションプログラム運営支援サービスの「ignition」
AIや特殊技術を活用したマーケティングオートメーション
SFAのクラウドサービス「Booster」など、
様々な事業を展開しています。

 

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この文章をお読みの皆様にも
【新規事業開発やオープンイノベーションの促進】
【新商品や新サービスのPR】
【テストマーケティング】
【資金調達の新しい手段】として、
北嶋さんやRelicの皆さんと交流が始まればと思っている次第です。
(株式会社Relic様HPはこちら

 

 

※このコーナーは、お世話になっている、
ブレイン・サプライ社が毎月発行している【ブレイン・サプライ通信】に、
私が日々の出会いの中で、仲良くして頂いております、
企業様、経営者様について話題をお伝えするコーナーである
【今月の縁結び】と連動している企画です。
内容に若干不明な場面もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。